ドコモからahamoは、即日で変更可能です。
さらにさまざまな手続きも即日で完了するものがあります。
本記事では、ドコモからahamoに即日変更する方法と様々な手続きの注意点、気になるブラックリストについても解説します。
ドコモからahamoは即日で変更可能
ahamoは「ドコモの料金プランの1つ」という扱いのため、「プラン変更」の手続きをすればその日のうちに切り替えできます。
ドコモからahamoであれば、原則SIMの変更も不要です。
SIMの差し替えなど面倒な作業はなく、今お手持ちの端末で当日中にahamoを使い始められます。
ちなみにeSIMでの申し込みだと即日どころか最短1時間で開通します。
ドコモを新規契約後すぐahamoに即日で変更できる?
キャンペーンなどで端末を安く購入した人の中には、「ドコモの基本料金は割高だから、その日のうちにahamoに変更したい」という人もいるかと思います。
その場合でも、ahamoに即日で変更することは可能です。
ドコモを契約して即日ahamoに変更すると、今後ドコモや他社携帯が契約できなくなる「ブラックリスト」に入らないか不安な人も多いかと思います。
ですが結論を言うと、ドコモからahamoに即日切り替えてもブラックリストに入ることはありません。
ドコモを解約して他社に乗り換える場合と異なり、ahamoなら料金プランを変えるだけという扱いになるため、ブラックリスト入りの心配は不要です。
ドコモからahamoに変更後すぐ解約・乗り換えは控えよう
ドコモからahamoに即日変更した後、すぐに解約したり、他社に乗り換えたりすることは避けましょう。
ドコモ・ahamoの契約期間が短いと「短期解約」となり、繰り返すとブラックリスト入りの可能性があります。そのため最低でも半年以上、できれば1年間は回線を保有することをおすすめします。
なお、2023年2月に総務省が「ブラックリスト入りは違法である」という見解を出して話題になりました。
総務省は28日、携帯電話の契約を短期で解約されたことを理由に、事業者が新しい契約を拒むのは電気通信事業法に違反するとの判断を示した。
出典:読売新聞オンライン
「短期解約を理由に新規契約を断ることは法律違反だ」という見方が強いですが、絶対にブラックリストに入らないという保証はありません。
「携帯を契約したいけどできない」という状況に陥らないよう、すぐ解約を考えている人は十分に注意してください。
法律違反の可能性が高いけど現実的にはブラックリストを運用している携帯会社が多いと見られています。
MNP予約番号は即日発行できるのか?(ahamo→他社、他社→ahamo)
ahamoに限らず、ほとんどの携帯キャリアでMNP予約番号は即日発行してくれます。
ahamoの場合は、ahamoのサイトへログイン後、「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)のお手続き」から可能。
他社の場合は、オンラインだけでなく、実店舗、電話などMNP予約番号を発行する手段が多く、いずれも即日発行です。
そのため即日に転出、転入手続きが完了します。
また、最近はMNPワンストップという方法が始まり、乗り換えが更に手軽になりました。
MNPワンストップとは、予約番号の発行なしでMNPが完了仕組みです。
予約番号が不要なので、転出先で手続きをするだけでOKです。
現在、MNPワンストップはオンラインでの申し込みだけに対応しています。
また対応している携帯キャリアも限られているので注意をしてください。
ahamoもMNPワンストップに対応しているので、オンラインでの手続きならMNP予約番号なしで即日、手続きが完了します。
eSIMならahamoを即日開通できる!
ahamoを契約時に物理SIMではなく、eSIMを選ぶと即日、最短1時間で開通が可能です。
eSIMなら申し込んで1時間程度でahamoの回線が開通します。
物理SIMの場合は、ご自宅までSIMを送るため、開通まで数日かかります。
できるだけ早くahamoを開通させたいならeSIMを選びましょう。
ドコモからahamoに即日で変更したら料金はどうなる?
