LINEMOで2回線目は契約できるのか、どんな注意点があるのか疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、LINEMOで2回線目を契約するメリット・キャンペーン・注意点を解説します。
LINEMOは2回線目を契約可能
結論、LINEMOでも2回線目の契約は可能です。
契約の際には、すでに契約中の情報を利用できるので、入力する本人情報は半分以下で済みます。
もちろん契約事務手数料は無料です。オンラインでサクッと契約できます。
LINEMOで2回線目を契約するときの注意点
LINEMOで2回線目を契約するときに注意したいのが以下の4点です。
- データ繰り越しはない
- 家族割引はない
- 2回線を同時に申し込むことはできない
- 2つの回線でデータシェアはできない
データ繰り越しはない
LINEMOでは、データ繰り越しのサービスはありません。
毎月1日なると余ったギガは消滅し、新たにその月のギガが付与されます。余ってしまったデータ容量を翌月に持ち越すことはできません。
家族割引はない
LINEMOでは家族割引のサービスはありません。
たとえばワイモバイルの「家族割引サービス」、UQモバイルの「家族セット割」の場合、同一名義で複数回線を契約するときも割引を適用できます。
一方、LINEMOでは家族割引自体がないので、複数回線を契約するときも割引を受けることはできません。
2回線を同時に申し込むことはできない
LINEMOでは2回線を同時に申し込むことはできません。
1回線ずつプランの選択や本人情報の入力をして申し込みする必要があります。
2回線を同時に契約するときも、1回線ずつ順番に申し込みを進めていきましょう。
2つの回線でデータシェアはできない
LINEMOではデータシェアのサービスはありません。
たとえば、ワイモバイルの場合はシェアプランを利用すると、親回線から子回線へデータシェアできます。最新プランのシンプル2とシェアする場合、シェアプランの料金は月額550円です。
LINEMOの2回線目のキャンペーン
LINEMOでは2回線目を対象にしたキャンペーンとして以下を実施しています。
契約者向け!追加申込キャンペーン
もう一回線の申し込みするとPayPayポイント3,000円相当をプレゼント
そのほか、1回線目と同様に以下の特典も適用できます。
通話オプション割引キャンペーン2
「5分以内の国内通話がかけ放題」のオプションが7か月目まで無料
2回線目も7か月目までは、5分以内の国内通話がかけ放題になる「通話準定額」(通常月額550円)が無料で利用できます。
「電話番号が2つ欲しい」「仕事とプライベートで電話番号を使い分けたい」など電話の利用に注目している方には嬉しい特典ですね。
おトクすぎて、あぁ、も〜〜キャンペーンは対象外
2回線目の契約では、以下のキャンペーンは対象外となります。
おトクすぎて、あぁ、も〜〜キャンペーン
- 特典①:毎月PayPayポイントが貰える
990円×6か月間=最大5,940円相当 - 特典②:PayPay残高決済の20%が戻ってくる
付与上限 6,000円相当
1回線目で上記の特典を適用された方もいるかもしれませんが、残念ながら2回線目では適用できません。この点は十分に注意してください。
LINEMOで2回線契約するのはこんなとき
LINEMOで2回線契約するのがおすすめのシーンとしては、以下が挙げられます。
LINEMOで2回線契約するのはこんなとき
- 家族の回線を契約したいとき
- 電話番号が2つ欲しいとき
- 2台持ちで仕事とプライベートの使い分けをしたいとき
- タブレット用の回線が欲しいとき
- 未成年がLINEMOを使いたいとき
家族の回線を契約したいとき
家族が使う回線は本人が契約する方法のほかに、すでに契約している家族の2回線目として契約する方法もあります。
たとえば、本人名義のクレジットカードや口座を用意するのが難しいときも、家族名義で契約して家族名義の支払方法を設定すればOKです。
家族の回線を申し込む際には、利用者の欄に実際に利用する人の名前を入力しましょう。契約者とは別に、利用者の名前を登録できます。
電話番号が2つ欲しいとき
