ポケット型WiFiのプロバイダには高額キャッシュバックがあり実質料金が安くなるケースがあります。
今回はポケット型WiFiのキャッシュバックを徹底比較、最もお得なのはどこかを解説します。
高額キャッシュバックがあるポケット型WiFiのプロバイダを比較!
高額キャッシュバックを実施しているプロバイダの多くはWiMAXのポケット型WiFiを取り扱っている会社です。
主なサービス名とキャッシュバック額を一覧で見てみましょう。
【主要ポケット型WiFiのキャッシュバック額】
プロバイダ名 | 契約種別 | キャッシュバック | 適用の詳細 |
GMOとくとくBB | 新規契約 | 最大33200円 | キャッシュバック額は契約する機種によって異なる |
Broad WiMAX | 新規契約 | 20743円 | Webからの申込限定 初期費用割引に充当 |
乗り換え割引 | 最大19,000円 | 他社ポケット型WiFiからの乗り換え契約 | |
BIGLOBE WiMAX | 新規契約 | 17000円 | ポケット型WiFi端末同時申込で適用 |
※キャッシュバック額は変動の可能性あり
※各社ともに細かな条件が設定されていますが、詳しくは後述
キャッシュバック額はGMOとくとくBBが最も高額。
最大で3万円台(※月ごとに変動)のキャッシュバックがあります。
またBroad WiMAXは適用される場面が多く、新規契約以外でもキャッシュバックの恩恵を受けられます。
BIGLOBE WiMAXはポケット型WiFi端末同時購入という条件付き。
しかし、ほとんどのユーザーはポケット型WiFiを同時購入をするので実質全員がキャッシュバックの対象です。
キャッシュバックを加味した月額料金で比較してみよう!
キャッシュバックのあるポケット型WiFiサービスの場合、月額料金だけで比較するのはNGです。
月額料金が比較的高いプロバイダであっても、高額キャッシュバックにより「実施的なコスト負担」が軽減されるためです。
キャッシュバックは実質値引きと考えても良いでしょう。
一例としてキャッシュバックの無いUQWiMAXとキャッシュバック有りのGMOとくとくBBとを比較してみましょう。
ポケット型WiFiのプランはデータ無制限のギガ放題、端末はSpeed Wi-Fi NEXT WX06。
ともに新規契約を行った場合の3年間のトータルコストを算出してみました。
GMOとくとくBB | UQWiMAX | |
初期費用 | 3300円 | 3300円 |
端末費用 | 0円 | 16500円 |
月額費用 | 1~2か月目 3969円 以降 4688円 | 4268円 |
3年間のトータルコスト | 170630円 | 173448円 |
キャッシュバック額 | ▲33200円 | なし |
合計 | 137430円 | 173448円 |
※キャッシュバック額はタイミングや選択機種により変動
GMOとくとくBBとUQWiMAXとでは、月額料金だけを見るとUQの方が安いです。
3年間のトータルコストを見ても両社のサービスにほとんど差はありません。
これであれば知名度の高いUQWiMAXにしようかと考えるユーザーもいるでしょう。
しかし、GMOとくとくBBには高額キャッシュバックがあります。
キャッシュバックを考慮すると、3年間のトータルコストはGMOとくとくBBの方が3万円以上安くなるのです。
キャッシュバックを受けるときの注意点
トータルコストで見るとお得なキャッシュバックですが、受け取るには条件をクリアする必要があります。
それぞれの条件を詳しく見ていきます。
GMOとくとくBBのキャッシュバック条件
GMOとくとくBBのキャッシュバックは、契約から11か月目にユーザー自身が手続きをする必要があります。
この手続きを忘れるとキャッシュバックを受けられないため要注意です。
また、キャッシュバックのお知らせメールは普段使用しているメールアドレスではなく契約時に作るGMOとくとくBBのメールアドレス宛に届きます。見落とす可能性もあるのでこの点にも注意しましょう。
さらに、メールが届いた月の翌月末までに手続きを行わなければ無効となります。
参考GMOとくとくBBのキャッシュバックを確実に受け取る全手順
Broad WiMAXのキャッシュバック条件
新規契約のキャッシュバック
Broad WiMAXのキャッシュバックについては、Web申込限定であるためWeb上で契約を完結させる必要があります。
また、現金が手元に届くのではなく、初期費用の請求額から割引になる点に注意してください。
乗り換え割引
乗り換え割引は他社(ADSL/光回線/ケーブルTV/ポケット型WiFiなど全てのインターネット回線)からの乗り換えユーザーに限定されています。
キャッシュバック金額も他社の契約解除料と同額になるため、全員19000円がもらえるわけではありません。
さらに、
- クレジットカード支払い
- 契約開始月を含む4ヶ月末日までに手続きを行う
- 他社サービスの解約の証明が必要
など、さまざまな条件が設定されています。
キャッシュバックされるのは契約開始月を含む6ヶ月末と比較的早いのは魅力です。
BIGLOBE WiMAX
上記2社と比べるとBIGLOBE WiMAXのキャッシュバックは条件が緩く、煩雑な手続きも不要です。
キャッシュバック適用のメールが届くので、サービス開始翌月の2日目から45日間以内に手続きを行えば大丈夫です。
契約開始からすぐにキャッシュバックが受けられるため、短期的に見るとメリットが大きいと言えるでしょう。
また、契約期間の縛りも1年間であるため、手軽さという点では最も魅力のあるキャッシュバック特典と言えます。
【タイプ別】ポケット型WiFiのキャッシュバックおすすめプラン
1、【料金の安いポケット型WiFiを選ぶなら】GMOとくとくBB
料金の安さで選ぶなら、最もコストパフォーマンスに優れたGMOとくとくBBのポケット型WiFiがおすすめです。
キャッシュバックのタイミングが11か月後、契約期間の縛りが3年になりますが、コストが圧倒的に安いプロバイダです。
機種によってキャッシュバック金額が異なりますが、最新のポケット型WiFiでも3万円前後の額が設定されているのが魅力。
料金重視のユーザーならGMOとくとくBBがおすすめです。
2、【ポケット型WiFiの機種を変更するなら】Broad WiMAX
機種変更前提であればBroad WiMAXの乗り換え割引キャッシュバックを検討すべきでしょう。
ほとんどのプロバイダでは契約年数の途中で解約すると、解約違約金が発生します。
乗り換え割引キャッシュバックは解約違約金をキャッシュバックとして補填してくれるため、コスト負担無くして乗り換えが可能です。
また、ポケット型WiFiだけでなく光回線などからの乗り換えでもキャッシュバックが受けられるのもメリットが大きいです。
3、【短期的にポケット型WiFiを使うなら】BIGLOBE WiMAX
2年3年という長期ではなく、1年程度の契約を前提としたユーザーであればBIGLOBE WiMAXがおすすめです。
1年契約縛りであるため、1年経過後であれば違約金なしで解約可能です。
また1年契約途中でやめても違約金が1100円と非常に安いのがポイント。
短期間利用する方にメリットが大きいポケット型WiFiです。
まとめ
ポケット型WiFiのキャッシュバックは、2万円前後、高ければ3万円を超えることがあるためコスト削減効果は絶大です。
月額料金だけで比較すれば割高になる場合でも、キャッシュバックを考慮すれば安くなるというケースも多いです。
どのプランが得かはケースバイケースですので、ユーザー自身の現状のプランや契約期間などよく考えて、少しでもお得なプランを契約ししょう。