最適なポケット型WiFiを選ぶには様々な視点から比較する事が重要です。
このようにポケット型WiFiは、携帯キャリア系、クラウドSIM系、格安SIM系、WiMAX系と様々な通信方式がひしめいているのが現状です。
この中からご自身にピッタリ合ったポケット型WiFiを選ぶには、比較の方法が重要になります。
今回はケース別のおすすめポケット型WiFiの選び方を初心者にも分かりやすく紹介ます。
ここからはポケット型WiFiを実際に比較した結果を詳しく解説します。
ポケットWiFi(Pocket WiFi)はソフトバンク株式会社の登録商標
モバイルWiFiルーターのことを「ポケットWiFi」と呼ぶ方が多いのが実情ですが、「ポケットWiFi(Pocket WiFi)」はソフトバンクの登録商標です。
当サイトではモバイルWiFiルーターを多くの方の呼称に近い「ポケット型WiF、モバイルWiFi」と呼称しています。
- ポケット型WiFiの比較要素は5つある
- ポケット型WiFiを比較した結果おすすめはコレ!
- コストパフォーマンスの高いWiMAXのポケット型WiFi
- ポケット型WiFiの申し込み方法
- ポケット型WiFiの仕組みはとても簡単!
- ポケット型WiFiのメリット・デメリット
- 【ポケット型WiFiレビュー】WiMAXを実際に使ってみた結果!
- ポケット型WiFiとテザリングを比較した結果!
- 【ポケット型WiFiと光回線を比較】それぞれのメリット・デメリット
- 【ポケット型WiFiとホームルーターを比較】メリット・デメリット
- ポケット型WiFi選びで迷ったらココがおすすめ!
- ポケット型WiFiならWiMAXを検討すべき理由
- 【全手順】ポケット型WiFiの申し込みから開通まで
- ポケット型WiFiの比較でよくある質問
- ポケット型WiFiの比較まとめ
ポケット型WiFiの比較要素は5つある
ポケット型WiFiはご覧の図のように選択肢が非常に豊富ため、様々な要素を比較して選ぶのがおすすめです。
ちなみにそれぞれの特徴を簡単に触れると以下の通りになります。
■ポケット型WiFiそれぞれの特色
提供元 | 特色 | |
携帯キャリア系 | ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル | ・クオリティ高いが高額 ・楽天モバイルのみ低料金 ・無制限 |
WiMAX系 | UQ WiMAX | ・クオリティ高くて安価 ・提供元より販売店の方が安い ・無制限 |
クラウドSIM系 | AiR-WiFi 、THE WiFi、MUGEN WiFi、Zeus WiFiなど | ・低料金だがクオリティはそこそこ ・無制限では使えない |
格安SIM | どこよりもWiFi、KING WiFiなど | ・低料金だがクオリティはそこそこ ・無制限では使えない |
ポケット型WiFiは5つの比較要素で選ぶ
ポケット型WiFiを選ぶ際は以下の5つの要素を重視しましょう。
- 使う通信網の種類
- 月額実質料金
- 通信容量
- 通信速度
- 対応エリア
【比較要素1】使う通信網の種類
ポケット型WiFiには大別して4つの種類があります。
WiMAX
WiMAXはポケット型WiFiの中でも最もポピュラーな選択肢です。
無制限で利用できる上に月額も実質で4000円程度とリーズナブルなのが魅力。
他の方式と比較しても、最もコストパフォーマンスに優れたポケット型WiFiです。
KDDIグループが提供してるため、WiMAX回線、au4G、au5Gと3つの回線が利用できます。
対応エリアも大変広いです。
端末代は月賦として月額料金に上乗せされます。
クラウドSIM
クラウドSIMは、ソフトバンク、ドコモ、auの中から最適な回線と繋がるポケット型WiFiです。
その時その時でもっとも最適な回線を選んで接続する最新方式です。
月の上限は100GBが主流。
電波の安定性、通信速度はWiMAXには劣りますが、月額3000円台から利用できるためお手頃感と安さで人気です。
ポケット型WiFi端末は無料レンタルです。
携帯キャリア
ドコモやau、ソフトバンク、楽天モバイルもポケット型WiFiを出しています。
三大キャリアのポケット型WiFiはプラン、端末代ともに高額なためコストパフォーマンスが良いとは言えません。
例えば、ドコモの場合は、無制限プランが7452円、端末代が35640円ですから高過ぎます。
現在ドコモの無制限プランを利用している方がポケット型WiFiの端末のみ購入するという選択肢もありますが、端末代だけが3万円超えはやはり高額と言わざるを得ません。
その点、携帯キャリアの中でも新規参入した楽天モバイルは無制限、月額最大3278円の従量課金制(使った分だけ料金がかかる)なので十分リーズナブルです。
格安SIM
格安SIMを利用したポケット型WiFiもあります。
ただしお昼の時間帯や混雑時間帯に極端に遅くなることは覚悟する必要があります。
月額料金が端末代込みで3000円程度と安いので、通信品質に関しては割り切って使うのもアリです。
【比較要素2】月額実質料金
比較すべきなのはポケット型WiFiの月額料金ではなく、「月額実質料金」です。
月額実質料金は、端末代やキャッシュバックによる実質値引きを加味した、月々に本当にかかる料金のこと。
特にポケット型WiFiはキャッシュバックによる実質値引きが多いです。
キャッシュバックとは一定期間後にお金が戻ってくるキャンペーンのことで、実質的な値引きです。
中には3万円を超えるキャッシュバックがもらえる所もあるため、この値引きを月額に反映した月額実質料金が重要になります。
さらに、使える上限もポケット型WiFiによって異なるので、データ容量も考慮して比較する必要があります。
【比較要素3】通信容量
通信容量もポケット型WiFiの重要な比較要素です。
ご自身が月々にどれくらいデータ容量を使うかによって選ぶべきポケット型WiFiが違ってきます。
特におすすめなのはWiMAXや楽天モバイルのような月々に使えるデータ量が無制限のポケット型WiFiです。使える残量を気にしながらデータ通信を行うのはストレスなものです。
無制限ならデータ容量を気にすることなく思う存分、ポケット型WiFiを利用できます。
【比較要素4】通信速度
通信速度も大切な比較要素になります。
当然ですが、通信速度が高速なら快適なインターネット接続が可能になります。
中でも動画やオンラインゲームなどを沢山する方は、通信速度をきちんと比較した上でポケット型WiFiを選びましょう。
また、ライトユーザーなら通信速度は割り切った上で月額料金の安いポケット型WiFiを選ぶというのもアリです。
【比較要素5】対応エリア
ポケット型WiFiにおける対応エリアの比較の重要性は年々低くなっています。
現在のポケット型WiFiで対応エリアが狭いものは、ほとんどないと言っても良いからです。
以前は、WiMAXのポケット型WiFiの対応エリアの狭さが問題視された事がありました。
しかし現在のWiMAXはWiMAX回線の他にauの4G、5Gに対応しており人口カバー率は99%を超えています。
その他の種類のポケット型WiFiも特に対応エリアの心配はないと言っていいです。
ポケット型WiFiを比較した結果おすすめはコレ!
