ahamoと楽天モバイルは何かと比較されるライバルです。
どちらが本当にお得でしょうか?
今回はahamoと楽天モバイルを料金、エリア等を比較し、最終的なおすすめを決定します。
月額料金なら楽天モバイル、通信の安定性ならドコモ品質のahamoがおすすめです。
ここからは、なぜそういう結果になるのか比較表で見ていきましょう。
ahamoと楽天モバイルの料金プランの比較
ahamoと楽天モバイルは一時期、とても相性がよく、併用していた事があります。
まずは表にして比較してみましょう。
■ahamoと楽天モバイルの比較
ahamo | 楽天モバイル | |
月額料金 | 2970円 | 1078円~3278円 従量課金制 |
家族割 | なし | あり ※110円/月割引 |
学割 | なし | あり ※110pt/月還元 |
こども割 | なし | あり ※3GBまで440pt/月還元 3GB超過後:110pt/月還元 |
データ容量 | 30GB | ~3GB:1078円 ~20GB:2178円 20GB超~無制限:3278円 |
データオプション | 80GB追加:1980円 ※大盛りオプション 1GB追加:550円 | なし |
データ繰り越し | なし | なし |
制限後速度 | 1Mbps | 制限なし |
通話 | 5分無料 超過後22円/30秒 | アプリ使用で無料 通常の通話22円/30秒 |
海外 | 82の国・地域 20GB上限 | 66の国・地域 2GB上限 |
キャリアメール | なし | あり |
留守電話 | なし | オプション (330円/月) |
その他通話機能 | 着信通知サービス | 着信転送:無料 着信通知サービス :無料 割込通話:220円/月 |
店舗サポート | 3,300円/回 | 無料 |
特典 | キャンペーンによる | 楽天ポイント5倍など |
サイト | 公式サイト | 公式サイト |
さらに楽天モバイルはネットも通話も無制限。
ahamoは30GB上限で通話無料は5分にとどまります。
一見、楽天モバイルには死角がないように見えますが、楽天モバイルにも弱点は多いのです。
ここからは重要項目にしぼって、ahamoと楽天モバイルを徹底比較していきます。
ahamoと楽天モバイルどっちが良い?徹底比較!
ahamoと楽天モバイルを項目別に比較しました。
比較項目 | 結果 |
月額料金 | ahamoは定額、楽天モバイルは従量課金 |
通話料金 | 楽天モバイルが安いが品質は低い |
対応エリア | ahamoと楽天モバイルは同等 |
通信速度 | 楽天モバイルの方が高速 |
データ容量 | 楽天モバイルの方が沢山使える |
キャリアメール | 楽天モバイルにはキャリアメールあり! |
乗り換えしやすさ | 楽天モバイルは店頭でサポート |
サポート | 楽天モバイルはサポートが充実 |
セット割 | 楽天モバイルは割引あり、ahamoはなし |
取り扱いスマホ | 楽天モバイルの方が機種が充実 |
気になるポイントをぜひチェックしてみてください。
月額料金の比較:ahamoは定額、楽天モバイルは従量課金
ahamo | 楽天モバイル | |
月額料金 | 2970円 (5分かけ放題付) | 3GB:1078円 20GB:2178円 20GB超過後:3278円 (アプリでかけ放題無料) |
月額料金は楽天モバイルの方が安いです。
楽天モバイルは各種割引が豊富
家族割(最強家族プログラム)は税込110円/月すべてのギガで割引になります。
さらに22歳までなら学割が(最強青春プログラム)が適応され、毎月110円の楽天ポイントの還元があります。
また、楽天モバイルの場合、子供(12歳まで)なら、更にポイント還元による割引があります。
3GBまでなら440ポイント/月の還元が受けられ、月額実質528円まで下がります。
ahamoは5分かけ放題付きでこの料金
ahamoは5分かけ放題がついて2970円。
対して、楽天モバイルは20GBまで2178円。
さらに家族割や学割、こども割などがあり、割引が受けられます。
Rakuten Linkというアプリによる無制限かけ放題があらかじめ付いています。
通話料金の比較:楽天モバイルが安いが品質は低い
ahamoと楽天モバイルの通話料金を比較すると以下の通りです。
ahamo | 楽天モバイル | |
通話料 | 5分無料 超過後22円/30秒 | 【Rakuten Link】 かけ放題無料 【標準の通話】 22円/30秒 |
オプション | かけ放題オプション 1100円/月 | 15分(標準)通話かけ放題 SMS送受信使い放題 1,100円/月 |
