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2024年【格安SIM通信速度ランキング】全15社で高速なのは?遅いのはどこだ

シンタ
格安SIMって通信速度は遅いの?
気になる点ね。今回は格安SIMの実際の通信速度をランキング形式で紹介するよ!
さとう

格安SIMというと通信速度が遅いというイメージがあります。
事実として三大キャリアより確かに通信速度は遅いのですが、では「どれくらい遅いのか」という点がとても重要になります。
要するに日常使いに問題ない範囲で遅いのか、それとも日常使いが困難なほどの通信速度なのか、です。
日常使いに問題ない程度の遅さならば、格安SIMは月額料金が安いですから有望な選択肢になります。

まずは結論からです。

格安SIM通信速度ランキングの結論

通信速度(下り)
第1位povo91.13Mbps
第2位UQモバイル87.98Mbps
第3位楽天モバイル86.67Mbps
第4位LINEMO79.08Mbps
第5位ワイモバイル68.09Mbps
第6位ahamo67.73Mbps
第7位LinksMate63.02Mbps
第8位日本通信SIM57.37Mbps
第9位mineo52.78Mbps
第10位irumo49.93Mbps
第11位IIJmio40.98Mbps
第12位nuroモバイル37.31Mbps
第13位イオンモバイル29.43Mbps
第14位BIGLOBEモバイル21.26Mbps
第15位DMMモバイル15.87Mbps

参照:みんそく
ランキングには厳密に言えば、格安SIMではないブランド(大手キャリアサブブランド、オンライン専用ブランド、楽天モバイル)も入れました。
これらは格安SIMと同等の価格帯でライバル関係にあるからです。

これらの結果と月額料金を総合的に判断すると、おすすめは、楽天モバイルとLINEMOです。
なせそうなのか、ここから更に詳しく解説しましょう。

キャリア回線の通信速度は?格安SIMランキングの前提!

格安SIM通信速度ランキングにいく前にまずは、三大キャリアの通信速度をチェックです。

さとう
高速なのは当然だけど格安SIMとどれくらい違うかの目安ね

【3大キャリアの通信速度ランキング】

通信速度(2024年)通信速度(2023年)
ドコモ136.14Mbps120.06Mbps
au107.96Mbps73.38Mbps
ソフトバンク89.71Mbps94.69Mbps

通信速度のデータはすべて、みんそくという通信速度の投稿サイトのものです。
実際に測定されたものの平均なので通信速度の実情を反映しやすいデータです。

すべて下りの実測平均で、2024年、今年のものと2023年のものを並べました。
去年と通信速度の実測がかなり変化しているのが分かります。

楽天モバイルもキャリア回線ですが、ここには入れていません。
格安SIMや格安プランと比較される場合が多いので、格安SIM通信速度ランキングで紹介します。

シンタ
楽天モバイルのライバルはどちらかというと格安SIMだね

格安SIM通信速度ランキングTOP15

ではここからは格安SIM、格安プランの通信速度をランキング形式で紹介します。
楽天モバイルも便宜的にここに入れてあります。

なお、サンプル数が少ないものと、あまり選択肢に入らないものはランキング対象から抜いてあります。

さとう
通信速度の投稿数が少ないと平均値が偏るから、投稿数が少ない会社は抜いたよ

【1位】povo:91.13Mbps

1位はpovo。auのオンライン専用ブランドで91.13Mbps。
こちらもau回線そのもので、通信速度も高速です。

さとう
あくまでauのオンライン専用ブランドだから厳密には格安SIM

povoは独自のトッピング形式が人気の携帯ブランド。
基本料ゼロ円でそこに様々なトッピングをして利用します。
例えば、3GB(30日間有効)なら990円。
20GB(30日間有効)なら2700円とリーズナブルな料金体系です。

参考povo公式サイト

【2位】UQモバイル:87.98Mbps

UQモバイルはauのサブブランド。auとの機能連携が多いのが魅力です。

コミコミプラントクトクプランミニミニプラン
データ上限20GB1-15GB4GB
月額料金3278円3465円
※1GB以下:2277円
2365円
割引最大適応後2178円
※1GB以下:990円
1078円
通話10分かけ放題
通信制限後1Mbps1Mbps300kbps