2回線目を契約すると電話番号を2つ持つことができます。
2つ目の電話番号があれば、例えば以下のような使い方ができます。
2つの電話番号があるとできること
- 仕事とプライベートで電話番号を使い分ける
- WebサービスのサブアカウントのSMS認証用に使う
- メインの電話番号を教えたくないときにサブを教える
なお「デュアルSIM」と呼ばれる使い方をすると、2つの電話番号を1台のスマホで持ち歩くこともできます。
デュアルSIMは、SIMカードを2枚セットして、1台のスマホで2つの回線を利用できる使い方です。
デュアルSIMなら、1台のスマホで2つの電話番号への着信を同時に待ち受けることもできます。
スマホを2台持ちしたいとき
2台のスマホのそれぞれにLINEMOのSIMをセットすれば、スマホの2台持ちもできます。
2台持ちの使い方としては、例えば以下が挙げられます。
2台持ちの使い方の例
- 仕事とプライベートでスマホを分ける
- AndroidとiPhoneを使い分ける
- バッテリー切れに備えたバックアップとして使う
- テザリング専用機としてルーター代わりに使う
2台持ちなら、より明確に仕事とプライベートを分けることができます。AndroidとiPhoneを使い分けたいという少しマニアックな方も、2台持ちが選択肢です。
また、バッテリー切れへのバックアップに2台目を持っておく考え方もあります。万が一のバッテリー切れのときも2台目があると安心です。
そのほか、2台目をテザリング専用機としてルーター代わりにする使い方もあります。テザリングはスマホをモバイルルーターのように使える機能です。出先でパソコンをネットに繋ぎたいときなどに重宝します。
タブレット用の回線が欲しいとき
2回線目は、タブレット用の回線として利用することもできます。
SIMをセットしておけば、自宅のWi-Fi環境だけでなく、外出先でもタブレットで通信が利用できます。
未成年がLINEMOを使いたいとき
未成年が本人名義でLINEMOを契約することはできませんが、家族が契約して利用者として登録する形であれば利用できます。
子供もLINEMOにしたいときは、2回線目として契約しましょう。
LINEMOでは有害サイトのブロックなどができる「あんしんフィルター」をiPhone向けに提供しています。
未成年の利用にもLINEMOはおすすめです。
LINEMOのメリットをおさらい
LINEMOのメリットもおさらいしておきましょう。主なメリットとしては、以下の4つが挙げられます。
LINEMOのメリット
- 料金プランが安い
- LINEがギガフリーで利用できる
- 通信速度が速い
- eSIMなら最短1時間で開通できる
料金プランが安い
LINEMOは月額990円から利用可能です。2回線目も格安の料金で通信・通話が使えます。
ミニプラン | スマホプラン | |
データ量 | 3GB | 20GB |
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
LINEギガフリー | 対象 | 対象 |
データ量超過後 の通信速度 | 300kbps | 1Mbps |
料金はキャリアから回線を借り受けて提供される格安SIM(MVNO)とほぼ同水準です。
1回線目がLINEMOなのであれば、下手にMVNOを契約するよりも、同じLINEMOにしてしまう方が申し込みも管理も楽です。
LINEがギガフリーで利用できる
2回線目でも、もちろんLINEギガフリーが利用できます。
LINEギガフリーは、LINEのトーク、音声通話、ビデオ通話などがギガの消費なしで利用できるサービスです。
スマホプランはもちろん、ミニプランもLINEギガフリーの対象となります。
もちろん電話番号が2つ持てるので、LINEアカウントは2つ持つことができます。LINENのサブアカウントが欲しい方も、2回線目が選択肢です。
通信速度が速い
2回線目に料金の安い契約先を探すとなると、キャリアから回線を借り受けて通信を提供する「MVNO」を候補に考える方は多いと思います。
ただ、MVNOは回線を間借りしているため、お昼時などの回線が混雑する時間帯は、通信速度が低下しやすい傾向があります。