ポケット型WiFi・モバイルWiFiの比較表
主要なポケット型WiFiを表にして比較してみました。
ポケットWiFi モバイルWiFi | 月額実質料金 | 通信容量 | 平均速度 (下り) |
1位 GMOとくとくBB (WiMAX) | 4033円 | 無制限 | 100.14Mbps |
2位 楽天モバイル (キャリア) | 最大3267円 | 無制限 | 28.12Mbps |
3位 THE WiFi (クラウドSIM) | 3119円 | 100GB | 24.61Mbps |
AiR-WiFi (クラウドSIM) | 3278円 | 100GB | 21.87Mbps |
どこよりもWiFi (格安SIM) | 3058円 | 100GB ※1日4GB | 8.37Mbps |
MUGEN WiFi (クラウドSIM) | 3328円 | 100GB | 100.14Mbps |
BIGLOBE WiMAX (WiMAX) | 4122円 | 無制限 | 100.14Mbps |
カシモWiMAX (WiMAX) | 4429円 | 無制限 | 100.14Mbps |
Broad WiMAX (WiMAX) | 4400円 | 無制限 | 100.14Mbps |
UQ WiMAX (WiMAX) | 5536円 | 無制限 | 100.14Mbps |
ゼウスWiFi (クラウドSIM) | 3896円 | 100GB | 15.65Mbps |
hi-ho Let’s WiFi (クラウドSIM) | 4,035円 | 1日7GB | 29.74Mbps |
それがだいじWi-Fi (クラウドSIM) | 3,399円 | 100GB | 12.52Mbps |
限界突破Wi-Fi | 3854円 | 100GB | 7.29Mbps |
au (キャリア・ WiMAX) | 6040円 | 無制限 | 100.14Mbps |
ドコモ (キャリア) | 7452円 | 無制限 | 119.24Mbps |
ソフトバンク (キャリア) | 6151~6084円 | 50GB | 92.94Mbps |
【料金比較】クラウドSIMだが通信速度が遅い
月額実質料金の比較だとクラウドSIM方式のポケット型WiFiが強いです。月額3000円台前半からあります。
対してWiMAX方式は4000円台前半ですから月額1000円近い違いがあります。
たとえば、一番上に挙げたWiMAX回線のGMOとくとくBBの月額実質料金が4033円/月であるのに対して、クラウドSIM方式のTHE WiFiは3119円/月とかなり安いです。
それでも当サイトでWiMAXをおすすめする理由は、平均速度の違いです。
通信速度の比較の項目で触れますが、クラウドSIM方式の通信速度はWiMAX方式の3分の1以下なのです。
WiMAXの3分の1程度の通信速度でもライトユーザーは十分ですが、いつも快適とは言い難いです。
【容量の比較】WiMAX、楽天モバイルのポケット型WiFiが強い
通信容量を比較するとWiMAXと楽天モバイルが無制限で使えるのに対して、クラウドSIM方式は100GBが上限です。
動画やゲームをあまりしないなら100GBでも十分ですが、特にオンラインゲームをする方なら、無制限のポケット型WiFiをおすすめします。
オンラインゲームはゲーム中はもちろん、ゲームのアップデートやダウンロードにかなりのデータ量を消費します。
また、動画を高画質で沢山見たい場合も、無制限がおすすめです。
【通信速度の比較】WiMAXのポケット型WiFi一択
月額料金が圧倒的に安いのはクラウドSIM方式ですが、先に述べたように通信速度はWiMAX系のポケット型WiFiの3分の1以下です。
とはいえ、クラウドSIM方式のTHE WiFiの場合は24.61Mbps出ます。
たとえば、NETFLIXの最高画質に必要な通信速度は5Mbpsですから、クラウドSIM方式のポケット型WiFiでも動画を視聴することは可能です。
ただし、安定的で高速な通信回線なら、WiMAX一択と言えます。
平均実測は100.14Mbps。WiMAX回線だけでなくau4G、5Gを利用できるので通信クオリティは圧倒的に高いです。
ドコモやソフトバンクの通信クオリティも高いのですが、三大キャリアは月額料金が高額なため選択肢には入りません。
コストパフォーマンスの高いWiMAXのポケット型WiFi
WiMAX回線は高速、無制限、低料金と三拍子そろったポケット型WiFi。
月額料金も人気プロバイダ、GMOとくとくBBなら23000円キャッシュバックがあり、月額実質3878円とリーズナブルです。他社と比較してもかなり格安な月額料金と言えます。
WiMAX、au4G、au5Gの3つの回線に対応しており、対応エリアも非常に広いのが魅力。
高品質、低料金のポケット型WiFiならWiMAXで間違いありません。
【おすすめ理由1】高速なインターネット回線
WiMAXのポケット型WiFi「Speed Wi-Fi 5G X12」の最大速度は3.9Gbpsです。
光回線でも最大1Mbpsが通常ですから最大速度だけを比較すると光回線を超えている事になります。
ちなみに実測だと平均100.14Mbpsで、クラウドSIM方式のポケット型WiFiより3倍ほど通信速度が速いです。
WiMAX回線を提供するのはKDDIグループのUQです。
そのため、WiMAXのポケット型WiFiは、WiMAX、au4G、au5Gと3つの回線に対応しています。
特にWiMAX回線とauの5G回線は高速で快適な通信が魅力。
5Gが利用できるポケット型WiFiは少ないので他のポケットWiFiと比較しても通信速度が高速です。
さらにハイクオリティで対応エリアの広い通信環境が整います。
さらにWiMAXはプロバイダ間の競争がはげしいため、キャンペーン合戦をしています。
WiMAXプロバイダを比較すると最安級なのがGMOとくとくBB。多額のキャッシュバックで実質料金が格安です。
なお、最大速度が2.7Gbpsなのは2Speed Wi-Fi 5G X12というポケット型WiFi端末です。
もちろんau5G回線を利用しても追加料金はかかりません。
【おすすめ理由2】対応エリアが広くなった