コミコミプランの月額料金は20GB、10分かけ放題がついて月額3278円。
これはahamoに対抗したプランと言われています。

さとう
ahamoが20GB、5分かけ放題付で2970円。かけ放題が10分になった分少し高いよ

トクトクプラン、ミニミニプランはセット割や家族割の対象で割引対象になればかなり格安で利用できます。

参考UQモバイルの家族割は終了!新プランの家族セット割

UQモバイルは家族割や自宅回線のセット割が前提の利用金体系とも言えます。
また、通信制限後の通信速度もそこそこ出るのも魅力です。

参考UQモバイル公式サイト

【3位】楽天モバイル:86.67Mbps

そして6位は楽天モバイルで86.67Mbps。
楽天モバイルはキャリア回線の一角ですが、料金帯が格安SIMと競合します。

2023年にランキング動画を作った際の楽天モバイルの通信速度は69.45Mbpsでした。
およそ1年で15Mbpsほど通信速度が速くなったことになります。

さとう
楽天モバイルは通信制限が全廃されてどこでも無制限で利用できるよ!

以前は1Mbpsに速度制限にかかったケースが平均を押し下げてた可能性があります。

楽天モバイルの月額料金は従量課金制。
3GBまでは1078円、20GBまで2178円、20GB超過後はいくら使っても3278円以上にはなりません。

参考楽天モバイル公式サイト

【4位】LINEMO:79.08Mbps

4位のLINEMOの通信速度は79.08Mbps。
こちらはソフトバンクのオンライン専用ブランド。
LINEMOは様々なキャンペーンをやっている事でも人気です。

参考LINEMO公式サイト

ベストプランベストプランV
データ上限~3GB:990円
~10GB:2090円
~20GB:2970円
~30GB:3960円
5分かけ放題付き
通信制限後300kbps
※15GB超過で128kbps
1Mbps
※45GB超過で128kbps
LINEデータフリー

3GB~10GBのプランと20GB~30GBのプランがあり、特に3GBのプランが人気になっています。
また通信制限後もは300kbps、スマホプランは1Mbpsと全く使えなくなるわけではないのが魅力です。

参考LINEMOの通信速度制限後の速さは遅いの?

【5位】ワイモバイル:68.09Mbps

5位はソフトバンクのサブブランド、ワイモバイルで68.09Mbps。
通信速度、通信クオリティも比較的高いのが魅力です。
ワイモバイルもあくまでソフトバンクのサブブランドですから厳密には格安SIMではありません。
しかし、格安SIMを選ぶ時に欠かす事はできない選択肢です。
というのは、月額が格安なので格安SIMの料金帯と完全に競合するからです。

SML
データ上限4GB20GB30GB
月額料金2365円4015円5115円
割引最大適応後1078円2178円3278円

参考ワイモバイル公式サイト

ワイモバイルは通信速度がそこそこ速いですが、月額料金は割引が適応されなければ安い方ではありません。
自宅の回線のセット割だと1回線目からの割引、家族割は二回線目以降が安くなります。

【6位】ahamo:67.73Mbps

ahamoはドコモのオンライン専用ブランド。
格安SIMの通信速度ランキング堂々の第一位です。
ahamoはドコモ回線そのものなので、厳密には格安SIMではありません。
ただ、格安回線を選ぶ際は格安SIMのライバルですので、通信速度ランキングに入れてあります。

データ上限20GB
月額料金2970円
通話5分かけ放題付
通信制限後1Mbps

参考ahamo公式サイト

20GB、5分かけ放題付きで2970円と格安。
通信速度は、ドコモ品質で5Gにも対応。通信速度の快適さで選ぶならahamoはピカイチ。

参考ahamoは5Gが使える!対応エリアの問題点

【7位】LinksMate:63.02Mbps

ランキング7位のLinksMateはゲーマーの人気が高い格安SIMです。
これくらいの通信速度が出ればスマホゲームは十分ではないでしょうか。
LinksMateの料金プランは、100MBから1TBまで非常に幅広い展開になっています。