LINEMOはソフトバンクの自社ブランドとしてソフトバンク回線がそのまま使えるので、回線混雑時もキャリアに迫る速度が期待できます。
eSIMなら最短20分で開通できる
LINEMOもeSIMでの契約に対応しています。
eSIMは、スマホに内蔵された本体一体型のSIMのことです。
遠隔で情報の書き換えができるので、SIMの郵送が不要となり、申し込みから利用開始までオンライン完結できます。
LINEMOのeSIMも最短20分で利用を開始できます。2回線目をすぐに利用したいときはeSIMが便利です。
2回線目を契約するための手順
2回線目の申し込みから利用開始までの流れは、次の通りです。
2回線目の申し込みから利用開始まで
- LINEMO公式サイトから申し込み
- SIMカードを受け取る
- 初期設定をして利用開始
まずは、LINEMO公式サイトから申し込みしましょう。
申し込みボタンから手続きを開始し、新しい電話番号で契約するを選択します。あとは画面に沿って手続きを完了させましょう。
15時までに審査が完了すると最短当日でSIMカードが発送されます。SIMカードを受け取ったら初期設定を進めていきましょう。
SIMカードと一緒に届くマニュアルに沿って進めれば、初期設定を完了できます。初期設定としては主に以下を行います。
LINEMOの初期設定
- 回線切替
- SIMカードの挿入
- SIMロック解除コードを入力する
- APN設定をして再起動
2回線目は他社回線を選ぶパターンもある
1人で2回線を契約するなら、LINEMOで1回線目も2回線目も契約する方法のほかに、LINEMOと他社回線を組み合わせる方法もあります。
他社回線を選ぶと、回線が繋がりにくいときに使い分けができたり、万が一の通信障害のときに予備として使えたりするのがメリットです。
他社回線を組み合わせるなら、以下の通信ブランドがおすすめです。
2回線目におすすめの他社回線
- 楽天モバイル
- povo
楽天モバイルの「楽天最強プラン」は2回線目でも活躍
楽天モバイルでは、~3GB、~20GB、~無制限の3段階で使える「Rakuten最強プラン」を提供しています。
使った分だけ料金が発生するので、2回線目を実際どれぐらい使うのか判断しきれないときも利用しやすいです。
また、楽天モバイルはおまけの特典が充実してるのも魅力です。具体的には以下の特典があります。
楽天モバイルの特典
- Rakuten Linkで国内通話かけ放題
- パリーグ主催の公式戦、NBAの全試合が見放題
- 楽天市場で+3倍のポイント還元
- YouTube Premiumが3か月無料
povoは月額0円から利用可能
2回線目の維持費を抑えたいなら、auのオンライン専用ブランド「povo」も選択肢です。
povoは月額0円のベースプランに、ギガやオプションをトッピングして利用する通信ブランドです。
必要なときだけトッピングをすればよいので「2回線目は使うときだけ料金を支払いたい!」という人にピッタリです。
330円/回で使える「データ使い放題(24時間)」などの便利なオプションもあります。
LINEMOの2回線目の契約のよくある質問
1人で最大何回線まで契約できる?
LINEMOは1人で最大5回線まで契約できます。
2回線目でもキャンペーン対象になる?
LINEMOのキャンペーンは1回線目のものと2回線目のものが違う場合が多いです。公式サイトで確認するのがおすすめです。
データ通信専用のプランはある?
LINEMOではデータ通信専用のプランはありません。
選べるプランは音声通話付きのミニプラン(3GB)、スマホプラン(20GB)の2つです。
2回線目を契約する方も、こちらのプランを選びましょう。
LINEMOの2回線目の契約まとめ
LINEMOで2回線目を契約すれば、仕事とプライベートの使い分け、スマホの2台持ちなど、さまざまな使い方ができます。
データ繰り越し・家族割引・データシェアがないこと、2回線を同時に申し込みができないことなどは注意点です。
なお、2回線目を申し込みの際はキャンペーンで3,000円相当のPayPayポイントがもらえます。
ぜひ注意点やキャンペーン情報を理解して、LINEMOでの2回線目の契約を検討していきましょう。