ドコモからahamoに即日で切り替えた場合、変更月に請求される料金は、ドコモでどのプランを利用していたかによって異なります。
詳しくは、以下の表をご覧ください。
ドコモで利用していたプラン | 変更月の請求 |
・eximo ・5Gギガホ プレミア ・5Gギガホ ・ギガホ プレミア ・ギガホ2 ・ギガホ | ドコモの料金 |
・irumo ・5Gギガライト ・ギガライト ・ケータイプラン ・はじめてスマホプラン ・U15はじめてスマホプラン ・データプラス ・キッズケータイプラン ・シェアパック | ahamoの料金 |
eximoや5Gギガホ プレミアなど大容量プランを使っていた人は、変更月はドコモの料金が請求されます。
一方でirumoや5Gギガライトなど、データ容量が少なく低価格なプランを使っていた場合、変更月に請求されるのはahamoの料金となります。
なお、ドコモ・ahamo間でプラン変更が3回目以上の場合、変更月は変更前後それぞれの月額料金がかかります。
何度も切り替えると割高な料金が請求されるため、気軽に変えることは避けて、使い続けられると判断した上でプラン変更しましょう。
ドコモからahamoに変更する手順
ドコモからahamoにプラン変更する手順は、以下のとおりです。
ドコモからahamoに変更する手順
- ahamo公式サイトの「申し込み」をタップ
- 「docomo・irumoを契約中の方」をタップ
- dアカウントログイン(持っていない場合新規作成)
- 規約の確認・同意をする
- 対応端末を確認する
- 注意事項を確認する
- 料金プランを選択する
- 確認して登録を完了する
ahamoの契約はdアカウントが必須です。ドコモ利用者はほとんどの人が持っていると考えられますが、持っていない場合新規作成しましょう。
ahamo公式サイトから手続きの案内に従いながら操作し、完了した時点で即時切り替えとなります。
24時間いつでも申し込み可能で、手続きにかかる時間は10分~20分程度を見ておきましょう。
なお、ahamoはネット申し込み専用プランのため、店頭での手続きはできません。
店員さんの案内を受けながら手続きしたい人は、ドコモショップでサポートを受けられますが、その場合3,300円(税込)の有償となります。
ドコモからahamoに即日変更する注意点
ahamoはドコモの料金プランの1つという位置付けですが、サービス内容がドコモとは異なります。
ドコモでは利用できたサービスも、ahamoでは利用できない場合があるため気をつけてください。
注意するべき点を3つほど紹介するので、手続き前に確認しておきましょう。
ドコモからahamoに即日変更する注意点
一部利用できないサービスがある
ahamoに変更すると、以下のサービスが利用できなくなります。
ahamoで利用できないサービス
- ドコモメール
- 請求書払い
- 18歳未満の契約
ドコモのメールアドレスは、ahamoでは引き継ぎできません。ahamoでもドコモメールを使いたい場合、変更と同時に330円(税込)の「ドコモメール持ち運び」の登録が必要です。
また、ahamoは18歳未満の方を名義人として契約ができなくなっています。ドコモの契約者が18歳未満の未成年の場合、ahamoに切り替え前に、親権者の方など成人している家族に名義変更しておきましょう。
シェアパック利用者は、事前に廃止手続きをする
旧プランである「カケホーダイ&パケあえる」のシェアパックを利用している場合、ahamoに切り替えることはできません。
変更前にシェアパックの解約手続きが必要です。
またシェアパックの代表回線の方がahamoに変更する場合、今組んでいるシェアグループは自動的に廃止されます。
家族の方が困ってしまう可能性が高いため、あらかじめ相談して代表回線を変更することをおすすめします。
請求書払いの人は口座やクレジットカードに変更が必要
ahamoは請求書での料金支払いに対応していません。
今請求書で支払っている人は事前にクレジットカード、または口座振替に変更が必要です。
ahamoの大盛りオプションは即日に適応できるのか?
ahamo大盛りオプションは、80GB:1980円で追加できるオプションです。
月の途中で、ギガが足りなくなった場合、1GB:550円で追加できますが、例えば10GB追加すると5500円ですから高過ぎです。
ahamo大盛りは即日適応と、翌月適応が選択できます。
1GB、2GBというレベルではなく、沢山ギガが足りない場合は、即日適応にすれば、その日から80GBが追加されて便利です。
ただし、月途中でギガを追加しても、日割りにはならないので注意が必要です。
また、ahamoには繰り越しもないので月末までに使い切らないとムダになるリスクも知っておきましょう。
ドコモからahamoに即日変更する時によくある質問
最後にドコモからahamoに即日変更する時の、よくある質問を紹介します。
ドコモを新規契約して、即日でahamoにするとブラックリストに入る?
ドコモを新規で契約しその日のうちにahamoに変更しても、ブラックリストに入ることはありません。
ahamoはドコモの料金プランの1つという位置付けのため、乗り換えではなく「プラン変更」という手続きになります。
携帯会社を変わるのと異なり短期解約扱いにはならず、ブラックリストに入ることはないのでご安心ください。
ドコモからahamoに変更で、ブラックリストを避ける方法は?
ドコモからahamoに即日変更しても問題ありませんが、その後すぐに他社に乗り換えると、ブラックリスト入りの可能性があります。
過去に短期解約を繰り返している人は、特に注意が必要です。
ドコモからahamoに変更した後、最低でも半年、できれば1年間は回線を保有することをおすすめします。
ドコモからahamoに変更するとSIMカードはそのまま使える?
ドコモからahamoに変更する場合、原則SIMカードはそのまま利用できます。
ドコモ以外の他社からahamoに乗り換える場合は、SIMカードの発行が必要です。
ドコモからahamoに即日MNPできる?
ahamoからドコモに変更しても、電話番号はそのまま使い続けられます。
携帯会社を変わるわけではないため、MNP予約番号の発行手続きは必要ありませんよ。
ドコモからahamoに変更すると解除料はかかる?
ドコモからahamoに変更しても、解除料や手数料はかかりません。
以前は旧プランからahamoに変更すると解除料が発生していましたが、2021年10月以降廃止されています。
ドコモからahamoに即日変更まとめ
ドコモからahamoは、スマホから手続きすれば即日変更可能です。
SIMの差し替えなど面倒な手続きも必要なく、その日からすぐに使い始められます。
ドコモからahamoへの切り替えはプラン変更扱いなので、即日に変更してもブラックリストには入りません。
ただしahamoに変更後すぐに他社に乗り換えると、ブラックリスト入りの危険があるため、半年から1年間は使ったほうが良いでしょう。
ブラックリスト自体は法律違反の可能性が高いですが、現実的にはブラックリストを持って運営している携帯会社が多いのが実情です。
ahamoなら高品質なドコモ回線が格安で使えるので、気になっている人はぜひプラン変更してくださいね。