超小容量から超大容量まで幅広いラインナップ。さらにゲームのカウントフリーオプションも充実しています。
ゲームを沢山する方におすすめの格安SIMです。

参考LinksMate公式サイト

【8位】日本通信SIM:57.37Mbps

8位は日本通信SIMで57.37Mbps。こちらも格安な料金体系で人気ですが、通信速度でも健闘しています。

データ上限
月額料金
通話
合理的シンプル2901GB:290円
合理的みんなのプラン10GB:1390円70分無料
または5分かけ放題
合理的30GBプラン 30GB:2178円70分無料
5分かけ放題

特に合理的シンプル290プランは1GB使えて290円と格安SIMの中でも最安級で大人気。
みんなのプラン、30GBプランには無料通話がついており、70分無料か、5分かけ放題が選べます。

さとう
安い上に通信速度も高速なら文句なしだね

これだけ通信速度が出るなら十分ですよね。

参考日本通信SIM公式サイト

【9位】mineo:52.78Mbps

通信速度ランキング9位に格安SIMの老舗mineoが入ってきました。
mineoはユニークなプラン展開が魅力の格安SIM。

1GB1298円
5GB1518円
10GB1958円
20GB2178円

マイピタは1GB~20GBまでのプラン展開。余ったデータは繰り越しが可能です。
さらに10GB以上のプランには「パケット放題プラス」というオプションが無料でついています。
「パケット放題プラス」とは最大1.5Mbpsの使い放題のオプション。
いつでも1.5Mbpsの低速状態に切り換えられるのでギガを節約できます。
なお、10GB未満の1GB、5GBのプランなら月額385円で「パケット放題プラス」を付ける事ができます。

その他に最大30kbps~最大3Mbpsの低速使い放題の「マイそく」も人気。
こちらはデータ通信をあまりしない方におすすめです。

さとう
マイそくは通話メインの方にもおすすめのプランよ!

参考mineo公式サイト

【10位】irumo:53.78Mbps

以前は、人気の格安SIMだったOCNモバイルONEがドコモの本プランに吸収されたのがirumo。
格安プランとして人気です。

プラン月額料金割引後料金
0.5GB550円
3GB2167円880円
6GB2827円1540円
9GB3377円2090円

ドコモの中でも特異な位置を占めていて、格安SIMのライバルでもあります。
店舗でのサポートも一部あるのが魅力です。

参考irumo公式サイト

【11位】IIJmio:40.98Mbps

IIJmioはmineoと同じく格安SIMの老舗。大手です。
大手が格安SIMの通信速度ランキングの下位にあるのが意外でした。

2GB850円
5GB990円
10GB1500円
15GB1800円
20GB2000円

IIJmioのギガプランは特に低容量に強いプラン展開。
さらにスマホとのセット購入が安いのもIIJmioの特徴です。

シンタ
ビックカメラが運営するビックモバイルの中身はIIJmioと同じだよ

【12位】nuroモバイル:37.31Mbps

nuroモバイルは、特にNEOプランの通信品質が高く、ahamoへ真っ向勝負をかけている格安SIMです。
ソニーがプロデュースしている格安SIMという事もあり信頼性の高さも魅力。

料金データフリーGigaプラン
NEOプラン
20GB
2699円NEOデータフリー15GB
NEOプランW
40GB
3980円NEOデータフリー15GB
VSプラン
3GB
792円
VMプラン
5GB
990円バリューデータフリー3GB
VL
プラン
10GB
1485円バリューデータフリー6GB
かけ放題プラン
1GB
1870円

NEOプランというのは専用の帯域を設ける事で通信速度が高速なのが魅力のプラン。
NEOプランは20GBと40GBがあります。
3GB,、5GB、10GB、1GBといったその他のプランは通常の格安SIMの通信速度です。
さらにLINEなど利用がノーカウントになるデータフリーや、3ヵ月毎にデータを追加で受け取れるGigaプランなど独自の機能があるのも特徴。
20GB、40GBのNEOプランはアップロードにかかるギガがノーカウントの「あげ放題」に対応しています。

さとう
nuroモバイルは通信速度が高速なだけでなく、お得な機能が沢山あるので大人気になってるよ!