ahamoは5分かけ放題があらかじめ付いているのに対して、楽天モバイルはRakuten Linkというアプリ経由の通話がかけ放題無料です。
楽天モバイルには二つの「かけ放題」がある
Rakuten Linkのかけ放題の品質は通常の通話に劣るのが楽天モバイルの難点になります。
ahamo付属の5分かけ放題はVoLITEという通常のスマホのかけ放題ですが、楽天モバイルのかけ放題はアプリ経由なので、品質がやや劣ります。
もちろん、楽天モバイルはアプリなしでも通話が可能なので、Rakuten Linkの通話品質が気になる方は、通常の通話(スマホの普通の通話)を利用する事になります。
楽天モバイルで、アプリ経由ではない通常の通話で「かけ放題」にしたい場合、1100円/月で15分かけ放題オプションが用意されています。
つまり、楽天モバイルにはアプリ経由のかけ放題(無制限かけ放題)と、通常の通話のかけ放題(15分かけ放題オプション)があるのです。
ahamoと楽天モバイルの通話は「品質」で判断が分かれる
なお、ahamoの通話し放題のオプションは月1100円。SMSには別途料金が発生します。
オプションをつけると月額料金が4070円になり割高感があります。
ahamoと楽天モバイルの通話に関しては、Rakuten Linkの品質をどう考えるかによって判断が分かれます。
Rakuten Linkの通話品質でもOKなら、アプリでかけ放題無料の楽天モバイルの方が優れています。
通話品質にこだわるならば、無制限のかけ放題が1100円のahamoを選んだ方が良いです。
対応エリア比較:ahamoと楽天モバイルは同等
意外と感じるかも知れませんがahamoと楽天モバイルの対応エリアは同等です。
ahamo | 楽天モバイル | |
人口カバー率 | 99.9% | 99.9% |
4Gエリア | ドコモ回線 日本全国 山間部、地方にも強い | 楽天モバイル回線 KDDI回線 |
5Gエリア | 首都圏中心 地方都市でも対応済みあり | 首都圏中心 地方都市はまだ少ない |
特にここ数年で楽天モバイルの対応エリアは人口カバー率99.9%と三大キャリアと並びました。
ただし、重要な違いがあるので丁寧に見て行きましょう。
ahamoの対応エリア
ahamoの人口カバー率は99.9%。
ドコモのオンライ専用ブランドなのでドコモ回線を使います。
そのため対応エリアは地方都市はもちろん山間部まで広くカバーしています。
ahamoのスマホを地方に持っていって繋がらない心配はまずないでしょう。
更に高速な5Gのエリアも急ピッチで広がっています。首都圏はもちろん地方都市でも5G対応のエリアがかなりあります。
楽天モバイルの対応エリア
楽天モバイルの対応エリアもahamoと同じく人口カバー率99.9%です。
ただし、二つのポイントがあります。
- 楽天モバイルは自社回線とKDDI回線
- 5Gエリアはahamoより狭い
まず、楽天モバイルは自社の楽天モバイル回線とKDDIから借りているローミング回線とを合わせて利用します。
二つの回線はシームレスに切り替わるので、特に問題ないのですが、残念なのが、KDDIから借りている回線は4G回線のみだという点です。
自社回線は5G対応ですが、KDDIから借りている回線が4Gのみなので、必然的に5G対応エリアが狭くなります。
具体的にエリアをみてみましょう。
ピンク色は4Gエリア、緑色が5Gエリアです。
5Gエリアもそこそこ広いのですが、ahamoと比較すると残念ながら見劣りします。
楽天モバイルはプラチナバンドに対応中
もう一つ、楽天モバイルがahamoに劣っている点は、プラチナバンドに対応中なことです。
楽天モバイルは、つい最近プラチナバンドに対応しましたが、全国的な整備までは数年かかると言われています。
プラチナバンドは建物の奥や入り組んだ場所に強い電波。
楽天モバイルはプラチナバンドが整備された地域が狭いため、対応エリア内であっても、「何か繋がりにくい」という事が起こりがちです。
その欠点を解消するために、プラチナバンドの整備を急ピッチで進めている最中なのです。
電波の繋がりやすさの点では、楽天モバイルよりahamoの方がよいです。
楽天モバイルはまだ発展途上と言えます。
通信速度の比較:楽天モバイルの方が高速
ahamoと楽天モバイルの通信速度の比較は以下の通りです。
リアルに使っている方々の実測の平均値です。
ahamo | 楽天モバイル | |
下り平均 | 65.92Mbps | 90.89Mbps |
上り平均 | 10.7Mbps | 27.11Mbps |
