楽天モバイルは無制限、格安が魅力のドコモ、au、ソフトバンクに続く第4のキャリアとして注目されています。
ずいぶんと回線の品質も良くなったと言われています。
そこで今回は、楽天モバイルを自宅WiFiの代わり、つまり固定回線として利用する事を考えてみます!
結論を言えば、楽天モバイルは固定回線としてとてもおすすめです。
楽天モバイルを契約すると一括1円でポケット型WiFiが手に入るので、まずはこちらで固定回線を試してみるのがおすすめです。
楽天モバイルを固定回線化でコスパ最強!
まず楽天モバイルの料金プランを見てみましょう。
楽天モバイルは最大に使っても3278円しかかかりません。
いくら使っても最大3278円。これ以上は月額料金がかからないのです。
これを固定回線として利用したら、かなりの節約になります。
実際、一人暮らしでこれから固定回線を引く方や、現在の自宅WiFiの通信費を節約したいなら楽天モバイルがリーズナブルでおすすめです。
さらに20ギガまでなら2178円。
3ギガまでなら1078円と、使わない月は勝手に安くなります。
こんなにコスパの良い回線はありません。
家族割は月額料金から110円/月の割引、学割(22歳以下)はさらに110pt/月の還元が受けられます。
楽天モバイルの1円ポケット型WiFiで快適に固定回線化
現在、楽天モバイルはポケット型WiFiが1円で手に入るキャンペーンを行っています。
Rakuten WiFi Pocketというポケット型WiFi端末が楽天モバイルと同時契約で1円。
楽天モバイルの固定回線化ならこの1円端末、Rakuten WiFi Pocket(ポケット型WiFi)を利用するのがおすすめです。
参考Rakuten WiFi Pocket Platinum(プラチナム)レビュー
▮Rakuten WiFi Pocket Platinum(プラチナム)のスペック
サイズ | 約65 x 約96.5 x 約15.3mm |
重さ | 約103g |
カラー | ホワイト |
連続通信時間 | 約10時間 |
同時接続 | 16台 |
ポケット型WiFiですから自宅以外でも利用できるのが便利です。
自宅WiFiとしてはもちろん、外出先でもスイッチを入れるだけで自分だけのWiFi環境ができあがります。
楽天モバイルは初期費用、契約手数料も無料なので、文字通り一括1円で固定回線が導入できます。
一人暮らしの方や比較的狭いマンションなどにお住まいなら、このポケット型WiFiの固定回線化で十分、自宅WiFiをまかなえます。
何より端末代が1円なので試してみる価値アリです。
楽天モバイルは初期費用0円、契約縛りもないので、文字通り初期費用1円で自宅の固定回線が整います。
現在の携帯回線そのままで、自宅の固定回線用として楽天モバイルを契約するだけなので手続きも簡単で、何より気軽です。
テザリングは固定回線としておすすめできない理由
スマホのテザリングを固定回線として使うのは基本的はおすすめできません。
長時間のテザリングは端末のバッテリーに重い負担をかけてしまい、スマホの寿命を短くします。
テザリングはスマホの機能にも負担が高いので、専用端末であるポケット型WiFiやホームルーターを用意するのがおすすめです。
固定回線化にはRakuten Turboという選択肢もある
楽天モバイルを固定回線用として使う選択肢としては以下の二つが有力です。
ポケット型WiFiについては前述した通りで一人暮らしに最適です。。
Rakuten Turbo(ラクテンターボ)とは楽天モバイルの自宅WiFi専用プランです。
端末はRakuten Turbo 5Gというホームルーターを使い自宅の固定回線として利用します。
Rakuten Turbo | Rakuten WiFi Pocket Platinum | |
対応電波 | 4G、5G | 4Gのみ |
最大通信速度 | 下り:2.1Gbps 上り:218Mbps | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
最大接続台数 | 128台 | 16台 |
WiFiの届く範囲 | 最大200m | 最大20m |
Rakuten Turboは4Gと5Gに対応しています。
対して楽天モバイルのポケット型WiFi「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は4Gのみの対応で5Gには非対応です。
