楽天モバイルは無制限、従量課金制といった料金プランで高い支持を集めています。
今回紹介するのはそんな楽天モバイルのプリペイドSIM。
とてもリーズナブルで使い勝手もよいので、すでに大人気になってます。
今回はそんな楽天モバイルのプリペイドSIMで「Rakuten Linkは使えるのか?」「電話番号はあるのか?」「料金は安いか?」などを徹底的に解説します。
楽天モバイルのプリペイドSIMはすでに大人気
今回紹介する楽天モバイルのプリペイドSIMはカレンダーワールドというお店のものです。
月3ギガ上限と、7ギガ上限のプランがあります。
1年の使い切りで契約も不要。初期費用、開通手続き費用、解約費用、すべて「なし」なのが魅力になっています。
すでにかなりの人気となっており、一時期は予約販売になるほどでした。
販売しているのはカレンダーワールドです。
こちらは以前プリペイドSIMの動画で紹介したお店です。
楽天モバイルのプリペイドSIMのスペック
楽天モバイルの大人気プリペイドSIM。プラン内容、ざっくり表にしてみました。
【楽天モバイルのプリペイドSIM仕様】
3ギガ | 5ギガ | |
パートナー回線 | 1GB | 2GB |
海外データ通信 | 1GB | 1.5GB |
超過後 | 200kbps | |
SMS | 可 | |
1年料金 | 6060円 | 8640円 |
1ヵ月当たり | 505円 | 720円 |
3ギガと7ギガがあってどちらも1年の買い切りです。今申し込むと初月無料なので最大13ヵ月使えます。
パートナー回線というのはau回線のことです。
楽天モバイルは対応エリアに不安があるので、楽天モバイルエリア外はau回線を使う事になります。
au回線の利用上限は3ギガプランが1ヵ月1ギガ、7ギガプランが2ギガです。
楽天モバイルの対応エリア外は、このau回線、つまりパートナー回線を利用する事になります。
au回線へは楽天モバイルの電波を受信しにくい場合、自動的に切り替わります。
楽天モバイルエリア内でも繋がりにくい場合は、このau回線を使う事になります。
プラチナバンドの獲得は確定しましたが、実際に使えるようになるにはあと数年かかります。
楽天モバイルのプリペイドSIMでRakuten Linkは利用できる?
楽天モバイルのプリペイドSIMは残念ながらRakuten Linkには非対応です。
ちなみにプリペイドSIMなので音声通話は基本的に不可です。
しかし、LINE通話やスカイプ、IP電話なら利用できるためネット経由なら通話が可能です。
Rakuten Linkに非対応なのは残念ですが、その代わりにLINEの通話機能やスカイプ、SNSの通話機能は利用できるため格安で通話ができます。
SMS受信可能なので様々なアプリが利用可能
楽天モバイルのプリペイドSIMはSMSの受信のみに対応しています。
様々なアプリのSMS認証ができるため、利便性が高いです。
残念ながらSMSの送信は不可ですが、認証を済ませたメッセージアプリでやり取りができます。
電話番号は付与されるのか?
楽天モバイルのプリペイドSIMには電話番号は付与されません。
そのため、スマホの通常アプリでの通話はできない仕様となっています。
Rakuten Linkについてもこれは同様です。
前述のとおり、LINE通話などSNS経由での通話はできるので、通話アプリ経由で電話をするのがおすすめです。
【楽天モバイルのプリペイドSIM】海外のデータ通信はどうか?
