「LINEMOのMNP転出方法を知りたい」
そんな方は少なくありません。逆にLINEMOへMNP転入するケースもあります。
LINEMOは実店舗のサポートがなくオンラインのみなのでMNPの具体的な手順に不安がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はLINEMOから他キャリアへのMNP転出と、LINEMOへの転入の具体的な手順を分かりやすく解説します。
LINEMOはMNPワンストップに対応しているため、より簡単にMNPが可能です。
ここからは具体的な方法を詳しく解説します。
まずはMNP転出、次にMNP転入の方法を解説します。
LINEMOから他社へのMNP転出の方法
まずは、LINEMOからのMNP転出の方法です。
LINEMOからのMNP転出は2つあります。
- MNPワンストップ
- MNP予約番号発行で乗換え
MNPワンストップの場合はLINEMOでの手続きは不要で、新しく契約する携帯会社で手続きするだけでOKです。
LINEMOで解約の手続きをする必要はありません。
MNPワンストップとは?
MNPワンストップとは、MNPの手続きを簡単にする新しい方法です。
今までは転出元にMNP予約番号を発行してもらう必要がありましたが、MNPワンストップなら転出先で転出手続きするだけでOKです。
【MNPワンストップに対応済み】
ドコモ、au、ソフトバンク、ahamo、UQ mobile、povo 、ワイモバイル、LINEMO 、ジャパネットたかた通信サービス、日本通信SIM、b-mobile、mineo
これらの携帯会社にMNP転出するなら、LINEMOでの手続きは不要です。
乗り換え先で契約手続きを行ってください。
NNP予約番号発行で乗換え
MNPワンストップに非対応の場合は、LINEMOでMNP予約番号を発行してもらう必要があります。
MNP予約番号の発行はオンラインのみの対応です。
オンライン | My Menu ※午前0時~ 午後0時 ※午後8時以降の受付は、翌朝9時以降にSMSで順次通知 |
なお、MNP予約番号の有効期限は発行日をふくめて15日間です。
LINEMOの解約で違約金はかかるのか?
LINEMOには契約縛りは特にありません。
そのため、いつやめても違約金、解約金はかからないので、安心です。
MNP転出には手数料も不要
LINEMOへMNPを転出しても手数料はかかりません。
違約金はもちろん、その他の手数料もかからないので安心です。
【注意】解約手続きが不要な場合もあり!
MNPワンストップを利用して転出する場合は、LINEMOの解約手続きは不要です。
予約番号不要、解約手続きも不要で、乗り換えられるのがMNPワンストップのメリットです。
MNPワンストップは解約手続きに伴う引き留めをなくするために導入された仕組みです。
そのため、LINEMOから転出する先の携帯会社にMNPワンストップで申し込むだけで自動的に電話番号が新しい会社に移ります。
LINEMOへの他社からのMNP転入の方法
ここからは他社からLINEMOへMNP転入するケースを解説します。
ちなみにMNPとは携帯電話番号ポータビリティの事。携帯番号を引き継いで新しい携帯会社で使えるようにする手続きです。
手数料はかからず全て無料です。
LINEMOへMNPで乗り換えるには、以下の二つのケースが考えられます。
- ソフトバンク、ワイモバイルからの乗り換え
- その他のキャリア回線からの乗り換え
ソフトバンク、ワイモバイルの場合はLINEMOと同じソフトバンクグループなのでMNP手続きは不要です。
その他のキャリア回線からMNP転入をする場合は現在は2つの方法があります。
一つはMNP予約番号を発行してもらう方法です。
キャリアから発行してもらったMNP予約番号を持ってLINEMOへの申し込み手続きを行うという手順になります。
乗り換え元で、MNP予約番号を発行してもらい、乗り換え先で手続きます。
ソフトバンク、ワイモバイルからLINEMOへのMNP手続き
ソフトバンクやワイモバイルからLINEMOへMNPを行う際は特別な手続きは不要です。
同じソフトバンクグループのため、「My SoftBank」や「My Y!mobile」の契約者情報を連携するだけでOKなのです。
申し込み手順にしたがっていくだけでMNPが完了するのでLINEMOへの乗り換えも簡単です。
ただし「My SoftBank」や「My Y!mobile」の情報が引き継がれるので、LINEMOに申し込む前にログインし登録情報が古くないか確認しておきましょう。
特に「My SoftBank」や「My Y!mobile」の情報が、以前の住所のままであったり、旧姓のままなら変更が必要です。
住所が以前のままの場合、せっかく申し込んでもLINEMOのSIMが旧住所に送られてしまうという事になりかねません。
ポイント
ソフトバンク、ワイモバイル端末はSIMロック解除も不要
ソフトバンクやワイモバイルのスマホをLINEMOのSIMカードで利用するケースでは基本的にSIMロック解除手続きは不要です。
ドコモからLINEMOへのMNP手続き
ドコモからLINEMOへMNP転入をするならMNPワンストップで乗換えが可能です。
ドコモで特別な手続きをする必要はなく、LINEMOへ申し込むだけでMNP手続きが完了します。
[st-kaiwa12ドコモで解約の手続きをする必要もないんだ。あたらしくLINEMOに申し込むだけで自動的に乗り換えが完了するよ[/st-kaiwa2]
ポイント
ドコモ端末はSIMロック解除が必要
ドコモのスマホをLINEMOで利用できるようにするにはSIMロック解除が必要になります。
【ドコモのSIMロック解除手順】
auからLINEMOへのMNP手続き
auからLINEMOにMNPを行う場合もMNPワンストップで対応可能です。
具体的にはLINEMOへ乗換えを申し込むだけでOK。
auに契約解除の申請をしなくても自動的に解約になります。
au端末はSIMロック解除が必要
auで利用中のスマホをLINEMOでも利用するにはSIMロック解除が必要です。
【auのSIMロック解除手順】
[/st-mybox]
LINEMOの申し込み手順(MNP手続き)
1、利用するスマホの準備
利用中のスマホを継続利用するならSIMロック解除が必要です。
なお、ソフトバンク、ワイモバイルのスマホならSIMロック解除手続き不要でLINEMOでも利用できます。
新しくスマホを購入する際はSIMフリースマホにしましょう。
LINEMOでは端末のセット購入はできません。SIMのみを契約になります。
SIMを契約して自身でスマホに設定する事になります。
2、SIMはSIMカードにするか?eSIMにするか?
