ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える手順まとめ！メリット・デメリットや注意点も解説

シンタ

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える手順を教えて欲しいな～！

楽天モバイルなら、オンラインで簡単に乗り換えられるよ。

さとう

ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えはオンラインがおすすめです。

24時間いつでも待ち時間なしで申し込めますし、オンライン限定キャンペーンも利用できます。

オンラインでの申し込みが初めてだと「ちゃんと乗り換えられるか不安」という人もいるかもしれません。

ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えは、たったの7ステップで完了します。

本記事ではソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える手順と、メリット・デメリットをまとめました。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えたいと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える手順

ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換える手順は以下の通りです。

各ステップについて、さらに詳しく見ていきましょう。

端末のSIMロックを解除する

ソフトバンクで使っているスマホを楽天モバイルでも利用する場合は、SIMロック解除が必要です。

他社のSIMロックがかかったスマホでは、楽天モバイルを利用できません。

さとう

楽天モバイルへ乗り換える前に、SIMロックを解除しておこう。

SIMロック解除は、My SoftBankまたはソフトバンクショップで手続きできます。

どちらでも手数料はかかりませんが、24時間いつでも解除できるMy SoftBankがおすすめです。

また、2021年6月以降にソフトバンクから発売された機種（Xperia 1 III以外）は、SIMロックがかかっていません。

SIMロック解除の手続きも不要です。

乗り換えに必要なものを準備する

次に、楽天モバイルを申し込むのに必要なものを準備しましょう。

楽天モバイルを利用するためには、楽天会員のIDとパスワードが必要です。

まだ楽天会員に登録していない場合は、申し込みの前に会員登録しておきましょう。

シンタ

電話番号そのままで乗り換えるには、MNP予約番号が必要って聞いたけど？

MNPワンストップが使えるから、MNP予約番号はいらないよ。

さとう

通常、電話番号を別の携帯会社へ引き継ぐには「MNP予約番号」の発行が必要です。

しかし、乗り換え元と乗り換え先の両方が「MNPワンストップ」という制度に対応していれば、MNP予約番号が不要になります。

ソフトバンクと楽天モバイルはMNPワンストップに対応済みなので、MNP予約番号を取得する必要はありません。

楽天モバイルを申し込む

必要なものを準備出来たら、楽天モバイルを公式サイトから申し込みましょう。

楽天モバイルは店舗でも申し込めますが、24時間いつでも申し込める公式サイトがおすすめです。

さとう

オンライン限定のキャンペーンも多いからね。

楽天モバイルを公式サイトから申し込む流れは以下の通りです。

電話番号の選択（ステップ10）では、「他社から電話番号そのままで乗り換え（MNP）」を選ぶようにしてください。

他の選択肢を選ぶと、電話番号が新規で発番されます。

その他の項目は、基本的に画面の指示通りに選択していけばOKです。

電話番号の引き継ぎ（MNP）申請をする

申し込みが終ったら、次は「電話番号の引き継ぎ（MNP）申請」です。

楽天モバイルを申し込んだ楽天IDで、my 楽天モバイルにログインしましょう。

「申し込み履歴」ページの「電話番号の引き継ぎ（MNP）申請をする」をタップしてください。

現在利用中の携帯電話会社で「ソフトバンク」を選び、My SoftBankへログインします。

あとは画面の指示に従うだけで、電話番号の引き継ぎ（MNP）申請は完了です。

MNP開通手続きを実施する

電話番号の引き継ぎ（MNP）申請が完了したら、次はMNP開通手続きです。

SIMカード（物理カード）で申し込んだ場合は、必ず手元に届いてから手続きしてください。

eSIMの場合は、すぐにMNP開通手続きをしてもOKです。

手続きが終わったら、MNP転入が完了するのを待ちましょう。

MNP開通手続きを実施した時間によって、MNP転入が完了するまでの時間が異なります。

MNP転入が完了すると、その時点でソフトバンクは自動的に解約されます。