そのため、最大通信速度に大きな違いがあります。
特に対応エリアを調べて、ご自宅が5Gエリア内なら、Rakuten Turboを導入した方がより高速で快適な通信環境を体感できます。
Rakuten Turboは下り2.1Gbps(2100Mbps)ですからポケット型WiFiに10倍以上の差をつけて高速です。
また同時接続可能台数も128台と圧倒的に多いです。一人暮らしというより家族が多い方にはRakuten Turboがおすすめ。
端末が発生させるWiFiに関しても届く範囲が広く最大200m。
自宅をすっぽりWiFi環境にするスペックがあります。
楽天モバイルのポケット型WiFiの場合は、発生するWiFiが強くないため端末と使用デバイスの間を近づける必要があります。
家族で異なる部屋にいる家族で高速なネット環境を利用したいならRakuten Turboが最適になります。
■固定回線化した場合の月額料金を比較
Rakuten Turbo | Rakuten WiFi Pocket Platinum (ポケット型WiFi) | |
月額 | 無制限:4840円 | 無制限:3278円 20GBまで:2178円 3GBまで:1078円 |
端末代 | 一括払い:41580円 48回払い:866円/回 24回払い:1732円/回 | 1円 |
料金は5Gに対応している分、Rakuten Turboの月額料金が、ポケット型WiFiと比べて高めです。
5Gに対応したクオリティの高い回線を使いたいならRakuten Turbo、通信速度にそこまでこだわらない一人暮らしの方ならRakuten WiFi Pocketが最適と言えます。
光回線のように家族全員でWiFi環境を使う方にはこのRakuten Turboが最適です。
楽天モバイルのSIMを他社ホームルーターに差して固定回線化も
一戸建てなどで、家族全員の固定回線をまかなうには、ポケット型WiFiではやや力不足です。
出力するWiFi電波が弱いので、例えば二階の部屋などに届かない可能性があります。
家族の固定回線を楽天モバイルでまかないたいなら、楽天モバイルをSIMだけ契約して他社のホームルーターに差すのがおすすめです。
ホームルーターは出力するWiFi電波が強いので自宅をくまなくWiFiエリアにする事が可能です。
ホームルーターはアマゾンなどにもありますが、安く済ませたいのならメルカリなどで他社のものを使うのもアリです。
他社製のホームルーターを利用する際は対応する周波数に注意です。
他社キャリア回線の無制限プランと楽天モバイルの比較
ドコモ、au、ソフトバンクも無制限プランを出していますから、これらと比較してみましょう。
無制限プランの月額 | 平均実測 下り/上り | |
楽天モバイル | 最大3278円 | 109.02Mbps 33.32Mbps |
ドコモ | 最大7315円(4928円) | 119.34Mbps 14.13Mbps |
au | 最大7238円(4980円) | 99.35Mbps 16.24Mbps |
ソフトバンク | 最大7425円(4980円) | 105.49Mbps 17.99Mbps |
平均実測はみんそくを参照
無制限プランの比較では楽天モバイルが圧倒的に安いのが分かります。
特にドコモ、au、ソフトバンクは家族割や光回線のセット割などが適応されてはじめて、5000円程度まで安くなります。
素の月額料金は7000円超とおそろしく割高で、固定回線として利用した場合、光回線よりも高額です。
では三大キャリアを固定回線として利用した場合の通信クオリティはどうかというと、楽天モバイルが通信速度で健闘しているのが分かります。
楽天モバイルが始まった当初は通信品質で、三大キャリアに水を開けられていましたが、現在はドコモに迫る通信速度が出ているのです。
さらに上り(アップロード)速度に関しては、何と楽天モバイルがもっとも高速です。
この表のとおり、楽天モバイルは通信キャリアの中で頭一つ抜けて、格安な上に、通信品質も他社に遜色がないレベル。
まさに楽天モバイルは格安な固定回線として大変魅力的なのです。
楽天モバイルは通信制限にかかりにくいので固定回線化は正解
以前、楽天モバイルは1日10ギガ使うと、通信制限にかかり遅くなるという事がありました。