以前はWiMAXのポケット型WiFiというと対応エリアの狭さがネックでした。
しかし、現在はWiMAX回線に加えて同じKDDIグループのau4G、5G回線にも接続するようになり対応エリアの広さが魅力です。
【おすすめ理由3】キャッシュバック特典が充実
WiMAXのポケット型WiFiはプロバイダ間の値引き競争が激しいです。
中でもGMOとくとくBBはキャッシュバックによる実質値引きが大きくコスパに優れています。
キャッシュバック額は23,000円と圧倒的。
キャッシュバックによる実質値引きでGMOとくとくBBに並ぶ所はないです。
【おすすめ理由4】無制限&高いコスパ
WiMAX回線は無制限で利用できます。
例えばドコモやソフトバンクは無制限だと7000円以上かかります。
各種値引きを最大に適応しても5000円程度。
更に別途端末代もかかります。
それに対して、WiMAX回線のGMOとくとくは端末代の月賦コミで月額実質3,872円と格安です。
【おすすめ理由5】他社乗換えの違約金を立て替えてくれる
他社から乗換えの際の違約金・解約金分をキャッシュバックしてくれます。
現在、光回線やモバイルWiFi、ホームルーターなどを利用していて乗り換えるならGMOとくとくBBがお得です。
【おすすめ理由6】auの携帯料金が最大1100円/月割引
WiMAXはKDDIグループのサービスです。
そのため、auのスマホ割の対象。
auスマホユーザーなら携帯料金が毎月最大1100円割引になります。
【おすすめ理由7】8日以内なら解約金なしでやめられる
GMOとくとくBBは初期契約解除制度の対象になっています。
端末が届いて8日以内なら解約金や損害賠償金なしで解約できます。
端末も返却するだけです。
GMOとくとくBBーWiMAXをおすすめなのはこんな人!
- 高速で安定的な通信回線が欲しい方
- 無制限で利用したい方
- 自宅の回線もポケット型WiFiでカバーしたい方
- コスパの高いポケット型WiFiを探している方
- オンラインゲームや動画など重い通信を沢山する方
- 他社から乗り換えたい方
- auスマホユーザーで携帯料金を安くしたい方
2、【対応エリア内なら】楽天モバイル
楽天モバイル基本情報 | |
データ上限 | 無制限 |
月額料金 | 3GBまで:1,078円 ~20GBまで:2,178円 ~無制限:3,278円 |
初期費用 | なし |
端末代 | 実質0円 |
契約期間 | なし |
スマホセット割 | なし |
支払い | クレジットカード決済 口座振替 |
楽天モバイルも無制限、格安なのが魅力。従量課金制なので、使った分だけ月額料金がかかります。
最大に使っても3278円とリーズナブル。
あまり使わない月は3儀間まで1078円と安いのも魅力です。
通信速度はWiMAXには劣りますが、動画視聴なども問題なしのレベルの速度は出ます。
前述のとおり、楽天モバイルの欠点は対応エリアの狭さですが、利用する場所がエリア内なら検討の価値ありです。
ポケット型WiFi端末が実質無料のキャンペーンをやっているのも人気の理由です。
【おすすめ理由1】対応エリア内なら無制限で利用可能
楽天モバイルは対応エリア内なら無制限で利用できます。
対応エリアは人口カバー率99.9%を突破しており、首都圏はもちろん地方都市にお住まいの方にもおすすめです。
【楽天モバイルはプラチナバンドがない】
楽天モバイルはプラチナバンドがないのも欠点です。プラチナバンドの電波は建物の奥などにも届くのですが、プラチナバンドがないために、たとえ圏内でもビルの奥なのでつながりにくい事もあります。
【おすすめ理由2】ポケット型WiFi端末が実質無料
今ならキャンペーンで楽天モバイルのポケット型WiFi、Rakuten WiFi Pocketが実質無料で手に入ります。
端末代をかけたくない方にもおすすめです。
【おすすめ理由3】従量課金制で料金のムダがない
楽天モバイルの月額料金は従量課金制(使った分だけ料金がかかる)です。
3GBまでは1078円、20GBまでは2178円、それ以上はどれだけ使っても3278円しかかかりません。
あまりデータ消費をしなかった月は月額料金が安くなるためリーズナブルです。
また100GB、200GBと大容量利用しても最大3278円と格安です。
【おすすめ理由4】楽天ポイントが貯まりやすい
楽天モバイルを利用すると楽天ポイントの還元率がアップします。
楽天モバイルを契約していると、最大+3倍にポイント還元率がアップ。
さらにさまざまなサービスを組み合わせることで最大16倍にまでなります。
【おすすめ理由5】違約金や初期費用を払いたくない
楽天モバイルは契約縛りがないので、解約金もありません。
いつでも好きな時にやめらるのが魅力です。
また初期費用もかからないため、まとまったお金が不要です。
楽天モバイルがおすすめなのはこんな人!
- データを沢山使う月とそうでない月がある方
- ポケット型WiFi端末を無料で手に入れたい方
- 楽天ポイントを沢山ためたい方
- 初期費用をかけたくない
- 契約期間に縛られたくない
また自宅用のWiFiとして使う方にも楽天モバイルはおすすめです。
3、【安さなら】AiR-WiFi
AiR-WiFi基本情報 | |
データ上限 | 100GB |
月額料金 | 3,278円 |
初期費用 | 3,300円 |
端末代 | 無料レンタル |
お試し期間 | 1ヵ月 |
契約期間 | 1年ごと ※解約金:2,970円 |
契約縛りなしオプション | 330円/月 |
支払い | クレジットカード決済 |
発送 | 最短翌日発送 |
月額料金の安さならクラウドSIM方式のポケット型WiFiがおすすめです。
ソフトバンク、au、ドコモ回線の中から最適なものを選んで接続。対応エリアも広いです。
中でもAiR-WiFi は月額料金3278円と圧倒的なリーズナブルさで人気です。
容量は100GBと十分。1ヵ月のお試し期間があるのがポイント高いです。
通信速度はそこそこですが、日常使いで困るほどではありません。30日間のお試し期間があるのも嬉しい点です。
端末はレンタル。契約縛りなしオプション(330円/月(を追加すれば、契約縛りを無くする事もできます。
【おすすめ理由1】とにかく安い!
