エキサイトモバイルがプランを改定し、キャンペーン攻勢をしています。
最近、存在感が薄めでしたが、ここにきて、特に3ギガ帯では最安値に躍りでました。
特にライバルとなるのは同じく従量課金制の楽天モバイル。
今回は、このエキサイトモバイルの新プランとキャンペーン。
さらには、楽天モバイルをはじめとするライバルの月額料金を徹底比較します。
エキサイトモバイルの新プランは何が違うのか?
エキサイトモバイルには大きくわけて2つのプランがあります。
まずは、楽天モバイルのように従量課金制、つかった分だけ料金がかかるフィットプラン。
こちらは月によって使うデータ量が変動しがちな方におすすめ。
もう一つはフラットプラン。
こちらは一般的な格安SIMのように、データ量ごとに料金が決まっている定額制です。
今回、プラン内容が変更になったのは、従量課金制のフィットプランです。
ご覧のとおり、楽天モバイルのように使った分だけ料金が発生する仕組みになります。
このプランの3ギガまでの月額料金が690円に値下げされました。
のちほど詳しく比較しますが格安SIMの3ギガ帯では最安級になります。
比較の前にサクっとエキサイトモバイルのフィットプランを解説します。
まずは低速通信のみの495円。
低速と高速の切り替えはエキサイトモバイルのマイページで切り替え可能です。
低速状態の通信速度は最大200Mbpsです。
低速にしておけば、いくらデータを消費しても495円以上の料金は発生しません。
ただし、残念ながら、3日で366MBを超えると終日の通信制限にかかる可能性があります。
次に3ギガまでが690円。ここからは通常の速度になります。
7ギガまで1430円、12ギガまで1980円、17ギガまで2750円、25ギガまで3245円です。
使った分だけ料金が発生するという点では楽天モバイルがライバルになります。
楽天モバイルは3ギガまで1078円、20ギガ2178円。20ギガ超過後は無制限で3278円。
段階は3つだけです。
エキサイトモバイルには6つの段階に分かれているため、楽天モバイルよりもお得になるケースが多いです。
エキサイトモバイル | 楽天モバイル | |
3GB | 690円 | 1078円 |
7GB | 1430円 | 2178円 |
12GB | 1980円 | 2178円 |
17GB | 2750円 | 2178円 |
20GB | 3245円 | 2178円 |
25GB | 3245円 | 3278円 |
~無制限 | 3278円 |
こちらがエキサイトモバイルと楽天モバイルの比較表。
オレンジ色が比較対象よりも安い料金帯です。
楽天モバイルは従量課金制ですが、3つにしか分かれていないのできめこまかさに欠けます。
他方で6つの段階に分かれているエキサイトモバイルはかなりお得なのが分かります。
3ギガならエキサイトモバイルが690円、楽天モバイルが1078円とエキサイトモバイルが圧勝。
7ギガはエキサイトモバイル1430円。楽天モバイルは7ギガであっても20ギガまでの料金が適応され、2178円とかなり割高です。
12ギガはエキサイトモバイルが1980円。楽天モバイルは7ギガと同じ2178円。
こちらエキサイトモバイルが安いです。
17ギガはエキサイトモバイル、2750円。楽天モバイルは2178円。
この辺りは楽天モバイルの方が逆転。エキサイトモバイルより安いです。
20ギガはエキサイトモバイルが3245円、楽天モバイルが2170円と、ここでも楽天モバイルの方が安くなります。
25ギガはエキサイトモバイルが3245円、楽天モバイルが3278円とエキサイトモバイルがやや安い感じ。
とはいえそれ程の差はありません。
その上の無制限は楽天モバイルしかなく月額3278円と、楽天モバイルのひとり勝ちです。
比較してみると、12ギガ以下なら楽天モバイルよりエキサイトモバイルを選んだ方が安いという結果になります。
【3ギガ使った場合の格安SIM各社比較】
エキサイトモバイル | 690円 |
日本通信SIM | 730円 |
NUROモバイル | 792円 |
LIBMO | 980円 |
LINEMO | 990円 |
OCNモバイルONE | 990円 |
イオンモバイル | 1078円 |
楽天モバイル | 1078円 |
そして、こちらが各社で3ギガ使った場合の比較表。
エキサイトモバイルの強いのはこの3ギガ帯です。
比較すると圧倒的にエキサイトモバイルが安いのが分かります。
エキサイトモバイルが3ギガ690円。日本通信SIMが730円。NUROモバイルが792円。LIBMO(リブモ)、980円。
LINEMO、人気のミニプランが990円、OCNモバイルONE、3ギガ990