別途、解約手続きをする必要はありません。

eSIMの開通手続きを実施する（eSIMのみ）

eSIMの場合は、MNP開通手続きの後に「eSIMの開通手続き」が必要です。

楽天モバイルを利用するスマホをWi-Fiに接続し、my 楽天モバイルアプリを起動してください。

ホーム画面が表示されたら「お申し込み履歴を見る」タップします。

「開通手続きへ進む」をタップし、画面の指示に従って開通手続きを進めましょう。

さとう

SIMカードの場合は、ソフトバンクのSIMカードを楽天モバイルに差し替えればOKだよ。

APN設定を実施する（一部のAndroidスマホのみ）

一部のAndroidスマホでは、楽天モバイルを利用するのにAPN設定が必要です。

iPhoneや、楽天回線に対応するAndroidスマホはAPN設定なしで使えます。

さとう

APN設定が必要かどうかは、ご利用製品の対応状況確認ページからチェックできるよ。

APN設定の手順は以下の通りです。

ステップ4では、以下の情報を入力しましょう。

APN設定の手順は機種によって異なります。

詳しくは取扱説明書やメーカーのサポートページなども参考にしてください。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるメリット

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるメリットは以下の通りです。

月額料金が安くなる

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えると、月額料金が大幅に安くなります。

実際に、ソフトバンクと楽天モバイルの月額料金を比較してみましょう。

ソフトバンクは1GBで3,278円、3GBなら5,478円です。

楽天モバイルは3GBまで1,078円なので、ソフトバンクの半額以下になります。

シンタ

月3GBの場合、4,000円以上安くなるね！

20GB以上のデータ通信を使う場合も、楽天モバイルがお得です。

しかもソフトバンクは月200GBまでしかデータ通信を使えませんが、楽天モバイルは無制限にデータ通信を使えます。

データ通信をどれだけ使っても、月額料金はソフトバンクの半額以下です。

専用アプリを使えば国内通話も無料でかけ放題

楽天モバイルはデータ通信だけでなく電話もお得です。

専用アプリ「Rakuten Link」を使うと、追加料なしで国内通話がかけ放題になります。

参考

一方、ソフトバンクのかけ放題オプションは1,980円です。

かけ放題オプションが必要な場合は、ソフトバンクと楽天モバイルの料金差はさらに大きくなります。

電話をたくさんかける人も、楽天モバイルに乗り換えるとお得ですよ。

テザリングも無料で使い放題

楽天モバイルはテザリングが使い放題です。

申し込みは不要ですし、オプション料金もかかりません。

参考楽天モバイルのテザリングは無料、無制限

端末の設定からテザリングをオンにするだけで、すぐに利用できます。

さとう

利用できるデータ容量の制限もないよ。

ソフトバンクの場合、プランによってはテザリングが有料です。

さらに「メリハリ無制限+」など一部のプランは、テザリングで利用できるデータ容量に制限があります。

テザリングを活用したいなら、楽天モバイルがおすすめです。

楽天市場のポイント還元率がアップする

楽天モバイルに加入すると、「SPU」によって楽天市場のポイント還元率がアップします。

事前にエントリーを済ませると、楽天モバイル契約中は楽天市場の還元率が常に5%以上になります。

毎月2,000ポイントまで獲得できるので、データ容量が月3GB以下の人ならこの特典だけで元を取れるでしょう。

さらに、楽天モバイルのキャリア決済を月2,000円以上利用すれば、当月のポイント還元率が2%プラスされます。

さとう

楽天市場のヘビーユーザーは、楽天モバイルを契約するとポイントがザクザク貯まるよ。

海外でも無料で使える

楽天モバイルは海外でも月2GBまでは無料で使えます。

追加料金の支払いや申し込みは不要です。

端末の設定からデータローミングをオンにするだけで、すぐに利用できます。

ソフトバンクも、アメリカでは無料でデータ通信が使い放題です。

しかし、その他の国で使う場合は追加料金がかかります。

さとう

アメリカ以外の国へ行く機会が多いなら、楽天モバイルがおすすめだね。

参考楽天モバイルを海外で利用する方法

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるデメリット・注意点

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるとさまざまなメリットがある一方、次のようなデメリット・注意点もあります。