海外でのデータ通信は、3ギガプランは1ギガ上限、7ギガプランが1.5ギガ上限です。
1カ月のギガ上限の他にパートナー回線、海外データ通信のギガ上限があるのが楽天モバイルのプリペイドSIMの特色です。
この辺りをわかりやすくしたのがこちらのグラフになります。
月に7ギガ上限プランの場合をグラフにしたものです。
au回線は月2ギガまで、海外ローミングは月1.5ギガが上限。
au回線や海外ローミングの消費ギガは月の7ギガ上限にふくまれます。
もちろん7ギガすべてを楽天モバイル回線で利用してもOKです。
7ギガ上限プランを例に出しましたが、これは3ギガ上限のプランの場合も同様です。
ギガ上限超過後は200kbpsの低速状態になります。
200kbpsはテキストベースのメールやLINEなどは利用できるレベル。
ウェブサイトは読み込みにかなり時間がかかってストレスがかかります。
とはいえ、全く使えない状態にはならないというのは大きなメリットです。
料金は1年間の買い切りで3ギガプラン6060円、7ギガプラン、8640円とかなり安いです。
一カ月換算だと、なんと、3ギガプランが505円、7ギガプランが720円。
SMSが使えてこの料金はほんとリーズナブルです。
さらに今なら初月無料なので申し込み時期によっては、1年間の実質月額はさらに安くなります。
詳細をみていくと楽天モバイルの5G回線にも対応しています。もちろんテザリングも可能。
かなり使い勝手が良いので、大人気になる理由、分かりますね。
eSIMには非対応なのが唯一、ちょっと残念な点です。
カレンダーワールドにはeSIM対応のプランもあったのでチェックしてみてくださいね。
楽天モバイルのデータSIMとプリペイドSIMを比較
楽天モバイルのプリペイドSIMは基本的にデータ専用のSIMで、様々なアプリの認証用にSMSの受信機能がついているだけのものです。
Rakuten Link利用不可、電話番号の付与もなし、となると楽天モバイルが公式に出しているデータSIMがライバル関係にあります。
楽天モバイルのデータSIM | |
月額料金 | 3GBまで:1078円 20GBまで:2178円 20GB超~無制限:3278円 |
発行手数料 | 0円 |
解除料 | 0円 |
eSIM | 対応 |
発行まで | 最短即日 |
SMS | 受信/送信可能 |
手続き | 本人確認書類不要 |
LINE等のアプリ利用の通話 | 可能 |
データSIMはプリペイドSIMとはかなり仕様が異なります。
以下、比較してみました。
■楽天モバイルのプリペイドSIMとデータSIMの比較
プリペイドSIM | データSIM | |
通信速度 | 遅い(MVNO) | 速い(MNO) |
eSIM | 非対応 | 対応 |
発行まで | 数日 | 即日 |
SMS | 受信のみ | 受信/送信 |
電話番号 | なし | アリ(SMS用) |
Rakuten Link | 利用不可 | 利用不可 |
通信速度に関してはプリペイドSIMは格安SIMなので期待はできません。
データSIMは通常の楽天モバイルの回線なので当然ながら高速。
さらにプリペイドSIMはeSIMに非対応。
物理SIMなので宅急便で自宅に届くまで数日待つ必要があります。
データSIMは対応しているので、即日、場合によっては数時間で開通するので、急いでいる方はこちらがおすすめです。
SMSは、プリペイドSIMが受信のみ、データSIMは送受信可能です。
この違いは大きく、データSIMならSMSを使ったメッセージのやり取りが可能なのです。
さらにデータSIMはSMSの電話番号が付与されます。対してプリペイドSIMは電話番号の付与はなしです。
楽天モバイルのデータSIMはキャンペーン中なので試してみるのもおすすめです。
1081ptの楽天ポイントが還元されるので初月3GBまで実質無料でお試しできます!
【まとめ】楽天モバイルのプリペイドSIM
今回は、楽天モバイルのプリペイドSIMについてでした。
3ギガ月額換算505円、7ギガ、月額720円はかなりリーズナブル。
買い切りで手間いらずなのもありがたいですね。特にサブ回線としてはアリではないでしょうか。
Rakuten Linkが使えない事や、電話番号の付与がない事が残念な点ですが、LINE通話などのアプリを使えば通話も可能です。
基本料0円のpovoなんかと組み合わせると、かなりお得な回線ができあがりそうです。
また、プリペイドSIMより高速な通信がしたいならデータSIMもおすすめです。
こちらは楽天モバイル公式が出しているデータSIMなので、高速な通信が可能。
電話番号が付与され、SMSの送受信が可能(プリペイドSIMは受信のみ)なのでおすすめです。