楽天モバイルは、月額3278円でネットと国内通話が使い放題のお得な料金プランが魅力のサービスです。
テレビCMや街頭広告で目にする機会が増えてきた楽天モバイルですが、契約後に後悔しないためにはサービス内容や特徴を事前に理解しておく必要があります。
そこで今回は、楽天モバイルで後悔しない為に知っておくべき全ポイントを徹底解説します。
本記事を参考に、楽天モバイルが自分に合ったサービスかどうか判断し、契約を検討してみてください。
楽天モバイルで後悔する10のデメリット
では、さっそく楽天モバイルのデメリットについて解説していきます。
楽天モバイルで後悔するデメリット
- 楽天回線の対応エリアが狭い
- 電波が不安定な場所がある
- 大手キャリアに劣るサポート体制
- アプリを経由しない音声通話は有料
- 動作保証外の機種がある
- 店舗数が少ない
- データ1GBまで無料は終了
- キャリアメール持ち運びサービスは有料
- android端末が少ない
- akuten Hand 5G は物理SIM非対応
以下、それぞれ詳しく紹介していきます。
【後悔ポイント1】楽天回線対応エリアが狭い
楽天モバイルは新規参入して間もないサービスです。
そのため楽天モバイルの対応エリアは限られているのが現状です。
楽天モバイルの対応エリアは狭いのですが、エリアの外では自動的にパートナー回線と呼ばれるauから借りている電波につながります。
つまり楽天モバイルは二つの電波を使っているのです。
- 楽天モバイルの電波
- auから借りているパートナー回線の電波
以前、この二つには明確な違いがありました。
楽天モバイルエリアは無制限、パートナー回線は5GBが上限だったのです。
そのため、パートナー回線エリアの方は無制限で使えず、契約を後悔する方も多かったのです。
2023年からは対応エリアでは後悔しない!
しかし、2023年に楽天モバイルは「楽天最強プラン」をリリースしたため状況が大きく変わりました。
「楽天最強プラン」は以下のような特徴があります。
- 人口カバー率99.9%
- 日本全国どこでもデータ無制限
まず、人口カバー率は楽天モバイルエリアとパートナー回線エリアを含めて99.9%と他社キャリア回線と同じになりました。
さらに、auから借りているパートナー回線エリアでも無制限で使えるようになりました。
要するに日本全国どこでもデータ無制限で利用できるのです。
以前パートナー回線エリアにあった5GBの上限が撤廃されたため、データ制限にかかって契約を後悔するケースもなくなりました。
他社キャリ回線は無制限プランが各種割引なしで7000円を超えますが、楽天モバイルは最大3278円と半額近いです。
コストパフォーマンスが圧倒的に優れた無制限の携帯回線として注目を集めています。
【後悔ポイント2】電波が不安定な場所がある
楽天モバイル対応エリア内であっても、建物内や地下鉄など電波が弱い・不安定な場所が存在します。
そのため「繋がりにくい」と後悔するケースがあります。
楽天回線はドコモ・au・ソフトバンクと異なり「プラチナバンド」に対応していません。
プラチナバンドとは?
700M~900MHzの周波数帯を指す呼称。総務省によって各通信事業者に割り当てられている。
プラチナバンドは、屋内や地下でも電波が浸透しやすいという特徴を持っています。
このプラチナバンドがないと、建物の奥や、陰などで繋がりにくい現象が起きやすいのです。
現在、楽天モバイルはプラチナバンドに非対応ですが、いずれプラチナバンドに対応する事が2023年10月23日に発表になりました。
速ければ024年中のサービス開始をめざしますが、全国が対応するにはあと数年かかる見込みです。
プラチナバンドがない間は、楽天モバイル側でもアンテナ数を増やす、パートナー回線エリアを増やすなどして対策を進めています。
特にパートナー回線はau回線であるためプラチナバンドに対応しています。
そのため現在、楽天モバイルは繋がりにくい場所ではパートナー回線を積極的に利用しています。
【後悔ポイント3】大手キャリアに劣るサポート体制
楽天モバイルの電話やチャットでのサポート対応はあまり評判がよくありません。
電話で問い合わせてもオペレーターに繋がりにくかったり、チャットで質問しても返答が翌日に送られてくるなど、レスポンスが遅いことが原因です。
また、楽天モバイルは全国に1000店舗以上実店舗があるので、店頭で対面サポートを受けることもできます。
【後悔ポイント4】アプリを経由しない音声通話は有料
楽天モバイルは、専用アプリ「Rakuten Link」を利用した音声通話なら日本全国どこにかけても通話料が無料です。