イオンモバイルと楽天モバイルはそれぞれ1078円です。
3ギガなら圧倒的にエキサイトモバイルがリーズナブルです。
LINEMOは990円とエキサイトモバイルと比較して高いですが、ソフトバンク回線と同等の回線品質である事から単純には比較できません。
参考LINEMOでも5Gは使える?ソフトバンクと速度やエリアの違い
LINEMOの場合はあくまでソフトバンクのオンライン専用ブランドである事から通信品質が高いのが魅力です。
エキサイトモバイルの定額プランは魅力がない
プラン | 月額料金 |
低速のみ | 660円 |
3GB | 1210円 |
12GB | 1650円 |
20GB | 2068円 |
25GB | 2970円 |
30GB | 4400円 |
40GB | 7700円 |
50GB | 11198円 |
前の方で述べたように、エキサイトモバイルには従量課金制のプランのほかに定額制のプランもあります。
こちらは低容量は高めの料金設定。
従量課金制の方なら690円だった3ギガが定額制だと1210円になります。
こちらの魅力は20GBをはじめとする容量の大きなプランです。
例えば20GBなら2068円。同じく20GBに5分かけ放題がついたahamoが2970円、LINEMOの20GBが2728円。
中容量や大容量使う方におすすめなのが定額プランになります。
エキサイトモバイルは2つのキャンペーンでお得!
さらに、エキサイトモバイルは、新規契約手数料が実質無料になるキャンペーンも行っています。
こちらは手数料分、3300円のデジタルギフト券をもらえるキャンペーンです。
au回線なら新規とMNPが対象、ドコモ回線はMNPのみが対象になります。
さらにもう一つ、エキサイトモバイルのキャンペーン。
3ギガが実質3ヵ月ゼロ円で利用できるキャンペーンも実施中です。
従量課金制のフィットプランなら1ヵ月目は通常通りの支払い、翌月以降4ヵ月目まで値引きされる仕組みです。
ただし、データを全く使わなかった場合は値引きの対象から外れるので注意です。
エキサイトモバイルは料金プランの値下げだけでなく、各種キャンペーンも充実しています。
実質無料で3ヵ月利用できるのは大きなメリットです。
スマホセットが安いニフモのキャンペーン
スマホが予想外に安かったのが、ニフモです。
ニフモは老舗プロバイダ、ニフティの格安SIM。
こちらも普段は存在感のうすいMVNOですが今回はスマホセットがかなり安いキャンペーン攻勢を行っています。
すべて中古品ですが、新品と同等の未使用品です。
AQUOS WiSH2の未使用品が新規申し込みで9900円、arrows Weの未使用も新規で9900円。
さらにGalaxy A22 5Gも9900円です。
これでもそこそこ安いですが、さらにキャンペーンがあります。
これらの機種をセットで申し込むと、ニフティポイントが6600ポイントもらえます。
さらにそれをニフティ使用権に変更すると9900円相当のポイント還元になります。
ニフティポイント6600ポイントは、他社のポイントや現金に交換できます。
ただ、このニフティポイントをニフティ使用権に変更すると6600ポイントが9900円分に増えます。
1.5倍になるんです。
このニフティ使用権というのにするとニフモの月々の支払いに使うことができます。
月々の支払いに使える9900円相当が還元されることで、スマホが実質0円になるという仕組みです。
その他はiPhone SE第三世代、64ギガの未使用品が38280円。
ここからさらに9900円相当の実質値引きがあります。
Pixel 6a、36300円、Pixel 7 59400円、Xperia 10 IVが36300円。
これらも9900円相当のポイント還元があります
ただ、問題はニフモの月額料金です。音声通話SIMで3ギガ1760円、7ギガ2530円と割高感は否めません。
というかハッキリって高いです。
どうしてこういう料金になるのか疑問に思うレベルです。
スマホは安いですが、月額料金が高いので悩ましいところですね。
エキサイトモバイルの新プラン、キャンペーンまとめ
今回は、新しくなったエキサイトモバイルのプランを中心に紹介しました。
特に従量課金制、Fitプランの3ギガ(’690円)は最安です。
また、同じく従量課金制の楽天モバイルと比較しても段階がこまかく分かれているためにムダがないのもメリットです。
エキサイトモバイルの従量課金制プランにネックがあるとしたら3ギガを超えても低速状態にならないため、予想以上に使ってしまいそうなところです。
ただ、3ギガを超えても次は7ギガ、1430円。
こちらも安いので3ギガ近辺のデーター量の方は検討の価値ありです。