利用場所によっては電波が繋がりにくくなる

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えると、利用場所によっては電波が繋がりにくくなる可能性があります。

楽天モバイルはソフトバンクに比べると対応エリアが狭く、障害物に強いプラチナバンドのサービスも限定的です。

そのため地下や山間部、屋内だと、ソフトバンクよりも繋がりにくくなるかもしれません。

さとう

申し込みの前に、対応エリアをしっかりチェックしよう。

楽天モバイルは、公式サイトの通信・エリアページから対応エリアを確認できます。

最新の対応エリアをチェックした上で申し込みましょう。

参考楽天モバイルのエリア確認方法！繋がらない？

シンタ

人口カバー率は99.9％と高いよ

店頭サポートを受けられる実店舗が少ない

楽天モバイルは、ソフトバンクに比べると店舗が少なめです。

しかも店舗の多くが都市部に集中しており、地方や郊外だと対面サポートを受けにくいかもしれません。

さとう

とくに中国地方や東北地方は、店舗がかなり少ないよ。

対面サポートが必要な場合は、申し込みの前に楽天モバイルの店舗が近くにあるかをチェックしましょう。

ソフトバンクの各種割引の対象外になる

楽天モバイルへ乗り換えると、ソフトバンクの各種割引が適用されなくなります。

すでに解説した通り、楽天モバイルへ乗り換えるとスマホ代が大幅に安くなります。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える本人は、割引がなくなることを気にする必要はありません。

少し注意が必要なのは、ソフトバンクを継続する家族がいるケースです。

「新みんな家族割」の割引額が減り、結果的に家族のスマホ代が高くなる可能性があります。

たとえば家族3人でメリハリ無制限+を契約中に1人が楽天モバイルへ移行すると、月額料金が550円高くなります。

さとう

家族全体のスマホ代を節約したいなら、みんなで楽天モバイルへ乗り換えるとお得だよ。

なお、楽天モバイルを家族で利用すると「最強家族プログラム」が適用され、月額料金が110円割引されます。

単身で利用してもお得な楽天モバイルですが、家族で乗り換えればよりお得です。

キャリアメールを引き継ぐ場合は有料

ソフトバンクを解約すると、ソフトバンクのメールアドレス（キャリアメール）も使えなくなります。

キャリアメールを楽天モバイルでも利用する場合は、「メールアドレス持ち運び」への加入が必要です。

メールアドレス持ち運びに加入すると、月額330円もしくは年額3,300円の利用料金がかかります。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えた後、31日以内にMy SoftBankから申し込んでください。

メールをあまり使わない場合は、GmailやiCloudメールなどのフリーメールへ移行するのもがおすすめです。

さとう

フリーメールなら無料だし、キャリアを乗り換えてもそのまま使えるよ。

ソフトバンクで購入した端末は使えないことがある

ソフトバンクで購入した端末は、楽天モバイルで使えないことがあるので注意しましょう。

楽天モバイルを利用するためには、楽天回線に対応している必要があります。

Androidスマホの場合、ソフトバンク回線に特化しており、楽天回線に対応していない機種も少なくありません。

乗り換える前に、楽天モバイルの公式サイトから対応状況をチェックしてくださいね。

こんな人はソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめ！

メリット・デメリットを踏まえると、次のような人はソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるのがおすすめです。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えると、スマホ代が大幅に安くなります。

Rakuten Linkアプリを使えば国内通話がかけ放題なので、通話料も節約できるでしょう。

シンタ

スマホ代を安くしたいなら、楽天モバイルが良さそうだね。

しかも、利用できるデータ容量には制限がありません。

データ通信を無制限に使えるので、動画視聴やゲームなどを思う存分利用したい人にもピッタリです。

さとう

短期間の速度制限もないからね。

また、楽天モバイル契約中は楽天市場のポイント還元率が常に5%以上になります。

楽天市場や楽天ペイなどを利用している楽天経済圏ユーザーにとって、楽天モバイルの契約はマストですよ。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える最適なタイミングは？

ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えは、ソフトバンクの請求締め日の直前がおすすめです。

ソフトバンクは解約月の料金が日割りされないため、請求締め日直前に乗り換えると無駄がありません。

なお、ソフトバンクの請求締め日は「20日」と「末日」の2パターンあります。

My SoftBankにログインし、「料金・支払い管理」画面から締め日を確認しておきましょう。

さとう

念のため、請求締め日の1週間～10日前くらいに楽天モバイルを申し込んでね。

なお、楽天モバイルは利用するデータ容量に応じて月額料金が決まるため、初月の料金が日割りされません。

できる限りソフトバンクを利用し、楽天モバイルのデータ通信を控えれば、初月料金を抑えられます。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える際に使えるキャンペーン

楽天モバイルでは、楽天ポイント還元や機種代金の割引といったお得なキャンペーンが多数実施中です。

キャンペーンを利用すれば、さらにお得に楽天モバイルへ乗り換えられますよ。

楽天モバイルへ乗り換える際に使える主なキャンペーンは以下の通りです。

楽天モバイルで対象のiPhoneを買うと、割引とポイント還元で最大40,000円相当お得になります。

iPhone 16やiPhone 16eなど、最新のiPhoneが対象です。

さとう

iPhoneをお得に買うなら、楽天モバイルがおすすめだよ。

Androidも、機種代金の割引やポイント還元によってお得に買えます。

たとえばarrows We2なら、22,000円の割引によって一括1円です。

SIMのみで乗り換える場合は「三木谷キャンペーン」を活用しましょう。

特設ページから乗り換えると、最大14,000円相当の楽天ポイントが還元されます。

シンタ

楽天モバイルは端末セット・SIMのみのどちらで申し込んでもお得だね。

ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えでよくある質問

最後に、ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えでよくある質問をまとめました。

ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えは何日かかる？

eSIMで申し込めば最短当日、SIMカードなら最短2日で乗り換えられます。ただし、申し込み状況によっては1週間ほどかかることもあるので、余裕を持って申し込みましょう。

ソフトバンクで機種代の残債があっても、楽天モバイルへ乗り換えられる？

ソフトバンクで機種代の残債があっても、楽天モバイルへ乗り換えられます。分割払いは継続されるので、乗り換えた後も忘れずに支払ってください。一括払いへ変更したい場合は、My SoftBank、ショップ、チャットのいずれから手続きしましょう。

ソフトバンクで使っていたSIMカードはどうすれば良い？

ソフトバンクのSIMカードは、原則返却が必要です。楽天モバイルへ乗り換えた後に、ソフトバンク店頭から返却しましょう。ただし、返却しなくてもペナルティなどはないようです。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える際に、違約金はかかる？

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えても、違約金はかかりません。ソフトバンクの違約金は、2022年2月1日に違約金が撤廃されました。楽天モバイルは初期費用が無料なので、余計な手数料をかけずに乗り換えられます。

店舗でソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えられる？

楽天モバイルの店舗でも、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えられます。ただし、店舗で申し込むとオンライン限定キャンペーンが利用できません。基本的には、オンラインから申し込むのがおすすめです。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える手順まとめ

以上、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える手順やメリット・デメリットをまとめました。

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えると月額料金が安くなり、データ通信が使い放題になります。

楽天市場でのポイント還元率も上がるので、楽天経済圏ユーザーならより一層お得になるでしょう。

楽天モバイルは店舗でも申し込めますが、キャンペーンがお得なオンラインがおすすめです。

SIMのみなら最大14,000円相当のポイントがもらえますし、端末セットも割引やポイント還元などの特典を受けられます。

ぜひ本記事を参考に、ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えてくださいね。