AiR-WiFiは月額3278円(税抜き2980円)と月額料金の安さが特長のポケット型WiFi。
税抜きだと3000円台を割る安さです。
【おすすめ理由2】100GBたっぷり使える
月の上限ギガは100GBとたっぷりあります。
重い動画を沢山みても余裕があるデータ量。
無制限ではありませんが、必要十分なデータ量と言えます。
【おすすめ理由3】ポケット型WiFi端末は無料レンタル
ポケット型WiFi端末は無料でレンタルできます。
したがって端末代金はかかりません。
借りる端末により月額料金が代わり、最安の旧モデルなら端末無料レンタルで月額3278円です。
【おすすめ理由4】1ヵ月お試しができる
ポケット型WiFiがどんなものか?本当に使えるか?一ヵ月試すことができるのもAiR-WiFiの特長。
30日以内に解約すればOK。違約金なども不要です。
【おすすめ理由5】契約縛りを無くすことが可能
AiR-WiFiは1年ごとに更新月が決まっており、それ以外に解約する解約金2970円がかかります。
しかし、契約期間なしオプション(月額330円~)を追加すると、契約縛りを無くする事ができます。
AiR-WiFiがおすすめなのはこんな人!
- 月額料金を安く済ませたい方
- 100GBたっぷり利用したい方
- ポケット型WiFiをお試ししてみたい方
- 契約縛りを無くしたい方
- 端末をレンタルして節約したい方
4.【最初の4ヵ月が無料】THE WiFi
THE WiFi基本情報 | |
データ上限 | 100GB |
月額料金 | 3,828円 |
キャンペーン | 最初の4ヵ月無料 |
初期費用 | 3,300円 |
端末代 | 無料レンタル |
お試し期間 | 30日 |
契約期間 | 2年 |
支払い | クレジットカード決済 |
発送 | 最短即日発送 |
AiR-WiFiと同じくクラウドSIM方式のポケット型WiFiであるTHE WiFi。対応エリアが広いのが特徴です。
現在キャンペーンで月額料金が最初の4ヵ月間無料なのが大きな魅力になっています。
月額は3,828円となっていますが、無料期間が4ヵ月あるため月額実質料金が3119円とAiR-WiFiよりも安くなります。
【おすすめ理由1】最初の4ヵ月が無料
THE WiFiは最初の4ヵ月を無料で利用できます。
2年間使った場合、4ヵ月の無料期間があるため、月額実質3119円で利用できます。
【月額料金の比較】
月額料金 | 月額実質料金 | |
THE WiFi | 3828円 | 3119円 |
AiR-WiFi | 3278円~ | 3278円~ |
THE WiFiは月額料金はAiR-WiFi より高いのですが、最初の4ヵ月の無料分があるため月額にならすとAiR-WiFi より安くなります。
【おすすめ理由2】100GB使えて端末は無料レンタル
THE WiFiの月の上限は100GBなのでたっぷり使えます。
さらに端末は無料でレンタルしてくれます。
【おすすめ理由3】30日のお試し期間がある
THE WiFiには30日のお試し期間があります。
30日以内なら利用料金や解約費用がかからず解約できます。
【おすすめ理由4】従量課金制のプランもある
THE WiFiには100GBの定額プランと、従量課金制のプラン(THE WiFi FiiT)があります。
THE WiFi FiTは1GBまでなら1298円。5GB、20GB、40GB、100GBと使った分だけ料金を支払う仕組みです。
ただし従量課金制のプランは最初の4ヵ月無料の対象外なので注意です。
【おすすめ理由5】ギガをチャージできる
THE WiFiは100GB使い切ってしまってもギガをチャージできます。
チャージ金額は以下の通り。
- 10GBー2200円
- 20GBー4400円
- 30GBー6600円
THE WiFiがおすすめなのはこんな人!
- 月額の実質料金を安くしたい方
- 100GBたっぷりデータを使いたい方
- お試ししてみたい方
- 端末を無料でレンタルしたい方
- 従量課金制のプランを利用したい方
- 100GBでは足りない時もありそうな方
THE WiFiはコストパフォーマンスが良いポケット型WiFiを探している方におすすめです。
5、【ライトユーザーなら】どこよりもWiFi
どこよりもWiFi基本情報 | |
データ上限 | 100GB ※1日4GB超過で通信制限 |
月額料金 | 3,078円 |
初期費用 | 3,300円 |
端末代 | 月550円×36回の月賦 ※端末月賦は月額料金にコミ |
お試し期間 | 端末到着より7日 |
契約期間 | 2年 ※解約金:2,280円 |
支払い | クレジットカード決済 |
発送 | 最短翌営業日発送 |
どこよりもWiFiは月額料金の安さが魅力です。端末代の月賦をコミで3078円と圧倒的な安さを誇ります。
ドコモSIMなので対応エリアが広いのも魅力。ライトユーザーにおすすめのポケット型WiFiと言えます。
【おすすめ理由1】とにかく安い
どこよりもWiFiの月額料金は3058円。
これは他社と比較してもかなり安いと言えます。
安さで選ぶならどこもよりもWiFiは有力な候補です。
【おすすめ理由2】他社より1円でも高いなら値下げ
どこよりもWiFiは他社と比較して1円でも高い場合、月額料金を値下げしてくれます。
【月額料金の比較】
月額料金 | 月額実質料金 | |
どこよりもWiFi | 3058円 | 3058円 |
THE WiFi | 3828円 | 3119円 |
AiR-WiFi | 3278円~ | 3278円~ |
【おすすめ理由3】1ヵ月100GB、1日4GB使える
どこよりもWiFiは100GBたっぷり使えます。
ただし、1日に使えるGBが4GBと決まっているため、ライトユーザーの方におすすめです。
【使えるデータ量の比較】
使えるデータ量 | |
どこよりもWiFi | 100GB・1日4GB |
WiMAX(GMOとくとくBB) | 無制限 |
THE WiFi | 100GB |
AiR-WiFi | 100GB |
ただし、幾つが注意点があります。
まず100GBが上限ですが、1日4GB以上使うと通信制限にかかることです。1日4GBというと相当な量ですから通常の使い方ならまず制限にかからないでしょう。
【おすすめ理由4】7日以内なら0円で解約できる
どこよりもWiFiは7日以内なら初期費用、月額料金、違約金すべてがかかりません。
お試しで使ってみたい方にもおすすめです。
ただし1GB以上通信している場合は対象外です。
【おすすめ理由5】端末は購入なので返却の必要なし
ポケット型WiFi端末は月賦で購入する仕組みです。
月賦は毎月550円で月額料金(3058円)に含まれています。
どこよりもWiFiがおすすめなのはこんな人!
