楽天モバイルの無料通話アプリ、楽天リンクに有料化の噂が出ています。
結論を先に書くとすぐに有料化されるわけではありませんが、「有料化」の素地が作られたとはい言えそうです。
今回は楽天モバイルの無料通話アプリ、楽天リンクの有料化の噂について解説します!
楽天リンクは規約改定で有料化の余地も
楽天リンクは楽天モバイルの通話アプリ。
いくら通話してもゼロ円というのが最大の魅力です。
通話品質はそこそこですが、ゼロ円で通話し放題というのは本当に助かります。
その楽天リンクの規約が変更になりました。
「【規約変更のお知らせ】Rakuten Link コミュニケーションサービス利用規約変更のお知らせ」とあり、2022年12月5日から変更になると書かれています。
利用規約に新しく「利用料」という項目が追加されています。
今まで「利用料」という項目がなかったところにわざわざ「利用料」と設けるには、当然、狙いがあるはずです。
特に重要な所は以下の一文です。
本サービス利用者が別途合意する場合、本サービス又は本アプリの利用に関して、本サービス利用者に当社に対する料金等の支払い義務が発生する場合があります。
これに対して楽天モバイル側はご覧のようにコメントしています。
「今回の規約変更は、現在のRakuten Linkの利用に対する変更ではなく、将来提供するサービスについて、ユーザーが申し込む場合の支払い方法などを定めたもの」
楽天リンクそのものが有料になるのではなく、楽天リンクに新しく追加する機能に申し込むと料金が発生する、という事でしょうか。
参考楽天モバイルの通話はかけ放題無料?Rakuten Linkの注意点
0円運用の終了の次は楽天リンク?と疑われる理由
楽天モバイルは1GBまで0円を売りにして、契約者数を伸ばしてきました。
それがRakuten UN-LIMIT VIIでは撤廃され、最低でも3ギガまで1,078円に改定されたのは記憶に新しいところです。
0円を終了してまもないのに、楽天リンクの規約を改定し、利用料の項目を追加したら「楽天リンクも有料化するの?」と疑問に思われても仕方ないですよね。
楽天グループの2022年1~9月決算は2870億円の赤字でした。
携帯電話事業、つまり楽天モバイルが大規模な赤字なのでグループ全体の足を引っ張っている状態です。
楽天モバイルの0円運用終了も顧客ひとり当たりの収益性を高める施策だったと言えます。
他に顧客にお金を払ってもらう方法として楽天リンクという流れはあり得るかも知れません。
しかし、今すぐ楽天リンクを有料化するとは考えにくいのではないでしょうか。
参考楽天モバイルの15分かけ放題は必要?無料のRakuten Linkと違う点とお得ポイント
楽天モバイルの月額料金はそもそも安すぎる
楽天モバイルの月額料金は最大でも3278円。
無制限で利用できて3278円ですから自宅回線も楽天モバイルのテザリング一本にする事が可能です。
無制限で使えてこの料金はドコモ、au、ソフトバンクと比較しても破格と言えます。
例えばドコモの場合は、無制限で使える5Gギガホ プレミアが月額7315円。
家族割やセット割が最大に適応されても4928円です。
現実としては、多くの方は4928円より高い料金を支払わなくてはドコモを無制限で使う事はできません。
楽天モバイルはコストパフォーマンスが非常に高いのが魅力ですが、それが赤字の原因になっているとしたら悩ましい所ですね。
まとめ
今回は楽天リンクの有料化の噂についてでした。
赤字に苦しむ楽天モバイルが今すぐ楽天リンクを有料化するとは考えにくいです。
ただ、「利用料」という項目が楽天リンクの規約に追加されたのは間違いないので何らかのオプションサービスが始まる可能性はあります。
今後の楽天モバイルの動きに注目です。