ポケット型WiFiのバッテリーでおすすめなのは?
外出先でポケット型WiFiのバッテリー残量が無くなったらどうしていますか?
近年、3000mAhを超える比較的大容量バッテリーを搭載したポケット型WiFiも増えてきていますが、それでも通信時間によってはすぐにバッテリー切れになることもあります。
ポケット型WiFiの場合、待機時間であればそれほどバッテリーを消費しませんが、データ通信時間になると一気に消耗が激しくなります。
ポケット型WiFiのスペック表には「約8.5時間(省電力設定ON時)」などのように連続通信時間が明記されていますが、この数字はあくまでもひとつの目安です。
実際はこれよりも短い時間でバッテリー切れを起こしてしまうことが多いでしょう。
したがって、外出の多いユーザーはポケット型WiFi用にモバイルバッテリーを携帯し、いざという時に備えているのではないでしょうか。
そこで今回はポケット型WiFiユーザーおすすめするモバイルバッテリーをいくつかピックアップし、それぞれのおすすめポイントをご紹介いたします。
外出の多いユーザーはモバイルバッテリー必携!
ポケット型WiFiのバッテリーは、データ通信時間や接続台数によって左右されます。
一般的に、通信時間が長いほど、そして接続台数が多いほどバッテリー消費が多くなります。
例えば、筆者が保有している「Speed Wi-Fi NEXT W05」の場合、カタログ上では連続通信時間が約540分と記載されています。
しかし、ノートパソコンとスマートフォンを2台接続した状態で外出し作業していると、大体5時間程度でバッテリー残量が無くなってしまいます。
どこかに充電スポットがあればよいですが、カフェの電源席は常に混雑しています。やむを得ず作業途中で帰宅するということも多々あり、作業効率の低下につながってしまいます。
また、停電などの事情で自宅の固定回線やWiFiスポットが使えなくなった場合、復旧までの間はポケット型WiFiがまさに生命線となります。
すぐにバッテリー切れを起こすようでは使い物になりません。
このように、ポケット型WiFiユーザーにとってモバイルバッテリーはもはや無くてはならないアイテムだといえるでしょう。
ポケット型WiFiユーザーのためのおすすめモバイルバッテリー5選
では、ポケット型WiFiを効率よく利用するために最適なモバイルバッテリーをご紹介します。
ユーザー視点で見た場合、モバイルバッテリー選ぶ際のポイントは以下の3つです。
- 急速充電できる機能があること
いざという時に使うことが多いため、ポケット型WiFiへの充電時間はできるだけ短い方が良い - 軽くて持ち運びしやすいこと
どれだけ高性能でも大きく重ければ持ち運びが面倒 - PSEマークを取得していること
相次ぐ発火事故を受け電気用品安全法に基づき制定された安全を保障するマーク
では、これらの機能を満たしたおすすめモバイルバッテリーを5つご紹介いたします。
1、nker PowerCore 20100
モバイルバッテリーではメジャーなブランドAnker(アンカー)の大容量モデルです。
USBポートも2つあるため、ポケット型WiFiとスマートフォンを同時に充電することもできます。
440gと少し重いですが、大きさはそこまでではないため持ち運びは可能です。
2、nker PowerCore 10000
PowerCore 20100ほど大容量を必要とせず、なるべくコンパクトで軽い方が良いというユーザーはこちらの10000mAhモデルがおすすめです。
9.2 cm×6cm×2.2cmとほぼ名刺大のサイズ感であるため持ち運びが苦になりません。
さらに重さも240gとかなりの軽量。カラーバリエーションも豊富であるため、好きな色をチョイスする楽しみもあります。
3、RLERONモバイルバッテリー 25000mAh
まるでスマートフォンのようなサイズ感、そしてレザー加工が施された赤と黒の都会的な色合いのボディがかっこいいモバイルバッテリーです。
MAX25000mAhはモバイルバッテリーの中でもトップクラスの大容量。
またバッテリー残量を液晶画面で確認できるため、充電のタイミングもわかりやすいと評判です。
これだけの容量があれば、通常利用だけでなく非常用の予備電源としても利用可能です。やや大きくて重いのが難点といえば難点です。
4、エレコム DE-M06-N5024PN
パソコン周辺機器で有名なエレコム製のモバイルバッテリーです。
鮮やかなレッドカラーが目を惹きます。
容量は5000mAhとやや小さいですが、接続した機器に応じて最適な出力で最速充電を行う機能を搭載しているため効率よく充電することが可能。
重さも157gとかなり軽量であるため持ち運びも苦にならないでしょう。
5、エレコム DE-AC01-N5824WF
見るからにかわいらしいデザインで人気のモデルです。ACアダプター一体型であるため、モバイルバッテリー本体を充電しながらポケット型WiFiを充電するという使い方もできます。
バッテリー残量は4段階のLEDランプで確認可能であり、USBポートも2つあるため通常利用で不便さを感じることはないでしょう。
バッテリー容量も5800mAhと、必要にして十分なスペックです。
モバイルバッテリー一覧比較
では、ここでピックアップしたモバイルバッテリーのスペックを一覧で比較してみます。
PowerCore 20100 | PowerCore 10000 | モバイルバッテリー25000mAh | DE-M06-N5024PN | DE-AC01-N5824WF | |
イメージ | |||||
メーカー | Anker | Anker | RLERON | エレコム | エレコム |
サイズ | 166x58x22mm | 92x6x22mm | 167x82×22mm | 136x10x4mm | 116x92x34mm |
重さ | 354g | 181g | 365g | 159g | 195g |
バッテリー容量 | 20100mAh | 10000mAh | 25000mAh | 5000mAh | 5800mAh |
充電目安 (Pocket WiFi 801HW換算) | 6回 | 3回 | 8回 | 1~2回 | 1~2回 |
参考価格 (Amazon) | 4,999円 | 2,999円 | 2,998円 | 3,292円 | 3,128円 |
※価格は参考。2019年7月22日Amazon調べ
バッテリー容量に比例して大きく重くなるのがお分かりいただけると思います。
300gを超えるとややずっしりとした重量感となるため、持ち運びに苦労することがあるかもしれません。
価格はいずれも5,000円を切っており、比較的購入しやすい金額です。
充電できる回数を考慮し、日帰りの外出であれば10000mAh以下を、長期の外出であれば20000mAh以上を常備するとよいでしょう。
まとめ
ポケット型WiFiユーザーにとって、モバイルバッテリーはいざという時に役に立つ保険のようなものです。
とはいえ、その種類は多く、どれを選べばいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。
ここでご紹介したモデルを含め、基本は急速充電機能や安全性をベースに選べばOKです。
その上で持ち運びしやすいデザインや大きさ、軽さといった指標で絞り込んでみましょう。
また、モバイルバッテリーにも寿命があります。
古くなったモバイルバッテリーは充電性能が大きくダウンするため、ある程度古いモデルをお持ちの方は今回の記事を参考に買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。