- とにかく安いポケット型WiFiを探している方
- ライトユーザーの方
- ポケット型WiFiを試してみたい方
- 端末レンタルでなく自分のものが欲しい方
6、【キャッシュバック・口座振替対応】MUGEN WiFi
MUGEN WiFi基本情報 | |
データ上限 | 100GB |
月額料金 | 3718円 |
初期費用 | 3,300円 |
端末代 | 無料レンタル |
お試し期間 | 30日 |
キャッシュバック | 最大10000円 |
契約期間 | 2年 |
月額実質 | 3,328円 |
発送 | 最短即日発送 |
MUGEN WiFiは 月額料金3718円ですが、最大10000円のキャッシュバックがあるため実質3328円になるのが魅力。
AiR-WiFi と同じクラウドSIM方式のポケット型WiFiです。
【おすすめ理由1】100GB使えて端末無料レンタル
MUGEN WiFiは100GBと大容量でポケット型WiFi端末は無料レンタルです。
【おすすめ理由2】一万円のキャッシュバックがある
MUGEN WiFiには1万円のキャッシュバックによる実質値引きがあります。
これにより月額実質料金は3328円と格安になります。
月額料金は3718円です。
【おすすめ理由3】口座振替に対応している
MUGEN WiFiは口座振替オプション(550円/月)を追加すると口座振替で支払う事が可能です。
【おすすめ理由4】契約縛りをなくする事ができる
MUGEN WiFiは2年契約ですが、「2年間縛りなしプラン」オプション(660円/月)に入ると契約縛りをなくする事ができます。
オプション料金はかかりますが、いつやめても解約金がかかりません。
【おすすめ理由5】30日間のお試し期間がある
MUGEN WiFiには30日間のお試し期間があり、全額返金してくれます。
ポケット型WiFiの実力を試してみたい方にもおすすめです。
MUGEN WiFiがおすすめなのはこんな人!
- キャッシュバックキャンペーンを利用したい
- 100GB大容量のポケット型WiFiが欲しい
- 端末は無料レンタルがいい
- 口座振替で支払いたい
- 契約縛りなしで利用したい
- ポケット型WiFiがどんなものか試してみたい
契約期間に縛られたくない方や口座振替で支払いたい方に最適なポケット型WiFiです。
7、【口座振替対応】UQ WiMAX
UQWiMAX基本情報 | |
データ上限 | 無制限 |
月額料金 | 4576円 ※端末月賦込み |
初期費用 | 3,300円 |
端末代 | 月額に含む |
支払い | クレジットカード決済 口座振替 |
発送 | 最短翌日発送 |
UQ WiMAXは最初に紹介したGMOとくとくBBと同じWiMAXのポケット型WiFi。
GMOとくとくBBはWiMAXのプロバイダですが、UQ WiMAXはWiMAX回線の提供元。つまり大元です。
GMOとくとくBBとUQには回線や端末の違いはありません。
【おすすめ理由1】WiMAXをプロバイダ経由ではなく直接契約したい
UQ WiMAXはWiMAX回線を提供している大元です。イチオシのGMOとくとくBBと違う点はそこです。
GMOとくとくBBはUQ WiMAXと回線を使うプロバイダです。
回線の提供元ですからサポートなどが直接的で利便性が高いです。
【おすすめ理由2】口座振替で支払いたい
WiMAXのポケット型WiFiはクレジットカード払いの所が多いです。
UQ WiMAXはクレジットカード払いはもちろん口座振替にも対応しています。
【おすすめ理由3】月額料金がそこそもリーズナブル
UQWiMAXは端末月賦込みで月額実質4576円です。
【WiMAXの実質月額料金比較】
月額実質料金(端末月賦込み) | |
UQWiMAX | 4576円 |
GMOとくとくBB | 3872円 |
【おすすめ理由4】無制限、高速の通信回線
WiMAXのポケット型WiFiなので、WiMAX、au4G、au5Gに対応。
5G回線ももちろん追加料金なしで利用できます。
最大速度2.7Gbps(2700Mbps)、データ量無制限のハイクオリティな通信が魅力です。
【おすすめ理由5】auスマホユーザーなら携帯料金が割引になる
auのセット割対象なのでauの携帯料金が毎月最大1100円割引になります。
家族もセット割の対象なので、例えば3人家族なら毎月最大3300円割引になります。
UQ WiMAXがおすすめなのはこんな人!
- 無制限に使える高速な通信環境が欲しい
- 口座振替で支払いたい
- プロバイダではなく回線提供元で契約したい
- auユーザーで携帯料金を安くしたい
月額料金はやや高めですが、口座振替で支払いたい方にもUQ WiMAXはおすすめです。
ポケット型WiFiの申し込み方法
ポケット型WiFiはオンラインで申し込むことができます。
家電量販店などでも取り扱っていますが、オンラインの方が種類が豊富でさまざまな方式を比較検討の上、申し込みできます。
オンラインで申し込めば即日に発送してくれるお店が多く、最短で翌日から利用開始できる手軽さも大きな魅力です。
ポケット型WiFiの仕組みはとても簡単!