LINEMOで契約できるSIMはSIMカードとeSIMがあります。
SIMカードはSIMスロットに挿入する形式でもっとも一般的なものです。
eSIMはスマホに内蔵されたSIMのことで携帯会社の情報をダウンロードする事で利用できるようになります。
SIMカードは郵送されて届くまで時間がかかりますが、eSIMは最短1~2時間で利用可能です。
とはいえeSIMはやや設定が面倒なため初心者の方にはSIMカードの方がおすすめです。
eSIMは複数の携帯会社の回線を一つのスマホで利用するデュアルSIMにも最適です。
3、申し込み手順に従って申し込む
LINEMOを公式サイトの手順通りに申し込んだ後はSIMカード、eSIMで設定方法が異なります。
SIMカード | eSIM |
申し込み完了メール ↓ SIMカードの受け取り ↓ 回線切り替え ↓ SIMカード挿入 ↓ 【ソフトバンク、ワイモバイルスマホの継続利用の場合】 SIMロック解除コード入力 ↓ LINEMOで通信するための設定 ↓ 再起動 | 申し込み完了メール ↓ アプリをダウンロード (LINEMO かんたん開通) ↓ アプリの指示通りに設定&開通 |
eSIMの場合は設定用の「LINEMOかんたん開通」というアプリを利用すれば開通まで指示どおりすすむだけです。
LINEMOからMNP転出先でおすすめ2選
LINEMOからNMP転出を検討しているなら以下の2つが特におすすめです。
1、楽天モバイル
まずはLINEMOのライバルである楽天モバイルです。
楽天モバイルは従量課金制で3GBまで1078円、20GBまで2178円、20GB超過後、無制限に使えて3278円と格安なのが大きな魅力です。
3GBまでならLINEMOのベストプランが990円ですから、一見、高いように見えますが、楽天モバイルには家族割があります。
家族割を適応すると毎月110円/月安くなり、3GBまでは968円とLINEMOより安くなります。
さらに10GBまで、LINEMOは2090円ですが、楽天モバイルなら20GBまで使えて2068円です。
22歳までの学生なら、ここに110円/月ポイントが付与され、実質料金はさらに安くなります。
楽天モバイルはプラチナバンドに対応。人口カバー率99.9%と三大キャリアに並びましたからLINEMOのMNP転出先としてかなりおすすすめです。
2、ahamo
ahamoはドコモのオンライン専用ブランド。ソフトバンクにとってのLINEMOと同じ位置づけになります。
20GB上限、2970円/月のワンプランでの展開で、LINEMOのベストプランVとライバル関係にあります。
ベストプランVと同様に、5分かけ放題があらかじめ付いているのが魅力。
ただし、ベストプランVが20GBを超過すると自動的に30GBに上限になり、料金が3960円かかってしまうのに対して、ahamoは20GBを超過したら1Mbpsの低速になるだけです。
20GB超過後は料金が上がらず、いわば、低速無制限で使える点がahamoのメリットです。
また、80GBの「大盛りオプション」(1980円/月)を追加すれば100GBまで4950円/月使えるのも魅力です。
【まとめ】LINEMOのMNP転入、転出
LINEMOへMNP転入する場合と転出する場合の手順を見てきました。
まとめると以下の通りです。
ソフトバンクやワイモバイルから乗り換えるケースではMNPの特別な手続きは不要です。
また、LINEMOをやめてソフトバンク、ワイモバイルに変更する際も同様にMNP予約番号なしで手続きができます。
それ以外のキャリアからの乗り換えは最近はじまったMNPワンストップでの乗換えか、MNP予約番号を乗換え元に発行してもらうかです。
MNPワンストップに対応していない場合は、乗換え元にMNP予約番号を発行してもらい、LINEMOで手続きをしましょう。