ポケット型WiFiを自宅用のルーターの代わりに使うには?
ポケット型WiFiを自宅回線兼用として契約する方が増えています。
ポケット型WiFiを自宅用のルーターの代わりに使う場合、ネックになるのが電波の届く範囲と同時接続可能数です。
そこで今回は、最もポピュラーなポケット型WiFiを無線LANルーターと接続する方法をはじめ、様々な自宅ルーター化の方法を紹介します。
ポケット型WiFiと無線LANルーターを接続し自宅ルータ化する
一人暮らしの方ならポケット型WiFiをそのまま自室のルータの代わりに使っている場合が多いです。
参考一人暮らしのWiFiでおすすめは?安くて無制限の回線の選び方を徹底解説!
しかし、家族が多く、二階以上ある一戸建てとなるとポケット型WiFi単体だと厳しいでしょう。
例えば、Speed Wi-Fi 5G X11だとWiFiでの同時接続台数は16台まで可能ですが、WiFiの電波が強くないため距離の離れた端末との接続には不安があります。
こういった場合、ポケット型WiFiと無線LANルーターを接続するのがおすすめです。
ポケット型WiFiはインターネットに接続するための機器として使用し、市販の無線LANルーターと有線接続。
無線LANルーターをハブとしてゲーム機、パソコン、プリンターなどのWiFi対応端末を接続するという方法です。
参考ポケット型WiFiでオンラインゲームはプレイ可能?PS4をWiMAXで徹底検証
光回線の場合は、
光回線→無線LANルーター→WiFi対応端末
ですが、それを
ポケット型WiFi→無線LANルーター→WiFi対応端末
にするだけなのでとても手軽です。
ちなみにポケット型WiFiと無線LANルーターの接続はクレードルを介した有線接続。
つまり光回線の代わりをポケット型WiFiの回線が担う形です。
光回線は月額5000円程度ですが、GMOとくとくBB等のポケット型WiFiなら3000円台なのでかなり近く安いのも大きな魅力です。
この方法のメリットは以下の3点です。
1、広い範囲をカバーできる
一般的にポケット型WiFiのWiFi出力は無線LANルーターより低く、遠くまで電波を飛ばすのが苦手です。
一方の無線LANルーターは出力が大きいため、家の隅々まで電波を飛ばすことが可能になります。
大きな家にお住まいの方におすすめの接続の仕方です。
2、ポケット型WiFiが無くてもクライアント間通信が可能
家族の誰かが外出時にポケット型WiFiを持ち出した場合でも、ホームネットワーク内におけるクライアント間通信は可能です。
3、クライアント数が多くても安心
ポケット型WiFiの場合WiFi接続台数がMAX10台~16台程度です。
他方、無線LANルーターは60台以上可能な機器が多くあります。
この方法であれば、光回線の代わりにポケット型WiFiを使用しても遜色ありません。
無線LANルーター機能を内蔵しているホームルーターもおすすめ
ポケット型WiFi+無線ルーターの方法だと、新たに無線LANルーターが必要になります。
最近人気の置くだけWiFi(ホームルーター)ならこれ一台で済みます。
コンセントをさすだけの手軽さなので、光回線の代わりにこちらを使う方も多いです。
【ホームルーター比較表】
速度 | 最大同時接続 | 回線 | |
ドコモhome 5G | 下り最大4.2Gbps | 65台 | ドコモ 4G、5G |
ソフトバンクエアー (Airターミナル5) | 下り最大2.5Gbps | 128台 | ソフトバンク 4G、5G |
Rakuten Turbo | 下り最大2.1Gbps | 128台 | 楽天 4G、5G |
Speed Wi-Fi 5G X11 | 下り最大2.7Gbps | 16台 | WiMAX 2+ au 4G 、5G |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 下り最大2.7Gbps | 42台 | WiMAX 2+ au 4G 、5G |
書くキャリアから置くだけWiFiが出ています。置くだけWiFiは自身の使っている携帯会社のものを選ぶとセット割が適用になります。
自身の携帯と同じキャリアの置くだけWiFiを選ぶのがコツです。
ちなみにWiMAXの場合は、同じKDDIグループのauの携帯料金が割引になります。
光回線のルーターの代わりにポケット型WiFiを使う!
光回線の場合、料金も高いですが、工事がありますから、開通まで日にちがかかります。
一方、ポケット型WiFiなら在庫があれば即日発送してくれる所も多いので、光回線の代わりにポケット型WiFiを家庭用の回線にする方が増えています。
ホームルーターは自宅専用ですが、ポケット型WiFiなら、自宅用のルーターの代わりになるだけでなく、外出先でも使用できるので大変便利です。