ポケット型WiFiの仕組みは以下の図のとおりです。
- ポケット型WiFi端末が電波を受信
- ポケット型WiFiがWiFi電波を発信して端末と接続
PCやタブレット、ゲームなどの端末をポケット型WiFiが発した電波をとおして、インターネットと接続することになります。
1の受信する電波の部分は各ポケット型WiFiごとに異なります。
月額料金や通信速度などがポケット型WiFiごとに異なるのは、受信する電波の種類が異なるからなのです。
ポケット型WiFiのメリット・デメリット
ポケット型WiFiにはメリットとデメリットがあります。
利用する前に自分のケースがどこに当てはまるかチェックしておきましょう。
他の選択肢、光回線やホームルーター、テザリングなどと比較した上で選ぶのがおすすめです。
ポケット型WiFi4つのメリット
以下、順番に見ていきましょう。
【メリット1】ポケット型WiFiは工事不要ですぐ使える
ポケット型WiFiには光回線のような回線工事が不要です。
インターネットで申し込んで、早ければ翌日から利用開始できる手軽さが大きなメリットと言えます。
自宅に届いてからの設定も端末にSIMカードを入れるくらいで、特別な設定はありません。
場合によってはSIMカードがすでにポケット型WiFi端末に入ってる事もあり、その場合は、電源をONにするだけで利用開始が可能です。
手間なしで、すぐに自分専用のインターネット回線が利用できるようになるのがメリットです。
また、引越しの多い方なら工事不要のポケット型WiFiは引越し先に持っていくだけでネット環境が整うのでとても重宝します。
【メリット2】外出先でもネット回線が利用できる
自宅はもちろん、外出先でもインターネット回線が利用できるのもポケット型WiFiのメリットの一つです。
フリーWiFiがあるカフェなどでも、セキュリティの高い自分専用のWiFi経由でネットを使う仕事ができます。
WiFi環境のない田舎や山間部などでもポケット型WiFiのスイッチを入れるだけでそこにWiFi環境が出来上がります。
また電車や車などで移動中でもポケット型WiFiを利用することも可能です。
また、外出先で利用せず、自宅専用回線としてポケット型WiFiを使っている方も多いです。
【メリット3】一人暮らしにもポケット型WiFiは最適
現在のポケット型WiFiは高速、無制限のものもあるので自宅の固定回線としても優秀です。
一人暮らしの方ならわざわざ面倒な光回線をひかず、ポケット型WiFi一つで自宅の回線をまかなうことが可能です。
前述のとおり、光回線とは異なり、外出先での利用できるため学生などの一人暮らしの方のネット回線として最適と言えます。
【メリット4】月額料金が安い!
ポケット型WiFiの月額料金は光回線と比較して、安いことも大きなメリットです。
【ポケット型WiFiと光回線の費用目安】
月額料金 | 初期費用 | |
光回線 | 4000円~6000円台 | 工事費・初期費用 20000円程度 |
ポケット型WiFi | 2000円~4000円台 | 0~3000円程度 |
ザックリと比較すると上記の表になります。
ポケット型WiFiは2000円台からありますが、光回線と同じように無制限で利用するとなると、3000円~4000円台前半。
ポケット型WiFiはデータ無制限であってもリーズナブルなのが人気の理由なのです。
また導入にかかる費用も、光回線の場合、工事費が重いのに対してポケット型WiFiの場合は初期費用が無料のケースもあります。
毎月の通信費を抑えたい方にもポケット型WiFiは有力な選択肢なのです。
ポケット型WiFi2つのデメリット
ポケット型WiFiはメリットばかりではありません。
デメリット、マイナス面もしっかり押さえておきましょう。
【デメリット1】光回線と比較すると電波は不安定
ポケット型WiFiの電波は光回線と比較すると通信速度は劣ります。
特に回線が混雑するお昼休みや夜の時間帯は通信速度が遅くなりがちです。
ポケット型WiFiの通信性能にもっとも近いのはスマートフォンのネット接続です。
スマホも電波で通信するので安定感は光回線にかないません。
と同時に、スマホの通信で満足な方ならポケット型WiFiで十分という事になります。
さらに高性能のポケット型WiFiならスマホより安定的で高速な通信が可能です。
【デメリット2】ポケット型WiFiは性能差が激しい
例えば光回線ならば、フレッツ光網と独自回線しかないため通信性能の下限も決まっています。
つまり、性能差が少ないと言えます。
それに対してポケット型WiFiは利用する電波によって性能がかなり異なります。
高性能なものならHD画質の動画を余裕をもって再生可能なのに対して、性能が悪いものだと時間帯によってウェブページ閲覧が困難なほど低速になる場合もあります。
まさにピンからキリまであるのがポケット型WiFiなのできちんと比較して選ばないと、後で後悔することになります。
【ポケット型WiFiレビュー】WiMAXを実際に使ってみた結果!
当サイトで実際にWiMAXのポケット型WiFiを利用してみたのでレビューです。
GMOとくとくBBで申し込んだGalaxy 5G Mobile Wi-Fiという機種です。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi基本スペック | |
最大速度 | 下り最大:2.2Gbps 上り最大:183Mbps |
対応回線 | WiMAX、au4G、au5G |
最大同時接続 | 11台 |
重さ | 約203g |
サイズ | 約W147×H76×D10.9mm |
バッテリー使用時間 | 連続通信時間:約1,000分 連続待受時間:約790時間 |
5Gに対応している代わりにややサイズがやや大きめです。
galaxyのスマホと並べるとその大きさが分かると思います。やや大きめですが薄いため持ち運びに不便なほどは大きくありません。
その分、ディスプレイが大きいので操作がとてもしやすいのが魅力。
また、バッテリー容量が大きく約16時間連続で使用できるのも良いです。
通信速度も十分すぎる速度が出る!
実際にカフェでタブレット端末と接続して通信速度を実測してみました。
平日の午後2時ごろです。
通信速度は46Mbpsと十分な通信速度。
ステイタスは5Gとなっていますから欲を言えばもう少し出て欲しい所ですが、動画も特に問題なく視聴できます。
NETFLIXの最高画質でも5Mbpsあれば十分ですから余力はたっぷりあります。
ちなみにみんそくでのGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの実測平均は61.48Mbpsと私が計測したものより速いです。
5G対応なので通信速度の余力の大きさにも満足です。
ちなみに現在は、「Speed Wi-Fi 5G X11」というポケット型WiFi端末が出ておりのGalaxy 5G Mobile Wi-Fiよりおすすめです。
通信速度は最大2.7Gbps(Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは2.2Gbps)。
サイズも約136.0×68.0×14.8mm(Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは約W147×H76×D10.9mm)と一回りコンパクト、軽量です。
ポケット型WiFiとテザリングを比較した結果!