しかし、Rakuten Linkを経由せずおこなった発信に関しては、30秒あたり22円の通話料が発生してしまうので注意してください。
スマホの通話料を無料にしたい方は、少々手間ではあるものの、必ずRakuten Linkから電話をかけましょう。
通話無料にするために、いちいちアプリを立ち上げる必要があるため、面倒に感じて後悔する場合もあります。
また、通常の音声通話と比べてRakuten Linkは音質や安定性があまりよくないので、通話品質を重視する方には向いていません。
音質というのは普段は気になりませんが、悪くなってみると耳障りなものです。
気のおけない友人や家族の間なら多少、通話音質が悪くても良いでしょうが、仕事の相手となるとクリアな音質でないと支障が出るケースもあります。
参考楽天モバイルの通話はかけ放題無料?Rakuten Linkの注意点
Rakuten Linkでの通話音質が低いために楽天モバイルには「15分(標準)通話かけ放題」というオプションがあります。
このオプションはRakuten Linkではなく通常の通話が15分かけ放題になるもので月額1100円。
Rakuten Linkでは心もとない方は、こちらの通話かけ放題オプションを追加するのがおすすめです。
楽天モバイルは最大に利用しても3278円。これに15分のかけ放題を追加しても4378円なのでまだまだ安いです。
またRakuten Linkはほとんどの端末に対応していますが、全てに対応しているわけではありません。Rakuten Linkが非対応で後悔しないため対応機種をチェックしておくと良いでしょう。
【後悔ポイント5】動作保証外の機種がある
楽天モバイルは、独自のオリジナル機種からiPhone、Androidまで様々な機種に対応しています。
しかし、楽天モバイルで購入した端末や、公式サイトで公開されている動作確認済み端末のリストに載っている機種以外は全て動作保証対象外です。
他のキャリアで購入した機種やSIMフリー端末など動作確認がとれていない端末を使いたい方は、楽天モバイルの保証やサポートを一切受けることができないので注意してください。
参考楽天モバイル対応機種【iPhone・Android】おすすめのスマホ
【後悔ポイント6】店舗数が少ない
楽天モバイルはキャリア回線などで他のキャリア同様、実店舗でサポートを受けられます。
他社のオンライン専用ブランドや格安SIMは実店舗サポートがないため契約して後悔する方もいます。
その点、店舗でのサポートや購入ができるのは、特に初心者には心強い点です。
ただ、その楽天モバイルショップの数は、他のキャリアと比べると決して多いとは言えないのがネックです。
店舗数 | |
ドコモ | 2208 |
au | 2135 |
ソフトバンク | 2237 |
楽天モバイル | 1173 |
2023年2月 MCA調べ
他のキャリアと比べるとおよそ楽天モバイルの店舗の数はおよそ半数なのが分かります。
店舗サポートを受けたい方は、お近くに楽天モバイルの実店舗があるか調べてから申し込むのがおすすめです。
また、来店する際は、来店予約しておくと時間のムダがありません。
来店予約はWEBから簡単にすることが可能です。
【後悔ポイント7】データ1GBまで無料は終了
以前、楽天モバイルは1GB未満だと月額料金がかかりませんでした。
そのため、楽天モバイルをRakuten Linkの通話専用にして、データ回線は別の携帯会社を利用するという「デュアルSIM」運用をしている方が多かったのです。
しかし、現在の楽天最強プランは3GBまで1078円と、最低でも1078円かかります。
以前の情報をもとに楽天モバイルを0円で運用したい方は後悔するので注意が必要です。
とはいえ、楽天モバイルはまだまだ圧倒的に格安です。
最大に使ったとしても3278円ですから一回線目はもちろん、二回線目としてもおすすめです。
【後悔ポイント8】キャリアメール持ち運びサービスは有料
ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルなどから楽天モバイルに乗り換える際、今まで使っていたキャリアメールを楽天モバイルに持ち運んで利用する事が可能です。
以前は、キャリアメールがネックになって乗り換えをためらうケースもありましたが、現在は乗り換えた後もキャリアメールを利用できるようになりました。
ただし、その際、月額料金として330円/月の料金が発生します。(ソフトバンクの場合は、330円/月、または3000円/年)。