【13位】イオンモバイル:29.43Mbps

13位はイオンモバイルで通信速度は29.43Mbps。
こちらはイオン実店舗でサポートが受けられるので顧客満足度が高いです。

さいてきプラン
0.5GB803円
1GB858円
2GB968円
3GB1078円
4GB1188円
5GB1298円
6GB1408円
7GB1518円
8GB1628円

9GB
1738円
10GB1848円

プランは1GBきざみなので無駄がないのも魅力。
あまったら翌月に繰り越し可能で、容量変更も一月に何度でも可能です。
このほかに「さいてきプランMORIMORI」があり、20GB:1958円、30GB:3058円、40GB:4158円、50GB:5258円と大容量でもお得な格安SIMとして高い支持を集めています。

シンタ
プラン展開の豊富さもイオンモバイルの人気の秘密だね

【14位】BIGLOBEモバイル:21.26Mbps

格安SIMの通信速度ランキング、最下位はBIGLOBEモバイルでした。
こちらのランキングはあくまで目安なので注意してください。
実測の平均が14.81Mbpsと遅いですが、あくまで平均値なのでこれよりも高速なケースもあります。

プランS
(1GB)
プランR
(3GB)
プランM
(6GB)
1回線目1078円1320円1870円
2回線目858円1100円1650円

プラン展開は1GB、3GB、6GBの3つ。
2回線目はさらに安くなるのが魅力です。
なお、大量ポイント還元で有名なエディオンSIMの中身はこのBIGLOBEモバイルです。

【15位】DMMモバイル:15.87Mbps

ランキング15位は格安SIMの中でも比較的地味な存在のDMMモバイル。
実測平均が20.91Mbpsですから速いとは言い難い通信速度です。

ライト1254円
1GB1386円
2GB1518円
3GB1650円
5GB2101円
7GB2816円
8GB2948円
10GB3179円
15GB4378円
20GB5148円

1GBから細かくプランが別れていますプラン料金は高いです。
ライトというのは最大通信速度200Kbpsのプラン。
通信速度が遅いですから通話メインの方向けのプランです。その他にシェアプランがあります。

格安SIM通信速度ランキングの動画

こちらで15社の格安SIMの通信速度をランキング形式で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

それぞれの格安SIMの特徴も手身近に解説しました。

格安SIM通信速度ランキングのまとめ

格安SIMの通信速度ランキング1位~15位までを順番に見て来ました。
まとめると以下の通りの順位になります。

通信速度(下り)
第1位povo91.13Mbps
第2位UQモバイル87.98Mbps
第3位楽天モバイル86.67Mbps
第4位LINEMO79.08Mbps
第5位ワイモバイル68.09Mbps
第6位ahamo67.73Mbps
第7位LinksMate63.02Mbps
第8位日本通信SIM57.37Mbps
第9位mineo52.78Mbps
第10位irumo49.93Mbps
第11位IIJmio40.98Mbps
第12位nuroモバイル37.31Mbps
第13位イオンモバイル29.43Mbps
第14位BIGLOBEモバイル21.26Mbps
第15位DMMモバイル15.87Mbps

上位は三大キャリアのオンライン専用ブランドやサブブランドが占めました。
これらは厳密には格安SIMではありませんが、格安SIMと完全に競合するライバルです。
また4つめのキャリアである楽天モバイルは6位とまずまずの通信速度。
さらに独自の技術で通信速度を落ちにくくしているnuroモバイルも強いです。
格安SIMの中ではnuroモバイルが一番高速。オンライン専用ブランドなどを含めた全体ではahamoが高速という結果になりました。

注意点としてはこの通信速度は実測平均である事です。
あくまで平均値ですから、お昼や混雑時間帯などにはこれよりも通信速度が遅くなる可能性が高いです。
また、地域などによっても通信速度は変わってきますから、あくまで参考にとどめておく事が大切です。

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