ポケット型WiFiとスマホのテザリングの仕組みには大きな違いはありません。
図のように、ポケット型WiFiもテザリングも電波を端末でキャッチし、その電波をWiFi電波としてデバイス(パソコンやタブレットなど)に接続します。
大きな違いはポケット型WiFiが電波でデータのやりとりを行う専用端末なのに対して、テザリングを行うスマホは専用の端末ではない事です。
当たり前の事のようですが、テザリングが万能であればポケット型WiFiなどという端末は存在しません。
テザリングには専用端末でないゆえの限界があるのです。
ポケット型WiFiがおすすめなのはこんな方
当然ですが、ポケット型WiFiの方がテザリングより優れています。
テザリングより優れていなければポケット型WiFiが存在する意味がありません。
ポケット型WiFiは使えるデータ量が多いので動画をヘビーに見る方やテレワーク、オンライン授業などにもおすすめです。
【ポケット型WiFiの特徴】
- 使えるデータ量が多い(100GB、無制限など)
- 料金が安い(月3000円台が相場)
- 同時に接続できる台数が多い(最大10台以上)
- 持ち運ぶ場合、端末が一つ増える
特に月に使えるデータ量は重要。
テザリングはヘビーユーザーにはかなりきついです。
テザリングがおすすめなのはこんな方
テザリングがおすすめなのはそれほどデータを使わないライトユーザーの方です。
逆にテレワークやオンライン授業などに使う方にはやはりポケット型WiFiがおすすめです。
【テザリングの特徴】
- スマホ端末がそのまま使える(新しい端末が不要)
- 料金が安い
- データの上限が限られている
- バッテリーの減りが早い
テザリングはスマホがそのままWiFi端末になるので便利ですが、データの上限やバッテリーの減りの早さがネックです。
またバッテリーを酷使しがちなため劣化もはやくなります。
ここで、各携帯キャリアのデータ量、月額料金を比較してみましょう。
データ上限 | テザリング料金 | |
ドコモ | eximo:1GB~無制限 irumo:0.5GB~9GB | 無料 |
au | 30GB | 無料~月550円 |
ソフトバンク | 30GB | 無料~月550円 |
楽天モバイル | 無制限 | 無料 |
現在契約中のスマホがドコモなら無料、au、ソフトバンクはプランによりますが無料~月550円の低料金でWiFiが使えます。
テザリングで使ったギガはスマホのギガから引かれるので注意しましょう。
ドコモは、「eximo」(月額最大7315円)ならテザリングを無制限で使えます。
月額7315円に各種割引(家族割、光回線セット割)などが適応されますがそれにしても高いです。
au、ソフトバンクは最もデータ量が使えるプランでもテザリングの上限は30GBです。
当サイトでおすすめしているのは楽天モバイルのテザリングです。
楽天モバイルなら無制限、無料でテザリングが可能です。
テザリングの手順を動画で解説
iPhoneでテザリングをする場合の設定手順を動画にしました。
分かりやすくまとめたのでぜひ参考にしてみてください。
WiFiはもちろんBluetooth、USB経由でのテザリングの手順も解説しています。
それぞれの方法にメリット、デメリットがあるのでその時々の用途で賢く使い分けるのがおすすめです。
【ポケット型WiFiと光回線を比較】それぞれのメリット・デメリット
光回線とポケット型WiFiをザックリ比較してみると以下のようになります。
ポケット型WiFi | 光回線 | |
月額実質料金 | 3000~4000円台 | 集合住宅:4000円程度 戸建て:5000円程度 (工事費の月賦込みの月額) |
初期費用 | 事務手数料3000円程度 | 事務手数料3000円程度 + 工事費15000~20000円 ※工事費は月賦可能 |
通信速度 | 最大2Gbps程度 | 最大1Gbps~最大10Gbps |
実測平均 ※参考:みんそく | 98.42Mbps (Speed Wi-Fi 5G X11) | 269.58Mbps (フレッツ光ネクスト) |
速度制限 | 無制限 | 無制限 |
導入までの期間 | 翌日~1週間程度 | 10日~1か月程度 |
■月額実質料金
月額実質料金はポケット型WiFiの方が光回線よりも安いです。安く済ませたいならポケット型WiFiで十分と言えます。
■初期費用
初期費用もポケット型WiFiの方が3000円程度とリーズナブル。
光回線は回線工事が必要なため、工事費がかかります。
工事費は15000~20000円程度。初期費用を抑えるために工事費の月賦を毎月の月額に乗せるケースもあります。
■通信速度、実測平均
通信速度は当サイトおすすめのWiMAXのポケット型WiFiを例にとっています。
実測平均とは通信速度の実測値を投稿するサイト、みんそくの平均値。実際の速度に近い速度です。
最大値の比較では、ポケット型WiFiも光回線もそれ程の違いはありません。
しかし、実際に出る速度を比較するとポケット型WiFiが98.42Mbps、光回線が269.58Mbpsと2倍以上の差がつきます。
ポケット型WiFiも善戦はしていますが、光回線の通信速度には全くかなわないのが実情です。
また、自宅まで有線の回線を引きいれる光回線と、電波をキャッチするポケット型WiFiでは通信の安定性も異なります。
ただし、光回線は、当然ですが、ポケット型WiFiのように持ち運ぶことはできません。
■速度制限
こちらもポケット型WiFiはWiMAXを例にとりました。
WiMAXは無制限、光回線も無制限です。
ただポケット型WiFiによっては20GB、100GBなど上限が決まっているものもあります。
■導入までの期間
導入までの期間は、工事が不要な分、ポケット型WiFiの方が圧倒的に早いです。
最短即日で発送してくれるプロバイダもあります。翌日についてすぐ使うなんて事も可能。
光回線は、工事の予定を組む必要があります。工事には立ち会う必要があるためスケジュールを調整する事になります。
まとめ
通信の安定性を求めるなら少し高めでも光回線。
安さと手軽さを求めるならポケット型WiFiがおすすめです。
特に一人暮らしの場合はポケット型WiFiで十分なケースが多いです。
【ポケット型WiFiとホームルーターを比較】メリット・デメリット
ホームルーターの仕組みはポケット型WiFiとほとんど同じです。
電波をひろってWiFiを出力してインターネットの接続環境を整えます。
ポケット型WiFiとホームルーターの比較表
ポケット型WiFi | ホームルーター | |
月額実質料金 | 3000~4000円台 | 3000~4000円台 |
初期費用 | 事務手数料3000円程度 | 事務手数料3000円程度 |
速度制限 | 無制限 | 無制限 |
持ち運び | 可能 | 不可 |
同時接続数 | 少ない | 多い |
WiFiの強さ | 弱い | 強い |
月額実質料金に関してはそれ程の違いはありません。
特にWiMAXのホームルーターの場合、月額料金は同じです。
初期費用も同じ程度です。
ホームルーター、ポケット型WiFiともにWiMAXなら無制限で利用できます。
ホームルーターとポケット型WiFiで最も異なるのは携帯性です。
ホームルーターはコンセントが電源のため持ち運ぶ事が不可能。ポケット型WiFiはバッテリーなのでどこにでも持ち運び可能です。
その分、ホームルーターは出力するWiFi電波が強く、例えば違う部屋にある端末のネット環境を整えることができます。
同時接続台数もホームルーターの方が多いです。
とはいえ、WiMAXの Speed Wi-Fi 5G X11という端末は17台まで同時接続可能。
これだけ接続できれば十分とも言えます。
しかし、42台も同時に接続するというのはレアケースですし現実的な数字ではありません。
多くの端末を接続するならポケット型WiFiよりホームルーターを選んだ方がベターです。
まとめ
一人暮らしならポケット型WiFiで十分なケースが多いです。
広い家で家族とインターネットを共有するならホームルーターの方が便利。
持ち運びはできませんが、WiFi電波が強いため家全体をカバーしてくれます。
ポケット型WiFiは出力するWiFi電波が弱いので、ポケット型WiFiと接続する端末は近くに置く必要があります。
参考置くだけWiFi(ホームルーター)おすすめはコレ!速度と料金を比較
ポケット型WiFi選びで迷ったらココがおすすめ!
