楽天モバイルの解約者を狙った顧客争奪戦が激しさを増しています。
特に値引きが過熱しているのは家電量販店が運営にかかわる格安SIMです。
特にヤマダ電機が運営にかかわるY.U-mobile 、ビックカメラのBICSIM、エディオンSIMはお得過ぎてどこで儲けるの?という感じになっています。
今回は、
の順番で解説します。
ヤマダ電機出資のU-mobileは店頭で最大5か月無料
まずはヤマダ電機も出資しているY.U-mobile からです。
Y.U-mobile はUSEN-NEXT HOLDINGS (ユーセンネクストホールディングス)とヤマダホールディングスが共同出資する格安SIMです。
ヤマダ電機とU-NEXTが一緒にやってるんですね。
先日アナウンスされたとおり、Y.U-mobileは楽天モバイルを名指ししたキャンペーンを行っています。
参考【楽天モバイル解約ターゲット】y.u mobileが5か月無料キャンペーン
楽天モバイル以外からの乗換なら最大2ヵ月無料。
楽天モバイルからの乗換なら更に2ヵ月無料になり、無料期間が最大4ヵ月になります。
こんな露骨な争奪戦はちょっとみたことないです。
Y.U-mobileのプラン、かいつまんで解説します。シンプルなプラン展開でとても簡単。
シングルは5ギガ1070円。これは通常の格安SIMです。
シングルU-NEXT、シェアU-NEXTには、その名のとおり、動画配信サービス、U-NEXTの料金が含まれています。
U-NEXTという付加価値がついているのが最大の特徴です。
シングルU-NEXTは10ギガ2970円。更に毎月もらえるU-NEXTポイントで10ギガチャージが可能。2970円で最大20ギガまで利用できます。
ただ、キャンペーンの無料期間はU-NEXTポイントはもらえないのでそこは注意です。
最初だけ1200ポイントもらえるようですね。
シェアU-NEXTは家族などでデータをシェアできるプランで20ギガ4170円。こちらもU-NEXTポイントで10ギガチャージ可能なので、最大で30ギガまで利用できます。
ただし、無料期間はポイントはもらえません。
つまり、このキャンペーン、楽天モバイルからの乗換なら最大4ヵ月U-NEXTを無料で視聴することも可能になります。ち
なみにU-NEXTの料金は2189円ですからかなり太っ腹ですね。
U―NEXTはネットフリックスのような独自コンテンツは弱いですが、作品数の多さが魅力です。
ネットフリックスやAmazonプライムにないアニメなどがU―NEXTはあったりしますよね。わたしが入っていたときはハロプロ関係が充実していました。
Y.U-mobile はオンライン申し込みでも十分にお得なんですが、更にアツイのがヤマダ電機の実店舗です!
参照元:2022年8月29日 | ニュースリリース(Y.U-mobile )
こちらはy.u mobileのニュースリリースの抜粋です。ヤマダ電機の店頭で申し込んだ場合が書いてあります。
特典1は、「全プラン月額基本料金が最大3ヵ月間無料」とあります。無料期間はオンラインより店頭の方が1ヵ月多いんです。
特典2は、「楽天アンリミット各プランからの乗り換えで、月額基本料金がキャンペーン特典1に加えて、さらに2ヵ月無料」となっています。
つまり、オンライン申し込みだと無料期間が4ヵ月ですが、ヤマダ電機の店頭ならトータル5ヵ月になるんです。
ビックカメラのBICSIMはポイント増量で1年半無料も!
ヤマダ電機の攻勢に対してビックカメラも黙ってません。
ビックカメラがIIJmioと提携しているBICSIMも店頭申し込みで13000ポイントの還元です。
先月までは1万ポイントでしたから、3000ポイント増額です。
BICSIMが素晴らしいのは、もらったビックポイントを月々の支払いに使えることです。
BIC SIMのプラン料金はご覧のとおり。今月はキャンペーンで6ヵ月間440円割引になります。
2ギガなら850円のところ6ヵ月間410円で利用可能。
4ギガ、990円が550円。それ以外はご覧のとおりです。特に低容量プランが強いですね。
先ほど述べたとおりBIC SIMはポイントでの支払いが可能なので、一年間で黒字になるケースもあります。
さらにBIC SIMは通話定額もキャンペーンで安いです。
BIC SIMはキャンペーン料金が終わっても格安なので長く利用したい方にもおすすめの価格安SIMです。
エディオンSIMの最新キャンペーンを店舗に見に行った結果
最後はエディオンの実店舗で展開しているエディオンSIMです。
半端ないポイント還元で話題の格安SIMですが、今月もキャンペーンを継続しているか実店舗へ行ってみました!
ご覧のとおりエディオンSIMのポイント還元は今月も行っています。
MNPで18000ポイント、新規なら1万ポイント還元されます。
ビックカメラのBIC SIMは13000ポイントでしたね。
BIC SIMが携帯料金の支払いに使えるの対して、エディオンSIMは料金の支払いには使えません。
とはいえ2万円相当に近いポイントがもらえるのはすごく魅力的です。
BICSIMもエディオンSIMも、もらえるのが家電量販店のポイントなので使い勝手がよいですね。
もちろんエディオンでスマホを購入するのにも使えます。
9月30日までとなっていますが、来月も継続される可能性が大です。
エディオンSIMは最大3回線まで契約可能。店頭にもこういった掲示が引き続きありました。
とはいえ、「ポイントをもらえるのは1名義1回線に変わったと言われた」というコメントをいただきました。
もしかしたらポイント還元が半端ないので最大3回線でなくなった可能性もあります。
ちなみにプランはBIGLOBEモバイルそのものです。
プランSが1ギガ。プランRが3ギガ、プランMが6ギガです。料金はご覧のとおり。2回線目以降が安くなっています。
エディオンSIMのプランの詳しい内容は以下で詳しく解説してます。
参考【エディオンSIM神キャンペーン】18000pt、最大54000ptも可能で他社を圧倒
まとめ
いかがでしたか。過熱する顧客争奪戦。
ヤマダ電機系のY.U-mobileは楽天モバイルからの乗換に限り最大5か月無料。
ただし最大5か月は店頭申し込みの場合です。
オンラインなら楽天モバイルから乗換えに限り最大4ヵ月無料です。
ビックカメラのBICSIMはMNPで13000ポイントの還元。先月より3000ポイントも増額です。
エディオンSIMはMNPで18000ポイント還元。新規申し込みでも1万ポイントゲットできます。
家電量販店の店頭のキャンペーン合戦、激しさを増しています!