※みんなのネット回線速度調べ
実測の平均では楽天モバイルの通信速度の方がahamoより高速です。
とはいえ、ahamoも決して遅いわけではなく、通常の利用には全く問題ありません。
ちなみにNETFLIXの高画質に必要な速度は5Mbps、かなりの速度を必要とするZoomでさえ10Mbpsあれば十分です。
以前はドコモ回線のahamoの方が高速でしたが、最近は「パケ詰まり」問題もあり、ドコモ回線のクオリティが下がりがちです。
特に速度面がシビアに問われるとしたらテザリンングの場合です。
テザリングとはスマホからWiFiを出してPCやタブレットのネット環境を整える仕組み。
ahamoも楽天モバイルもこのテザリングが無料で使えます。
データ容量の比較:楽天モバイルの方が沢山使える
次はahamoと楽天モバイルのデータ容量を比較してみましょう。
それぞれの強みと弱みがはっきりと分かります。
ahamo | 楽天モバイル | |
データ容量 | 30GB | 無制限 |
ahamoのデータ容量
ahamoのデータ容量は30GBが上限です。
30GB以内の方ならahamoで十分でしょう。
30GBを超えると通信速度が制限されますが、最大1Mbpsとそこそこの速度は出ます。
1Mbpsは前述のとおり、メールやYouTubeの標準画質程度なら楽しめる速度です。
「大盛りオプション」追加で110ギガまで利用可能に!
ahamoには「大盛り」オプションがあります。
これは30ギガの上限に80ギガをプラスするオプションで月額1980円。
このオプションを追加することで合計で110ギガ利用できるようになります。
30ギガまで2970円+80ギガのオプションが1980円。合計で4950円。
特にテザリングなどに利用すると、自宅の回線をahamo一本にする事も可能になります。
楽天モバイルのデータ容量
楽天モバイルは無制限です。
従量課金制で最大限に使っても3,278円ですから非常にリーズナブル。
使った分で月額料金が決まるのが大きな魅力です。
たとえば月3GBまでなら1078円に抑えられます。
さらに家族割を適応すると月110円引きなので、3GBまでなら968円と1000円を切るのが魅力です。
キャリアメール:楽天モバイルにはキャリアメールあり!
携帯を契約すると付いてくるキャリアメール。ドコモなら@docomo.ne.jp、auなら@ezweb.ne.jp、ソフトバンクなら@softbank.ne.jpですね。
楽天モバイルには「楽メール」というキャリアメールがあります。ドメインは「@rakumail.jp」になります。
もちろん無料で利用可能です。
ahamoには残念ながらキャリアメールはありません。
両社ともキャリアメールを持ち運んで利用可能
大手キャリアからキャリアメールを持ち運んでahamo、楽天モバイルで利用する事も可能です。
【キャリアメール持ち運びサービス一覧】
利用料金 | |
ドコモ | 月額330円 ※初回31日間無料 |
au | 月額330円 |
ソフトバンク ワイモバイル | 年間3300円 22年夏以降:月330円 |
ドコモからahamoへのキャリアメール持ち運びはそのまま手続きをするだけでOK。
その他の場合は、キャリアの解約後31日以内に持ち運びの手続きが必要です。
このように大手キャリアからのキャリアメール持ち運びが可能な一方で、ahamoにはキャリアメールがありません。
大手キャリアのメールを持ち運ばない方でメールアドレスが必要な方はGmailなどのフリーメールを利用する必要があります。
乗り換えしやすさの比較:楽天モバイルは店頭でサポート
ahamoはウェブのみからの申し込みが基本です。
店頭でウェブでの申し込みのサポートを行っていますが3,300円の有料になります。
ahamoの場合、すべての手続きがウェブで完結します。
楽天モバイルはウェブと店頭から申し込む事ができます。こちらは店頭での申し込みも無料です。
乗り換え時にかかるお金は以下の通りです。
ahamo | 楽天モバイル | |
事務手数料 | 無料 | 無料 |
SIMカード発行料 | 無料 | 無料 |
違約金 | なし | なし |
MNP転出手数料 | 無料 | 無料 |
格安SIMだと事務手数料やSIMカード 発行料がかかる所が多いのですが、ahamoと楽天モバイルはすべて無料なので乗り換えがしやすいです。
契約縛りがないためいつやめても違約金が発生しないのも大きな魅力です。
サポートの比較:楽天モバイルはサポートが充実
格安なスマホのサポートはおざなりになっている場合が多いですが、この二社はどうでしょうか?