とはいえ、楽天モバイルはそもそも月額が安いので、それ程経済的な負担にはならないとも言えます。
また、楽天モバイルには「楽メール」というキャリアメールがあります。
楽天モバイルに乗り換えた後は楽天モバイルのキャリアメール「楽メール」を利用するのも良いでしょう。
【後悔ポイント9】android端末が少ない
楽天モバイルで販売しているandroid端末は決して多くありません。
iPhoneシリーズは非常に充実しているのですが、android端末の種類は10機種ほどと、大変少ないです。
楽天モバイルと申し込みと同時に機種変をしたいandroid端末派の方は後悔する可能性があります。
購入したい端末がない場合は、アマゾンや家電量販店などでSIMフリーのスマホを用意しましょう。
【後悔ポイント10】Rakuten Hand 5G は物理SIM非対応
楽天モバイルを新規申し込みすると1円で手に入る楽天オリジナルスマホ、Rakuten Hand 5G はeSIMのみの対応です。
eSIMとは、スマホに内蔵されたSIMでデータをダウンロードして利用するもので、物理的な形がありません。Rakuten Hand 5G は物理SIM(通常のSIM)に非対応です。
Rakuten Hand 5G で他社の回線を利用する際は設定に手こずる可能性があります。
後悔だけじゃない!楽天モバイルの14のメリット
ここからは、楽天モバイルのメリットについて解説していきます。
楽天モバイルのメリット一覧
- 従量課金制プラン
- データ容量無制限で使い放題
- 格安SIMよりも通信速度が安定している
- 実店舗でサポートが受けられる
- 各種手数料が無料
- 契約縛り、解約金がない
- キャンペーンが豊富
- 端末とセット購入できる
- アプリ経由なら通話料0円
- テザリングが使える
- 海外でも使える
- 楽天ポイントが貯まる
- 口座振替やデビットカード支払いに対応している
- 1日10GBの通信制限は撤廃?
以下、それぞれ詳しく紹介していきます。
1、従量課金制プラン
楽天モバイルの料金プランは、楽天最強プランのみです。
楽天最強プランは、毎月のデータ利用量によって料金がかわる従量課金制のプランとなっています。
楽天最強プランの月額料金は以下のとおりです。
▮楽天最強プラン月額料金
データ容量 | 月額料金 |
〜3GB | 1,078円 |
〜20GB | 2,178円 |
20GB〜 | 3,278円 |
毎月ほとんどデータ通信することがないライトユーザーから20GB以上利用するヘビーユーザー、月ごとにデータ使用量にばらつきのある方でも、無駄なく使った分だけ支払うことができます。
自分がデータをどれくらい使うか目安をつけてから楽天モバイルを契約すると後悔しません。
2、データ容量無制限で使い放題
前述のとおり、楽天モバイルは、自社の設備を利用した「楽天回線」とauから借りているパートナー回線の電波を利用しています。
どちらのエリアで、どれだけデータ通信をおこなっても月額3,278円で利用することができます。
固定回線を契約していない方や、動画やゲーム、Webの閲覧など毎月50GB〜100GB以上スマホのデータ通信を利用する方は、楽天モバイルなら毎月のデータ容量を気にせず使うことができるのでおすすめです。
3、格安SIMよりも通信速度が安定している
楽天モバイルは、電波を借り受けてサービスを提供する格安SIM(MVNO)と違い、自社の基地局を利用しているため通信速度が安定しています。
楽天モバイルは2020年4月に第4のキャリアとなる前は、MVNOとしてサービスを提供していたので、回線が混み合う時間帯に通信速度が著しく低下する傾向にありました。
しかし、自社回線(MNO)に移行した後は問題が大幅に改善しました。
▮楽天モバイルの時間帯別の平均速度情報
時間帯 | Ping値 | 下り(ダウンロード) | 上り(アップロード) |
朝 | 50.37ms | 39.08Mbps | 24.77Mbps |
昼 | 51.58ms | 33.62Mbps | 20.31Mbps |
夕方 | 53.02ms | 45.66Mbps | 21.3Mbps |
夜 | 50.41ms | 34.21Mbps | 19.49Mbps |
深夜 | 50.44ms | 39.3Mbps | 20.91Mbps |
※参考元:みんなのネット回線速度
通信環境の応答速度を表すPing値を見ても分かるように、朝〜深夜までどの時間帯でも下り・上りともに一定の速度をキープしています。
格安SIMに乗り換えてお昼や夜の混雑時間帯の通信速度が遅すぎて後悔している方も多いのではないでしょうか。
