LINEMOはeSIMに対応しています。
ポイントは以下の通りです。
LINEMOの場合、eSIM設定を簡単にできる「LINEMOかんたん開通」というアプリがあります。
このアプリの手順で手続きを行うだけでeSIMでの契約から開通まで簡単に行えます。
eSIMは通常のSIMとは違いオンラインで申し込みから開通までがすべて完了するのがメリット。
SIIMスロット不要なのでデュアルSIMの副回線として利用するのにも適しています。
今回はLINEMOのeSIMのメリット、デメリット、発行手順などを解説します。
そもそもeSIMとは?
eSIMとはスマホに内蔵されたSIMを差します。
内蔵されているので物理的に抜き差しする必要はありません。
eSIMはオンラインで契約者の情報などをダウンロードして書き込むだけでOKです。
物理SIMなら郵送を待つ必要がありますが、eSIMなら契約完了してその日に利用できるようになります。
eSIMを利用するにはeSIMが内蔵されているスマホである必要があります。
iPhoneならば iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降ならeSIMに対応しています。
2018年9月以降に発売されたiPhoneならすでにeSIMが使えるため、お手持ちのiPhoneがeSIM対応の可能性が高いです。
LINEMOの契約はeSIMか通常のSIMかの二択!
LINEMOはSIMの販売のみ行っています。LINEMOは3GBプラン:990円/月、20GBプラン: 2728円/月と格安ですが、スマホとのセット販売は行っていません。
利用するスマホをご自身で用意する必要があります。現在利用中の端末でも良いですし、この機会に買い替えるのもアリです。
いずれにせよ、お手持ちのスマホにLINEMOのSIMを入れることでLINEMOが利用できるようになります。
eSIMにするか、通常のSIMにするかは自分で選ぶことになります。
そのためeSIMのメリット、デメリットをしっかりと抑えておくとが大切です。
LINEMOでeSIMを利用する全手順
LINEMOでeSIMを利用する手順は以下の通りです。
【eSIM発行のために準備するもの】
- eSIM対応のスマホ(SIMフリーかSIMロック解除済み)
- 本人確認書類(運転免許証・健康保険証等)
- MNP予約番号(利用中の電話番号をLINEMOでも利用する場合のみ)
MNP予約番号は、MNPワンストップ対応の携帯会社を利用中なら不要です。
SIMロック解除の方法
eSIM対応のスマホはSIMフリーかSIMロックが解除されている必要があります。
ただしソフトバンクスマホの場合はSIMロック解除手続きは不要です。
■ドコモ
オンライン | マイドコモ →メニューの「サービス一覧」 →「SIMロック解除」 →必要項目入力で完了 |
電話 | ドコモから:局番なし「151」(無料) 一般電話:0120-800-000 |
店舗 | ドコモショップ(有料:3300円) |
■au
オンライン | My au →メニューの「契約内容手続き」 →「SIMロック解除のお手続きはこちら」 →必要項目入力で完了 |
店舗 | auショップ(有料:3300円) |
MNP予約番号の発行方法
電話番号をLINEMOでも引き続き利用するならNMP(番号ポータビリティ)の手続きが必要です。
LINEMOでMNPを申し込む際は
なお、ソフトバンクの場合のみNMP予約番号は不要でそのまま申し込むだけです。
また、MNPワンストップに対応している携帯会社からの乗り換えならばMNP予約番号は不要です。三大キャリア、三大キャリアののサブブランドや格安ブランド、mineoなどの一部格安SIMはMNPワンストップに対応しています。
【キャリアメールの持ち運びもできる】
キャリア回線で利用中のキャリアメールをLINEMOに持ち運んで利用する事もできます。
料金はドコモ、auが月330円、ソフトバンク、ワイモバイルが年間3300円になります。
LINEMOのeSIM発行手順
1、申し込み手順に従ってすすむ
2、「申し込み完了のお知らせ」「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」が届く
3、アプリ「LINEMO かんたん開通」をダウンロード
「LINEMO かんたん開通」はLINEMOの開通をサポートしてくれるアプリで非常に便利です。
アプリの手順に従って設定するだけです。
LINEMOのeSIM対応スマホ一覧
iPhone 12 シリーズ
iPhone 13 シリーズ
iPhone 14 シリーズ
iPhone 15 シリーズ
iPhone 16シリーズ
iPhone SE(2020・第2世代)
iPhone XR
iPhone XS
iPhone XS Max
Google Pixel 4 XL
Google Pixel 4a
Google Pixel 4a (5G)
Google Pixel 5
Google Pixel 5a (5G)
Google Pixel 6
Google Pixel 6 Pro
Google Pixel 7
Google Pixel 7 Pro
Google Pixel 7a
Google Pixel 8
Google Pixel 8 Pro
Google Pixel Fold
OPPO A73
OPPO A79 5G
OPPO Find X3 Pro
OPPO Reno5 A (eSIM対応版)
OPPO Reno7 A
OPPO Reno9 A
OPPO Reno10 Pro 5G
OPPO Reno11A
Galaxy A54 5G
Galaxy S23
Galaxy S23 FE
Galaxy S23 Ultra
Galaxy S24
Galaxy S24 Ultra
Galaxy Z Flip4
Galaxy Z Flip5
Galaxy Z Fold4
Galaxy Z Fold5
AQUOS R8