楽天モバイル側が公式に発表していた事ではなく、X(旧Twitter)利用者を中心に周知の事実とされていたのです。
1日10GB使うと日付が変わるまで3Mbpsに制限されたのですが、現在はその制限がなくなっています。
寮生活なので楽天モバイルを固定回線替わりに使ってる
1日10GB制限が撤廃されてからめちゃくちゃコスパ良い pic.twitter.com/qDJku64kSZ— ひっき (@hiki5G) November 12, 2022
1日10GBの制限は固定回線として利用するには、かなり窮屈でした。
特にオンラインゲームを沢山する方や、休日などにまとめて動画を視聴する方などはかなりの確率で通信制限にひっかかるからです。
しかし、現在、楽天モバイルはこの通信制限も撤廃されて、文字通りの無制限で利用できるのです。
当サイトでも検証しても通信制限にはかかりませんでしたから、自宅WiFi回線として十分に使えます。
中には、月17000GBも利用した方がいて、一時期は大変な話題になった程です。
【楽天モバイル固定回線化】光回線と比較してもコスパが最強すぎる
では、固定回線の主流である光回線と楽天モバイルを比較してみます。
自宅WiFiとして通信クオリティはどれくらいが望めるのでしょうか。
今回は光回線の中でも特に格安なGMOとくとくBB光を比較対象として挙げます。
GMOとくとくBB光はセット割がない代わりに格安な光回線。
NTTのフレッツ光回線を利用するいわゆる「光コラボ」なので通信速度は光回線の中でごくごく標準的と言えます。
楽天ひかりとGMOとくとくBB光が固定回線候補
なお、楽天には、「楽天ひかり」という光回線もあります。
しかし、楽天ひかりは、他社の光回線と異なり携帯電話とのセット割がないため、選ぶメリットはほとんどないと言えます。
月額 | 工事費 | |
楽天ひかり | マンション:4180円 戸建:5280円 | 22000円 |
GMOとくとくBB光 | マンション:3773円 戸建:4818円 | なし (工事費実質無料) |
楽天ひかりでも実は十分に安いのですが、GMOとくとくBB光が安すぎるためコスパの面で劣ります。
楽天モバイル利用者の自宅の固定回線ならGMOとくとくBB光一択です!
【月額料金を楽天モバイルと比較】
楽天モバイルの固定化と、光回線の代表としてGMOとくとくBB光を比較してみます。
どちらがコスパに優れているでしょうか。
無制限プランの月額 | 初期費用 契約縛り | |
楽天モバイル | 最大3278円 | なし |
GMOとくとくBB光 | 戸建:4818円 マンション:3377円 | なし (工事費実質無料) |
当然ですが、楽天モバイルの方が固定回線として安いことが分かります。
戸建てだと月2000円程度、光回線の方が高くなります。
逆に言うと、固定回線を光回線から楽天モバイルに変えると月1000円以上は通信費を節約できる事になります。
年間にすると結構な金額、安くなるのですから料金面だけ見ると、楽天モバイルへの乗り換えはかなり理にかなっています。
他方で、心配になるのは楽天モバイルへの乗り換えで自宅WiFiの通信品質がどれくらい落ちるかです。
有線回線の光回線より楽天モバイルが高速という事はあり得ないわけですから、安くする対価として、どれくらい通信品質が落ちるか?がポイントになります。
楽天モバイルは固定回線としての通信品質をクリアしてる?
では、実際に光回線と楽天モバイルの通信速度を比較してみます。
下り実測 | 上り実測 | 平均Ping値 | |
楽天モバイル | 109.02Mbps | 33.32Mbps | 49.72ms |
GMOとくとくBB光 | 230.22Mbps | 286.65Mbps | 17.25ms |
みんそくを参照
楽天モバイルの下り、つまりダウンロード速度は、109.02Mbps。上りが33.32Mbps。
光回線のとくとくBB光は、下り230.22Mbpsと楽天モバイルの倍以上の通信速度です。
上りは286.65Mbpsと、さすが光回線といった所です。
また、応答速度を示す、Ping値(少ないほど良い)も光回線であるGMOとくとくBB光が圧倒的です。
しかし、
しかし、特に良く使う下りの速度では、楽天モバイルがかなり健闘していると言えます。
光回線の半分程度の通信速度が見込めて、月額最大3278円と格安なら固定回線としてかなり優秀ではないでしょうか?