楽天モバイルは一日中およそ一定の通信速度が期待できるのが魅力です。
4、実店舗でサポートが受けられる
楽天モバイルは、全国にある楽天モバイルショップで対面サポートを受けることができます。
申し込み方法がわからない場合や契約に関する疑問点など、店舗でスタッフと直接やりとりすることができるので、アフターフォローもバッチリです。
ただし、店舗数は他社キャリアほど多くありません。契約してから後悔しないためにもお住まいの場所の近くに店舗があるか
5、各種手数料が無料
楽天モバイルは、以下のさまざまな各種手数料が無料です。
▮ 楽天モバイルの手数料
ポイント
- 契約事務手数料
- MNP転出手数料
- 契約解除料
- SIM交換手数料
- SIM再発行手数料
- eSIM再設定手数料
請求書発行や家族間譲渡などの名義変更は手数料が発生しますが、契約時や解約時に手数料が一切かからないので、気軽に安心して契約することができます。
6、契約縛り、解約金がない
楽天モバイルには契約期間がありません。
契約期間(契約縛り)がないため、解約金などもないのが魅力です。
契約してみたが予想外で後悔した、なんて場合でも、すぐに気軽に解約できます。
7、キャンペーンが豊富
楽天モバイルではお得なキャンペーンが多数開催中です。
常に様々なキャンペーンを行っているため、見逃して後悔しないようにチェックしておきましょう。
また、端末を1円で購入できるキャンペーンなども開催中です。
例えば、Rakuten Hand 5G やRakuten WiFi Pocketというポケット型WiFiが1円のキャンペーンなどが人気になっています。
参考楽天モバイルRakuten WiFi Pocket 2Cレビュー
キャンペーンは期間が限定されているので公式サイトで確認しておくのがおすすめです。
iPhoneがかなり安く手に入ったりします。
8、端末とセット購入できる
楽天モバイルは、申込時に端末とセットで購入することができます。
最新のiPhone14シリーズからハイエンド〜エントリーモデルのアンドロイド機種、Rakutenオリジナル端末など、ニーズに合わせて自分好みのスマホを豊富な機種の中から選ぶことができます。
9、Rakuten Link経由なら通話料0円
楽天モバイルでは、専用アプリの「Rakuten Link」を利用した国内通話料金が無料です。
通話時間や回数の制限のない完全かけ放題なので、楽天モバイルは音声通話をよく利用される方におすすめのキャリアです。
注意
- (0180)(0570)(188)などへの通話は無料対象外です。
- Rakuten Link未使用時は20円/30秒の通話料金が発生します。
ただし、音質は通常の通話にやや劣るので期待しすぎると後悔します。
通常の通話には問題はありませんが、クリアな音質が必要な仕事の電話は通常の通話の方がおすすめです。
10、テザリングが無料で使える
楽天モバイルでは、テザリングオプションを無料で使うことができます。
申し込みは不要です。
楽天モバイルはデータ容量無制限で利用することができるので、ポケット型WiFi代わりとして使うことができます。
出先でPCやタブレットを使ってネットに接続することが多い方は、テザリングを上手く活用すると便利です。
参考楽天モバイルのテザリングは無料、無制限!やり方、速度を徹底解説
11、海外でそのまま使える
楽天モバイルは、世界66の国と地域で国際電話や2GBまで追加料金不要で高速データ通信を利用することができます。
Rakuten Linkを利用すれば、国際SMSの送受信も無料です。
また、月額980円の国際通話かけ放題に加入すると、対象国への通常発信の国際電話がかけ放題になります。
海外によく行かれる方や、国際電話をよく利用される方でも楽天モバイルなら安心です。
12、楽天ポイントが貯まる
楽天モバイル契約中は、楽天市場でショッピングすると通常よりも+1倍多くポイントが付与されます。
楽天モバイルは、楽天関連サービスを利用するとポイント倍率が上がるSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象となっています。
楽天市場をよく利用される方は獲得できるポイントが増えるので大きなメリットです。
SUP対象サービスとポイント倍率
- 楽天モバイル:+1倍
- 楽天モバイルキャリア決済:+0.5倍
- 楽天ひかり:+1倍
- 楽天カード(通常分):+1倍
- 楽天カード(特典分):+1倍
- 楽天プレミアムカード(特典分):+2倍