おすすめポケット型WiFiをピックアップしましたが、それでも迷うかも知れません。
以下のような基準で選ぶのが良いです。
- 通信速度、クオリティ重視→WiMAX(GMOとくとくBB)
- コスト重視→楽天モバイル、クラウドSIM(AiR-WiFi )
- 通信容量重視→WiMAX(GMOとくとくBB)、楽天モバイル
- 対応エリア重視→WiMAX(GMOとくとくBB)、クラウドSIM(AiR-WiFi )
- 総合力重視→WiMAX(GMOとくとくBB)
ポケット型WiFiならWiMAXを検討すべき理由
テザリングでは物足りない方、専用回線が欲しい方はWiMAXのポケット型WiFiがおすすめです。
WiMAXは前述のとおり、無制限、高速が魅力。中でもGMOとくとくBBはキャッシュバックによる実質値引きで月額 3713円と格安です。
ポケット型WiFi端末代も無料です。
WiMAXの次に楽天モバイルもおすすめ
楽天モバイルには「Rakuten WiFi Pocket 」というポケット型WiFiがあります。
こちらは新規申し込みなら端末代1円。
楽天モバイルは無制限。最大に使っても3278円と格安です。
さらに楽天モバイルはプラチナバンドに対応しておらず、対応エリア内でも繋がりにくい事があるのも残念な点です。
【全手順】ポケット型WiFiの申し込みから開通まで
1、ウェブサイトで申し込む
まず、ポケット型WiFiをオンラインで申し込みます。
WiMAX回線のGMOとくとくBBの場合、ポケット型WiFi端末とホームルーターを選ぶ事が可能です。
2、ポケット型WiFiが自宅に届く
早い所だと申し込んだその日に発送してくれます。
こちらはWiMAX端末とSIMカード。
SIMカードがあらかじめ入っている場合もあります。
3、ポケット型WiFiのスイッチを入れる
ポケット型WiFiの電源をONにします。
SIMカードが別に入っている場合は、電源を入れる前にSIMスロットへSIMカードを挿入します。
4、デバイスのWiFi設定からSSIDを探してパスワード入力で接続完了
ポケット型WiFiを接続したいデバイスのWiFi設定からポケット型WiFiのSSIDを探します。
SSIDを見つけたらパスワード入力でポケット型WiFiの接続完了です。
ポケット型WiFiの比較でよくある質問
ポケット型WiFiを無制限で使いたいけどおすすめは?
無制限で利用するならWiMAXのポケット型WiFiが格安でおすすめです。中でもプロバイダのGMOとくとくBBでは月額実質3713円(端末月賦含む)とリーズナブルです。
ポケット型WiFiのレンタルでおすすめは?
レンタルのポケット型WiFiなら5G CONNECT WiMAXがおすすめです。WiMAX回線なので無制限で利用できるのが魅力です。またクラウドSIM方式のポケット型WiFiも端末は無料レンタルです。
ポケット型WiFiで速度が速いのはどこ?
通信速度はWiMAXのポケット型WiFiが最大2.7Gbps(2700Mbps)と高速です。実測でも速いのでまずはWiMAXを検討するのが良いでしょう。
ポケット型WiFi、テザリングそれぞれのおすすめは?
ポケット型WiFiなら無制限で使えるWiMAXのGMOとくとくBBがリーズナブルでおすすめです。テザリングなら無制限で使える楽天モバイルがおすすめです。
ポケット型WiFiの比較まとめ
今回はポケット型WiFiを徹底的に比較してみました。
まとめると以下の通りです。
特に家族と同居していない一人暮らしの方ならポケット型WiFiだけで自宅の回線をすべてまかなう事も可能です。
テザリングや光回線、ホームルーターにはないメリットも多く存在します。
ホームルーターはWiFiの電波が強いのがメリットですが、少人数で使うにはオーバースペックな面もあります。
また、光回線は高速である一方で、工事に時間がかかる上に月額料金も安いとは言えません。
ポケット型WiFiの中で比較してみると最もおすすめなのがWiMAX回線です。
WiMAXはWiMAX回線だけでなく、au4G、au5Gに対応。通信速度が高速で無制限で利用できるのが魅力。
WiMAXプロバイダの中でもGMOとくとくBBなら月額実質3713円と格安です。
またテザリングをするなら楽天モバイルが最強です。
月額最大3278円で無制限。
無制限で利用できるエリアはWiMAXのポケット型WiFiより狭いですが、エリア内ならリーズナブル。
初期費用もないのでテザリング用に契約しておくと便利です。
ポケット型WiFiを利用するまでもないライトユーザーならテザリングという選択肢もありです。
ポケットWiFi(Pocket WiFi)はソフトバンク株式会社の登録商標です。
ソフトバンク株式会社の「商標・登録商標について」、特許情報プラットフォーム「J-PlatPat 」で確認する事ができます。