ahamo | 楽天モバイル | |
サポート | オンライン 店舗(3300円) | オンライン 電話 店舗 |
ahamoのサポート
ahamoのサポート体制はオンラインと店舗があります。
オンラインは対人のチャット。チャットの向こうがAIの場合も多いですが、人が対応してくれるので細やかに対応してくれます。
受付時間は9:00から20:00までです。
ドコモ店舗でのサポートも行っていますが、一回3300円と有料です。
楽天モバイルのサポート
楽天モバイルは「my楽天モバイル」で有人のチャットでサポートしてくれます。
受付時間は9:00から23:00までです。
また電話でのサポートもあります。
楽天モバイルの店舗でも無料で対応してくれます。
サポート体制に関しては楽天モバイルの方がahamoよりも選択肢が多いです。
ahamoの場合、ドコモ店舗でのサポートが有料になりますが、安さを実現するためには仕方ないのかも知れません。
セット割の比較:楽天モバイルは割引あり
光回線などのセット割を比較してみます。
ahamo | 楽天モバイル | |
セット割 | なし | 楽天ひかり 1年間無料 |
家族割 | なし | なし |
家族割についてはahamo、楽天モバイルともに対象外です。
光回線などのセット割はahamoは対象外。携帯料金の割引はありません。今までセット割で割引になっていた方は光回線を見直した方が安くなります。
楽天モバイルは楽天ひかりを契約すると1年間無料、更に工事費も無料になります。
ポイント
【auの格安プランpovoとの比較】
ahamoと楽天モバイルをメインに比較していますが、auの格安プランであるpovoもライバルの一つです。
【povoのプラン内容】
基本料 | 0円 |
データトッピング | 使い放題(24時間):330円 1GB(7日間):390円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2700円 60GB(90日間):6490円 150GB(180日間):12980円 |
通話トッピング | 5分以内かけ放題:500円 通話し放題:1650円 |
コンテンツトッピング | DAZN使い放題(7日間):760円 smash.使い放題(24時間):220円 |
対応回線 | 5G/4G |
テザリング | 無料 |
各種割引 | なし |
基本料は0円で「トッピング」形式でデータ量や通話プランを選ぶ方式になります。
ただし、通信制限後の速度は最大128kbpsとahamoの最大1Mbpsより遅いのがネックになります。
1MbpsあればメールやSNSやYouTubeの標準画質は可能ですが、128kbpsでは何もできない厳しい速度制限と言えます。
取り扱いスマホ:楽天モバイルの方が機種が充実
ahamoも楽天モバイルも契約とセットで機種変できるスマホが沢山あります。
ahamo | 楽天モバイル | |
iPhone | iPhone 15シリーズ iPhone SE(第三世代) | iPhone 15シリーズ iPhone 14シリーズ iPhone 13シリーズ iPhone SE(第三世代) |
Android | arrows We2 Plus arrows We2 Galaxy Z Flip6 Galaxy Z Fold6 256GB AQUOS R9 Xperia 10 Ⅵ AQUOS wish4 Xperia 1 VI など | arrows We2 Xperia 10 Ⅵ AQUOS wish4 OPPO Reno11 A AQUOS R8 AQUOS sense8 OPPO Reno11 A AQUOS R8 など |
購入できるスマホの豊富さはどちらも同じくらいです。
特にアンドロイド端末は両社とも対応スマホが多く、自分にピッタリのものを選べます
【レビュー】ahamoと楽天モバイルのeSIMを併用してみた
楽天モバイルのスマホ「Rakuten Hand」にahamoと楽天モバイルのeSIMを入れてみました。
