ギガ超えモバイルルーター「Wi-Fi STATION HW-01L」発売中!
2019年に入り、各社から続々とギガ超えモバイルルーターが発売されています。
今回ご紹介する「Wi-Fi STATION HW-01L」もその一つ。「Wi-Fi STATION HW-01L」はNTTdocomoから2019年3月に発売開始された、下り最大1288Mbpsを誇る高速モバイルルーターです。
「Wi-Fi STATION HW-01L」はNTTdocomoから発売されているということもあり、光回線やスマートフォンなど他のNTTdocomo契約があるユーザーにとっては料金プランなどが気になるところでしょう。
そこで今回は「Wi-Fi STATION HW-01L」を契約するにあたり、NTTdocomoとの契約がある場合とない場合とに分けて、それぞれどのくらいの料金になるのかをご説明いたします。
スマートフォンをNTTdocomoで契約している場合
既にNTTdocomoでスマートフォンを契約している場合、「Wi-Fi STATION HW-01L」を少しだけお得に契約することができます。
スマートフォンを親回線、「Wi-Fi STATION HW-01L」を子回線としてシェアオプション契約すると、子回線は500円/月で利用可能となります。また、データプラン(ルーター)の基本使用料1,200円が発生します。
ただし、この契約は親回線のデータ容量をシェアする形となるため、親回線(ここではスマートフォン)のデータプランを大容量にしなければなりません。
NTTdocomoのスマートフォンには無制限プランが無いため、以下のデータプラン料金が適用となります。
◇ベーシックシェアパック料金テーブル
データ量/月 | 金額 |
5GB | 6,500円 |
10GB | 9,000円 |
15GB | 12,000円 |
30GB | 15,000円 |
このデータ容量をスマートフォンとモバイルルーターとでシェアすることとなります。
仮に30GBで契約した場合、スマートフォンと「Wi-Fi STATION HW-01L」の料金を合計すると18,000円近くになります。
家族割とはいえかなり高いと言わざるを得ません。
WiMAX系モバイルルーターを無制限で契約したほうがトータルコストは安くなってしまいます。
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スマートフォンをNTTdocomo以外で契約している場合
スマートフォンをNTTdocomo以外で利用している場合、単純に「Wi-Fi STATION HW-01L」だけの料金プラン適用となります。
その金額ですが、以下のようになります。
プラン | 金額 |
データプラン基本使用料 | 1,200円 |
インターネット接続サービス | 200円 |
パケットパック(ウルトラデータLLパック30GB) | 8,000円 |
合計 | 9,400円 |
NTTdocomoのデータパックには無制限プランが無いため、最大の30GBで計算してみましたが、やはり割高感は否めません。
しかも初期費用として「Wi-Fi STATION HW-01L」の端末代も発生!
月額の料金プランを見てみましたが、実は「Wi-Fi STATION HW-01L」を契約する際にはモバイルルーターの端末代が別途発生します。2019年4月時点では25,920円とそこそこの価格です。
これが毎月の分割として月額利用料に乗ってきますので、WiMAX系モバイルルーターと比較すると倍近い料金になってしまうのです。
素直にWiMAX系モバイルルーターを利用する方がメリットあります。
まとめ
「Wi-Fi STATION HW-01L」はギガ超えモバイルルーターとして非常に優秀なスペックを誇りますが、いかんせん料金が高く、ユーザーからの支持を得ることが出来ていません。
仮にスマートフォンがNTTdocomoであったとしても、家族割のメリットは少なく、無制限プランのあるWiMAX系モバイルルーターを利用したほうが良いというのが結論です。