- 楽天銀行+楽天カード:+1倍
- 楽天証券 投資信託:+0.5倍
- 楽天証券 米国株式:+0.5倍
- 楽天ウォレット:+0.5倍
- 楽天トラベル:+1倍
- 楽天市場アプリ:+0.5倍
- 楽天ブックス:+0.5倍
- 楽天Kobo::+0.5倍
- Rakuten Pasha:+0.5倍
- Rakuten Fashion アプリ:+0.5倍
- 楽天ビューティ:+0.5倍
楽天ポイントは、楽天モバイルの料金の支払いに充てることもできるので無駄なく利用することができます。
13、口座振替/デビットカード支払いに対応している
楽天モバイルでは、クレジットカード/デビットカード、口座振替や楽天ポイントで毎月の月額利用料金を支払うことができます。
デビットカードは楽天銀行デビットカードのみ対応しており、100円につき1円相当の楽天ポイントを獲得できます。
楽天ポイントでの支払いに一度に利用できる金額は1〜30,000ポイント、ダイヤモンド会員の方は~500,000ポイントまで利用することができます。
14、1日10GBの通信制限がある(と言われていた)
楽天モバイルは、以前1日10GB使うと通信制限にかかると言われていました。
しかし、現在はその通信制限が撤廃されたという見方が有力です。
1日10GBの通信制限は、楽天モバイル側が発表した通信制限ではないのですが、SNSなどでもこの通信制限は話題になって公然の事実とされていたのです。
しかし、2022年の12月頃から、SNSを中心に通信制限がかからなくなった、という口コミが目立つようになりました。
当サイトでも実際に1日10GB以上使ってみましたが、通信制限はかかりませんでした。
あくまで当サイトの検証ではありますが、1日10GBの通信制限は撤廃された可能性が高いです。
楽天モバイルを契約して後悔しない人
ここまで楽天モバイルのメリット・デメリットについて解説してきました。
この項目では、楽天モバイルの契約をして後悔しない人を、以下3つのパターンに分けて紹介します。
楽天モバイルがおすすめな人
・データ容量を気にせずネットを使いたい人
・国内通話を頻繁に利用する人
・楽天関連サービスをよく利用する人
それでは順番に確認していきましょう。
データ容量を気にせずネットを使いたい人
楽天モバイルはデータ通信使い放題です。
月額3,278円で動画や音楽などのストリーミングサービスやオンラインゲームなど好きなだけ利用することができます。
楽天モバイルならデータ使用量を気にせずインターネットを楽しむことができるので、毎月20GB以上データを消費するスマホヘビーユーザーの方におすすめです。
国内通話を頻繁に利用する人
楽天モバイル契約者向け専用の無料アプリ「Rakuten Link」を使うと、国内通話をいつでも何時間でも無料でかけることができます。
Rakuten Linkは追加料金や申し込み手続き不要で、アプリをダウンロードするだけで利用することができるので、国内通話を頻繁に利用する人におすすめです。
また、Rakuten Linkを利用したメッセージの送受信や電話の発着信は、月額基本料金を決めるデータ利用量にカウントされないのも大きな特徴となります。
楽天関連サービスをよく利用する人
楽天関連サービスをよく利用する方は、楽天ポイントが貯まりやすくなるので楽天モバイルへの加入がおすすめです。
楽天モバイルの月々の利用料金100円につき楽天ポイントが1ポイント付与されます。
貯まった楽天ポイントは楽天モバイルの利用料金や楽天市場でのお買い物などで利用することができるので、楽天関連サービスをよく利用する方は楽天モバイルを契約しましょう。
楽天モバイルを契約して後悔する人
続いて、楽天モバイルの契約がおすすめではない人は以下です。
楽天モバイルがおすすめではない人
・毎月のデータ利用量が3GB前後の人
毎月データ容量が3GBあれば十分な人
楽天モバイルは、毎月使った分のデータ容量に応じて料金がかわる従量制プランを採用しています。
データ容量無制限で使いたいという方はどれだけ使っても月額3.278円で利用することができますが、毎月3GB〜5GB程度データ容量があれば十分という人も多いでしょう。
楽天モバイルは3GBまで1,078円と他社と比較してリーズナブルな価格に抑えられていますが、3GBを少しでも超えると月額料金が2,178円に跳ね上がってしまい、格安SIMと比較するとやや割高な料金となってしまいます。
そのため3GB前後の方は契約してから後悔する可能性があります。
楽天モバイルへの乗り換え手順