ahamoは最大30GB使えて2970円。楽天モバイルはデータ通信には緊急時を除いて利用せず、通話専用として利用します。
楽天モバイルはRakuten Link経由なら通話し放題です。
通話はRakuten Linkでまかないます。
Rakuten Linkの通話の品質はスマホに最初からついているものにやはり劣ります。
多少の通話音質が気にいらないならRakuten Linkで十分でしょう。
ahamoのメリットは何と言ってもドコモのハイクオリティな通信環境が手に入る事です。
楽天モバイルは無制限ではありますが、プラチナバンド非対応なので安定性に欠けます。
実際の通信速度を測ってみた所、42Mbpsでした。
テザリングも無料なのでタブレットやPCに接続して使えます。
二つのSIMの切り替えはアプリを利用しています。
SIMの切り替えアプリは様々なものがあるので自分に合ったものを選びましょう。
ahamoのドコモ回線の安心感は非常にありがたいです。
最大手のドコモだけあって対応エリアを気にするストレスがないからです。
しばらくはデータ通信はahamo、通話は楽天モバイルという組み合わせ(デュアルSIM)使ってみて、楽天モバイルの対応エリアの不安がなくなったら楽天モバイル一本に絞るのも良いでしょう。
【ahamoと楽天モバイルの比較】よくある質問
ahamoと楽天モバイルの併用はできる?
デュアルSIM対応端末なら可能です。どちらもeSIMに対応しているのでデュアルSIM運用も簡単です。
ahamoと楽天モバイル、どっちがいい?
楽天モバイルの方がコスパが良いのでおすすめです。
iPhoneでahamoと楽天モバイルの併用は可能?
可能です。なお、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降のiPhoneはeSIMに対応しています。
電波の繋がりやすさで選ぶならどっち?
繋がりやすさならahamoがおすすめです。楽天モバイルはプラチナバンドに対応したばかりなので、建物の影や奥などで繋がりにくい事があります。
ahamoと楽天モバイルの通信速度はどっちが速い?
環境にもよりますが、楽天モバイルの方が一般的には高速ですが、大きな差はありません。
ahamoと楽天モバイルの比較まとめ
ahamoと楽天モバイルを比較してきました。
まとめると以下の通りになります。
重要な比較ポイントはこの二項目につきます。
では、楽天モバイルの品質がどの程度かという点が一番気になる点だと思います。
結論を言えば、対応エリアは現在は、ahamo、楽天モバイルどちらも同じ人口カバー率99.9%でそれ程の違いはありません。
問題点は、プラチナバンドに対応しているか否かです。
楽天モバイルはプラチナバンドに対応しましたが、整備が追い付いておらず、プラチナバンド非対応のエリアが広いです。
そのため、対応エリア内でも建物の奥、建物の影、地下鉄、地下街などで繋がりにくい現象があります。
常に繋がらない、というのではなく、たまに繋がりにくいな、という事があり得るという事です。
これを大丈夫とみるか、許せない、とみるかで、楽天モバイルがOKかNGか、判断が分かれます。
特にヘビーに常時スマホを使うような方だと楽天モバイルはストレスがあるかも知れません。
逆にライトユーザーならストレスはほぼ無いでしょう。
もちろんahamoは全地域プラチナバンド対応ですから、いつでもどこでも繋がりやすいです。
したがって繋がりやすさを最優先するならahamo一択と言えます。
楽天モバイルがおすすめな方
- データを無制限で使いたい
- 通話を無制限で使いたい
楽天モバイルは、以前は対応エリアに不安がありましたが、現在はどこでも無制限で使える優良回線と言えます。
通話無制限のRakuten Linkも大きな魅力です。
ahamoがおすすめな方
- ドコモ回線が使いたい
- 30GBあれば十分
- 長い通話をしない(5分以内は無料)
結論を言えば、回線クオリティ重視ならahamo、月額料金重視なら楽天モバイルがおすすめです。