AQUOS R8 pro
AQUOS R9
AQUOS sense8
AQUOS sense7
AQUOS sense7 plus
AQUOS sense6
AQUOS sense6s
AQUOS wish4
AQUOS wish3
AQUOS wish2
AQUOS wish
AQUOS zero6
Leitz Phone 2
BASIO active2
シンプルスマホ6
Xperia 1 V
Xperia 1 VI
Xperia 10 III Lite
Xperia 10 Ⅳ
Xperia 10 V
Xperia 10 VI
Xperia 5 Ⅳ
Xperia 5 V
Xiaomi 12T Pro
Xiaomi 13T
Xiaomi 13T Pro
Redmi Note 11 Pro 5G
Redmi Note 10T
Redmi Note 13 Pro+ 5G
【その他】
あんしんファミリースマホ
ZTE:Rakuten BIG
Libero 5G IV
ここにない場合はLINEMOの公式サイトでeSIM対応かを確認してください。
スクロールして下の方の「動作確認端末を確認する」のボタンをタップで対応スマホ一覧が表示されます。
なお、対応機種であってもSIMフリー、またはSIMロック解除済である必要があります。
ソフトバンクスマホの場合はLINEMOも同グループなのでSIMロック解除手続きは不要です。
LINEMOでeSIMを再発行する
LINEMOでeSIMを再発行する手順はこちらです。
機種変更の場合も再発行の手続きを行います。
- 1、MyMenuへログイン
- 「eSIM再発行手続き」→「申込する」
- 「お手続き状況の通知先」から「携帯電話番号に送信する」か「Eメールアドレスに送信する」を選択→「申込」
- 「お手続き内容をあとで確認する方法」から「WEB(My Menu)で確認する」か「書面(ご契約住所に郵送)で確認する」を選択
- 同意する→申込
- eSIM再発行受付が完了
LINEMOでeSIMを利用するメリット・デメリット
eSIMにはメリットとデメリットがあります。
LINEMOをeSIMで契約するか、通常のSIMにするかを判断するためにもメリットとデメリットをみていきましょう。
eSIMを利用するメリット
1、契約してすぐに利用可能
物理SIMなら申し込んでから郵送まで待つ必要がありますが、LINEMOのeSIMなら最短1時間で利用開始可能です。
ダウンロードしてすぐに使えるようになるのは大きなメリットです。
2、デュアルSIMに最適
デュアルSIMとは一つのスマホで二つ以上のSIMを利用することです。
一つのSIMスロットが物理SIMでふさがっていてもeSIMなら入れられるスマホもあります。
物理SIM+eSIMでデュアルSIMにすると様々な携帯会社を組み合わせて通信料をよりお得にできます。
3、LINEMOのeSIMは設定が簡単
eSIMの設定はやや複雑なのがデメリットですが、LINEMOには設定をサポートしてくれる専用アプリ「LINEMO かんたん開通」があります。
専用の設定サポートアプリの手順に従っていけばeSIMが簡単に使えるようになります。
「LINEMOかんたん開通」アプリは、設定前の準備から具体的な設定、開通したか否かのチェックまでオールインワンでできる優れモノです。
4、海外利用にもeSIMは便利
海外旅行で現地の通信を利用する場合、現地の空港などで申し込む必要があります。場合によっては時間がかかるケースもありますが、eSIMなら海外にいかずともオンラインで申し込みから開通までの手続きができます。
また、デュアルSIMにして国内用と海外用の通信回線を一つのスマホで利用することも可能です。
eSIMのデメリット
eSIMは発行がはやい、デュアルSIMに最適などメリットが多い一方でデメリットもあります。
1、eSIMの設定は初心者がつまずきやすい
SIMカードをSIMスロットに挿入するだけの物理SIMと違い、eSIMは形がない分、設定がやや複雑です。
LINEMOには設定をサポートする専用アプリ「LINEMO かんたん開通」がありますが、それでもつまずいてしまう可能性もゼロではありません。
設定で分からなくなってもLINEMOは実店舗のサポートがなくオンラインのみの対応となります。
サポート体制が脆弱なため分からなくなりそうな方は物理SIMの郵送をおすすめします。
2、機種変更の際に手間が少しかかる
物理SIMであれば新しいスマホにSIMを入れ替えるだけで機種変更は完了です。
それに対して、eSIMは再発行の手続きが必要になります。
3、利用できるスマホが少ない
対応スマホがまだまだ少ないのもeSIMのデメリットです。
比較的新しいiPhoneは対応していますが、それ以外の機種は非対応のものも多いため、使える端末の選択肢が狭いのが残念な点です。
【LINEMOのeSIM】よくある質問
LINEMOへの乗り換えはeSIMと通常のSIMどっちがいい?
乗換えが簡単なのは通常のSIMです。LINEMOはサポートがオンラインのみなので心配な方は通常のSIMで申し込むのがおすすめです。
とはいえ、eSIMも専用のアプリがあるので乗り換えは簡単です。
eSIMの発行にかかる時間は?
最短で1時間です。最短なのでもっとかかる場合もあります。
eSIMへの乗り換えはどうする?
LINEMOのMyMenu→ eSIM再発行手続き→申込する、からできます。オンラインで完結です。
【まとめ】LINEMOのeSIM契約は簡単
今回はLINEMOでのeSIM契約、開通までの手順を中心に紹介しました。
まとめると以下の通りです。
LINEMOでeSIMの設定は専用アプリ「LINEMO かんたん開通」の手順通りに行うだけなので比較的容易です。
専用アプリの通りに行うだけです。
eSIMは当日すぐに利用できるようになるのも魅力。
更に二つの回線を一つのスマホで利用するデュアルSIMにも最適です。
LINEMOをeSIMで利用すれば通信回線の活用の幅が広がります。