リチャージWiFiのSIMのみ版といえるリチャージSIMが登場しました。
何回でも使えるプリペイド型SIMで、使い方によってはpovoよりも、こっちの方が良いという方おられると思います。
今回はこのリチャージSIMについて徹底解説します!
リチャージSIMはリチャージWiFiのSIMのみ版
今回紹介するのはリチャージSIMです。
通常プリペイドSIMというと使い切り、使い捨てなのですが、こちらのSIMは、名前の通り何回もチャージして利用できます。
使い方としては、KDDIのオンライン専用ブランド、povoに似ているので、povoの新しいライバルともいえます。
povo利用中の方も検討の価値ありですよ。
リチャージSIMという名前でピンときた方もいるかと思います。
リチャージSIMはリチャージWiFiを提供している会社と同じところが運営しています。
リチャージWiFiは、買い切り型のWiFiで、特に車載用のWiFiとして人気を博しています。
出たばっかりの時は、かなり画期的なサービスで大人気のサービスになりました。
リチャージWiFi、こんな感じです。あらかじめギガ付いているモバイルWiFiを買う、という買い切りサービスです。
クラウドSIM方式のモバイルWiFIなのですが、それまでレンタルが主流だった所に、月額料金不要の買い切り型が登場したということで、かなり話題になりました。
このプランの場合は、1年間、365日有効の100ギガと端末のセットで25980円です。
ギガがなくなってから、かかるのはチャージ費用だけというサービス。
リチャージWiFiが出た後、様々な類似品が沢山でて、多くのフォローワーをうみました。
ちなみにチャージ金額はこんな感じで、100ギガ、一年有効で6980円になります。
ほかに50ギガ、30ギガ、10ギガ、5ギガと選択肢があり、さらに30日有効のものもあります。
このリチャージWiFiのサービスの延長線上にあるのが、今回紹介する、リチャージSIMですです。
リチャージSIM6つの特徴
リチャージSIMの特徴は6つあります。
1、買い切りだから月額0円
リチャージSIMは買い切り、つまりプリペイドSIMです。月額費用は買ったギガの分だけです。
2、契約・縛り・個人情報、全て不要
こちらもプリペイドSIMの特徴です。
契約そのものがないので契約縛りもありません。契約の際に個人情報も不要。
ただ、プリペイドSIMのデメリットは通話に非対応なことです。
したがって、お手持ちのスマホのサブ回線、2回線目としての利用が有力です。
たとえば、一回目線は通話専用のSIM、二回線目にリチャージSIMを入れてネットはこちらで利用する、とかです。
あとは自宅に余っている古いスマホやモバイルWIFIにリチャージSIMを入れて使うなどもアリです。テザリングもできるので、古いスマホをルーター代わりに使うのもよいですね。
3、使いたい分だけチャージで経済的
povoみたいに使いたい分だけチャージできる仕組みになっています。従来のプリペイドSIMは基本的に使い捨ですが、こちらはなくなったらチャージが可能な点がメリットになります。
4、SIMカードとeSIMから選べる
特にeSIMなら現役のiPhoneならほとんど対応していますし、アンドロイド端末の方も対応している場合が多いです。eSIM対応なので、副回線にも最適です。
5、Docomo回線で高速安定通信
ドコモ回線なので対応エリアが広く繋がりやすいです。
通信速度に関しては、あくまで格安SIMなので過度な期待は禁物です。
この後に比較するpovoはau回線そのものでクオリティが高いのに対して、こちらは、あくまで格安SIMなので、この点は注意です。
6、手持ちのスマホが使えるようになる
古くなったスマホが家に眠ってる場合、リチャージSIMを差せば、ネット専用機あるいは、テザリング専用機として使うことも可能です。
チャージ方法は簡単で、マイページから24時間いつでもチャージ可能。
追加ギガの決済完了から有効期限がスタートします。
なおチャージの反映は、決済完了後15分以内だそうです。
ただ、場合によっては数時間かかる時もあるそうですから、即時反映でない点には注意が必要です。
リチャージSIMの月額料金
そして、リチャージSIMの月額料金、こんな感じです。
すべてのギガは365日有効である点がメリットになります。
使い切ってからチャージする際の料金の方が、導入の際よりも安くなります。
一番人気の100ギガ、365日有効の場合、初回は12980円、チャージする場合は7480円です。月額にすると、初回の場合、毎月8.3ギガ使えて、1081円になります。
使い切ってからチャージする場合、毎月8.3ギガ、623円になり、とてもリーズナブルです。買った際は導入費用として、少し高めですが、二回目以降、チャージ金額はすべて格安になるのが魅力です。
ちなみにpovoの場合はこんな感じで、たとえば、120ギガ、365日有効で、21600円。
毎月10ギガずつ使えますが、一カ月換算で1800円になります。
もちろん、povoはKDDI回線そのものですし、通話もできるので一概には比較できませんが、チャージSIMがかなり格安料金なのが分かります。
50ギガ、365日の場合は9980円。チャージ料金は5980円。
30ギガ一年間で、7980円、チャージ料金4980円。
20ギガは6980円、チャージ費用は3980円。
10ギガは最初に導入する際はありませんが、チャージ料金は2980円になります。
さらに有効期限30日と短めのギガもあります。
初回のSIMで30日用は、まだ準備がないようで、初回は現状、365日有効のものだけです。この動画を公開する頃は追加されてるかも知れないので、ぜひ公式サイト、ご覧ください。
30日有効のチャージ用のギガは全体的に高く、価格的なメリットは少ないです。
緊急時用と考えた方がよさそうですね。
100ギガ、4980円、50ギガ4280円、30ギガ、3480円、20ギガ、2980円、10ギガ、1980円、5ギガ、1480円、3ギガは980円になります。
これだと、他の格安SIMや格安プランより割高さが目立つので、契約するならやはり365日プランではないでしょうか。めちゃくちゃ高いというわけではありませんが、価格競争力はあまりありません。
やはり、365日使えるギガのチャージ金額はかなりリーズナブル。
100ギガ、365日、7480円は破格と言えます。
■リチャージSIMまとめ
今回は、チャージできるSIM、リチャージSIMについてでした。
こちら、特に副回線としてとか、車載用のWiFiとしてとか、使い方の幅が広そうです。
また、SIMの入れ替えが面倒、機械オンチで難しい、という高齢者の方にもアリですね。
SIMの入れ替えなしに、マイページで簡単にチャージできて便利。欲をいえば、専用アプリがあったら良かったんですけど、いずれサービス改善でアプですリが追加されることに期待です。
こちらの運営会社「株式会社カウスメディア」というのですが、買い切り型のモバイルWIFIサービス、リチャージWiFiを出した時も業界が騒然としました。
このリチャージSIMも使い方によってはかなり節約になりそうです。
月額料金、かなり格安なのでぜひ検討してみてくださいね。