この項目では、楽天モバイル公式サイト(Web)からの申し込み手順を解説します。
楽天モバイル申し込み手順
- 対応エリアを確認する
- 申し込みに必要なものを用意する
- 公式サイトから申し込む
対応エリアを確認する
まず、楽天モバイル公式サイトの「サービスエリア」から、利用する場所が楽天回線またはパートナー回線(au 4G LTE)の対応エリア内かどうか確認しましょう。
申し込みに必要なものを用意する
楽天モバイルに申し込むために必要なものは以下のとおりです。
楽天モバイル申し込みに必要なもの
- 楽天会員ID/パスワード
- 本人確認書類
- クレジットカードまたは銀行口座など
- 楽天モバイル対応機種
- MNP予約番号
MNP予約番号は他社から楽天モバイルに乗り換える場合に必要です。
た、端末とセットで楽天モバイルに申し込む方は、端末を事前に用意する必要はありません。
ポイント
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 療育手帳
- 身体障がい者手帳+補助書類必要)
- 健康保険証+補助書類必要)
- 日本国パスポート+補助書類必要
- 住民基本台帳カード+補助書類必要
公式サイトから申し込む
対応エリアの確認と、申し込みに必要な書類が揃ったら、楽天モバイル公式サイトから申し込み手続きに進みましょう。
申し込み手順は以下のとおりです。
楽天モバイルWebサイトからの申し込み手順
- 楽天モバイル公式サイトにアクセスする」
- Rakuten UN-LIMIT VI のプランを選択する
- 通話サービスやSIMの種類を選択する
- 端末を選択する(※SIMのみの場合は不要)
- 端末の支払い回数を選択する(※SIMのみの場合は不要)
- 製品保証や関連アクセサリーを選択する(※SIMのみの場合は不要))
- 本人確認書類をアップロードする
- 電話番号を選択する
- 配送先と支払い方法を選択する
- 申込内容を確認する
- 重要事項説明/利用規約を確認する
以上で楽天モバイルへの申し込み手続きは完了です。
申し込みをしてから最短2日(配送日時指定無しの場合)で指定した住所に商品が届きます。
商品が届いたら、必要に応じてSIMカードの挿入やAPN設定、my 楽天モバイルアプリのダウンロードなどをおこなってください。
楽天モバイルを解約する手順
楽天モバイルを契約して後悔している場合はすみやかに解約しましょう。
楽天モバイルには契約縛りがなく、解約金もないため気軽にやめることができます。
なお、他社へ電話番号そのままで乗り換えるMNPの場合に必要な、MNP予約番号も「my楽天モバイル」で発行可能です。
【楽天モバイルで後悔しないために】よくある質問
楽天モバイルを契約して後悔する事はある?
楽天モバイルはプラチナバンドがないため電波の繋がりやすさで後悔するケースがあります。とはいえ、特に都市部ではau回線のサポートを強化して繋がりにくさを改善しています。
楽天モバイルは危ない?
楽天のモバイル事業である楽天モバイルは赤字が続いています。そのため存続を危ぶむ声があるのは事実です。万が一楽天モバイルが危うくなっても急になくなる事は考えにくく後悔することはないでしょう。
楽天モバイルが繋がらない理由は?
繋がらない理由としては対応エリア外であることが考えられます。楽天モバイルは建物の陰や奥に弱い傾向があるので場所を変えてみるのも良いでしょう。それでも繋がらない場合は、通信障害ではないかチェックするのがおすすめです。またスマホのSIMの設定ミスの可能性もあります。
楽天モバイルのau回線はいつまで使える?
一時期、楽天モバイルは自社エリア(楽天モバイルエリア)が十分に拡大している事からau回線(パートナー回線)のローミングを次々と終了していました。しかし、現在は、電波の弱い箇所などで積極的にau回線を利用する方へ方針を転換しました。
楽天モバイルが地下で繋がらない理由は?
楽天モバイルはプラチナバンドがない事から地下が得意ではありません。そのためau回線(パートナー回線)を積極的に利用したり、アンテナを増やすなどして地下でも繋がりやすくする施策を行っています。
まとめ:楽天モバイルを契約しても後悔しない!
ここまで楽天モバイルのメリット・デメリットからどんな人におすすめのサービスなのか解説してきましたがいかがだったでしょうか。
楽天モバイルは各種事務手数料が無料で契約期間の縛りもないのが魅力。
メリット・デメリットをそれぞれ確認してから楽天モバイルを契約すれば、契約後に後悔することもありません。
本記事を参考に楽天モバイルを契約してみてはいかがでしょうか?