楽天モバイルは固定回線に求めらめれる速度は余裕でクリア!
自宅のWiFi、固定回線にどれくらいの通信速度が求められるのか?
例として動画サブスクのネットフリックスを見てみます。
参照元:NETFLIX公式サイト
高画質なら3Mbps以上。フルHD画質でも5Mbps以上出れば快適に動画を楽しむことができます。
先ほどの実測では、楽天モバイルは下り平均109.02Mbpsですから、かなり余裕でネットフリックスを視聴可能です。
ちなみに超高画質、4Kだと15Mbps以上必要になります。
主に大画面で視聴する為の画質ですが、こちらに関しても楽天モバイルを固定回線化しても余裕を持って視聴できそうです。
次はYouTubeを視聴する場合を見てみましょう。
4Kで20Mbpsの通信速度が持続的に必要です。
HD画質1080pで5Mbps出れば十分。
HD画質720pなら2.5Mbps。
その下の標準画質なら更に遅くても余裕で視聴できます。
YouTubeに関しても楽天モバイルの固定回線化で十分に視聴可能です。
自宅でウェブサイト閲覧、動画視聴程度にしか利用しないなら、楽天モバイルを固定回線化すれば十分にまかなえるのです。
オンラインゲームは楽天モバイルでは厳しいものある
楽天モバイルの自宅WiFiであっても、たいていのオンラインゲームは遊べるでしょう。
ただし、Ping値(反応速度)が遅いので、シビアな反応速度が求められるFPSなどは難しいと考えた方が良いです。
通常のアクションゲーム程度であれば楽天モバイルの通信速度でいけると思います。
要は携帯回線ですから、極度に高速な回線を必要とするもの以外は遊べます。
特にPS5やSwitchなどの据え置き型のゲームは、ゲームのプレイ時だけでなくシステムアップデートなどでかなりのギガを消費します。
しかし、楽天モバイルなら無制限なのでどれだけ使っても月額3278円で済みます。
楽天モバイルの固定回線化動画解説
プラチナバンドを獲得した事で楽天モバイルは固定回線としてさらにおすすめです。
楽天モバイルの固定回線化でよくある質問
ここでは楽天モバイルを固定回線化する際によくある質問をまとめました。
楽天モバイルの固定回線化はスマホでも可能?
スマホのテザリングでも理論的には固定回線化が可能ですが、バッテリーを劣化させるため基本的にはおすすめしません。とはいえ、あまりヘビーに使わない方ならスマホのテザリングで楽天モバイルを固定回線化するもの良いです。
楽天モバイルの固定回線化で5Gを使うには?
ホームルーター、Rakuten Turboが5Gに対応しているのでおすすめです。楽天モバイルの一括1円ポケット型WiFiは4Gのみの対応で、5Gには非対応です。また、ホームルーターをオンラインショップやメルカリで手に入れて楽天モバイルのSIMをさすのもおすすめです。
楽天モバイルには通信制限はある?
以前は、非公式ながら1日10GB使うと3Mbpsの低速に制限されましたが、現在は制限が撤廃され、文字通り無制限で利用できます。
【まとめ】楽天モバイルは固定回線におすすめ
今回は、楽天モバイルの固定回線化について解説しました。
まとめると以下の通りです。
楽天モバイルは無制限で使えるためギガを大量に消費しても気にする必要がないのが最大の魅力です。
自宅の回線として思う存分利用できて最大でも3278円/月しか、かからないのはとてもリーズナブル。
特に現在は、ポケット型WiFiの1円端末が手に入るので、楽天最強プラン+ポケット型WiFiで固定回線化がもっともおすすめです。